中学生のお小遣い

中学になったら小遣いをあげる、って
小学校の時にちらっと言っていたんだけど
結局、ゆとりありませんからってあげてなかった

今まで息子はお年玉を引き出し貯金して
ちょこちょこって使っていた

なんとお小遣い15,000円までＯＫの修学旅行では
お婆ちゃんから旅行用のお小遣いをありがたくいただき
お土産に“むらさき芋タルト”
何も要らないと言ってた私には
言葉を忠実に守り、何もなく
自分にはＴシャツを二枚買ってきてた

帰ってきてから
もっと買えば良かったかなって言いながら
残したお小遣いで
私への借金の残りを返済してくれた
（小遣いも上げてないのに
　彼が買いたい物を私が立て替えた場合には
“貸し”が成立しているって怖い親でしょう？！）
この借金は、らんま1/2のコミック本全巻を買ったときのもの

相変わらず我が家の家計にゆとりはないけど
毎月決まって収入があるってことの上に
正しい消費が発生するって
強く思い出したので
今月から
じゃじゃ～ん！
お小遣い月2000円
（おっ、母ちゃん。太っ腹！）

まず、小遣い請求袋を作り
その封筒を毎月私に手渡すことで請求
それにお小遣いを入れると
彼は中を確認し、封筒表のその月にサインをする
封筒で請求なき場合、その月を過ぎたら
その月の分の請求権を失う
ってな
勝手ルールを作って実施って
これは
今月はあげただの未だもらってないなどの混乱を避けるため
（って私の記憶が曖昧なもんで・・）

初めての小遣いを手にした息子
週末はいきなり買い物に行きたいと宣う

３ヶ月分の小遣いを投入して
欲しかったらしい小さなカーペットを購入
思い切り良いなあ～

こんなのは親が買ってやるものかもなって思いながら
いやいや、カーテンもベッドも勉強机も本棚も
必要だと思われる物は整っておるではないか
これ以上は装飾の範疇である・・などと
カーペットは買ってなかった

だから
彼が彼の小遣いで買う物には
基本的には何も言わない
相談されたら意見を言うってスタンスを決めた

彼の部屋は
好みのものが増えて
これでまた一層居心地良くなったようで
めでたし
めでたし

小遣いを
こんなことに使う中学生って
少ないかもなって
思いながら・・・