人生で道標となるものに出会う機会

読書が嫌いで無かった
高尚な本や難しい本は読み切らんかったけど
小学生の頃から
本はいつも身近にあった
そして
おりに触れて
迷うワタシを導き
落ち込むワタシを励まし
なくワタシを笑わせてくれた

息子にとっては
音楽がその役目を果たしているようで
方法は違っても
道しるべとなるものに出逢えて良かったと思う

いろんな人の様々な人生が本の中では展開されていたり
想像世界を広げてくれるし
疑似体験の可能性もある

で
息子に読書は良いよと話してみた

少し間をおいて
息子が言うには
受験生読書の時間はないなあと。
本を読むなら参考書や問題集だろう

怯まず反論しようとしたが
高校時代を思い返すと
あんなに勉強しなかったワタシでも
読書の時間は本当にとれなかった
誰でもいれてくれる大学に入学した時
これで好きに本が読めると思ったもんだ

確かに
受験が重くのしかかる高校生には
本を楽しむゆとりはないのだろうな

でも、その本の中に
受験のもっと先にある
人生への導きがたくさん散りばめられているのに
と思うと
残念でたまらない

中学生までに乱読しとくべきやったわ
とポツリと息子が言うんだけどね