生きてるだけでもうけもん♪Today is a Gift.

昨日は過ぎたこと、明日は未知のこと、今日はもうけもの、それらはみんな、神様の贈り物。
今日の想いを明日に繋げるために。

視覚障がい者と走るランニングはじめました

2017年06月23日 | 日記
昨年秋から私の趣味であるランニングがちょっと変わってきた
視覚障害のある方たちと一緒に歩いたり走ったりの伴走をする仲間になった
私たちの仲間はボランティアの集まりではなく
視覚障碍者と一緒に走ったり歩いたりするクラブ仲間だ

目のまったく見えない方や、一部視野の欠けている方
生まれつき盲目の方、病気で途中から視力を無くした方
一口に視覚障害といってもほんとうに様々なケースがあると知った

短いロープをお互いにもって
一緒に走りながら
少し前方の情報を伝えるのが私たち伴走者

あと5mで下り坂が始まる
坂の終わり
石の多い砂利道になる
右45度にカーブする
マンホールの蓋の段差がある
など
その都度、必要な情報を伝える

同時に
右に花壇があってバラの花が咲いている
前から子犬を連れた女性が歩いてくるので少し左によけていく
自転車が後方から来るのでいったん止まる
など
状況に応じた情報も伝える

今でも慣れてなくて
伴走をした後は一人でのランニングの数倍疲れる

それでも
教えてもらうことの多さに驚く

今まで
目的地があるから外に出て、白い杖を支えに出かけていたのが
杖を置いて、ロープで繋がって歩けること
走れることが本当に気持ちいいと言う
風や太陽を感じて歩けることがとても楽しいって

見えないということは
私たちが見えている以上に見えることがある気がする


私と走ったり歩いたりするブラインドの方たちは
本当にいい顔をしている
きっと想像できないくらい辛い思いを乗り越えて
卓越しているのだろうと思わされる

歩きながら走りながら私が自分の愚痴をこぼすと
「もっと楽に生きる方法を教えてあげる」とさりげなく言われる

ちっぽけな悩みの自分が恥ずかしくなる

ひとはそんなところで生きていないのだ
日向に顔を向けて生きなければ
生きていると言えないし
生きていけないのだろうと
思わされる

彼らと走るために
もっと自分もちゃんと走っていなければと
思うようになった

彼らと話すために
もっと自分はちゃんと生きていなければと
思うようになった

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