生きてるだけでもうけもん♪Today is a Gift.

昨日は過ぎたこと、明日は未知のこと、今日はもうけもの、それらはみんな、神様の贈り物。
今日の想いを明日に繋げるために。

阿波弁の“あぶらご”

2010年02月12日 | son
子どもの頃から、“あぶらご”って存在がどこにでもいて
そういう私も、幼いとき、
姉の友だちに混ぜてもらって遊んでもらうときは“あぶらご”扱い。

仲間はずれにしないで一緒に遊ぶんだけど
同じ扱いじゃない、一種特別扱いの存在。

息子の友だちO君は運動がまるっきりダメな少年。
走っても、歩く速さでドカドカと歩む感じ。
昨日、グループ対抗のドッジボール大会があって
そのO君が同じチームだった。
ドッジでも、ほとんど動かず
何となくニコニコ漂っていて
万が一ボールが飛んできても、
そのまま体で受けて(つまりは当たって)しまうらしい。
仲間はみんな、そんな彼を狙ったり当てたりしないように
暗黙のルールができているようだ。

それなのに、昨日のドッジ大会で
そのO君を狙って当てたヤツがいたと息子が呆れていた。
あいつにはプライドはないのかって。

そこで“プライド”という言葉が飛び出したのに驚いた。
O君はボールが当たると、その時点で全くゲームから外れてしまうから
一緒に遊べなくなるのを解っていて、しかも、誰かを当てると自分が
ゲームに戻れるとしても、必ず当たるO君を当てるのは最低やって
ことらしい。

当てた少年が運動部員とのことで、余計に怒っていた。

競争に勝つこと一番だと教えられてきていたら
“あぶらご”と遊ぶための遊び方など
考えることもしないのかもしれない。

で、その子たちには“あぶらご”って言葉は死語かもしれない。

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1 コメント

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あぶらご (いがちゃん)
2010-02-12 20:49:56
小さな兄弟姉妹がいる子たちは、目を離すわけにゆかないので、一緒にまぜて遊んでたのよね。それから、どっかに遊びに言ったときに、知らないゲームのルールを細かく説明するのが難しい時、とりあえずあぶらごになって、何ゲームかしてるうちに、細かいルールも覚えられるので、地域を超えて遊びに行ったときにもあぶらごルールは便利だった。
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