子どもの頃から、“あぶらご”って存在がどこにでもいて
そういう私も、幼いとき、
姉の友だちに混ぜてもらって遊んでもらうときは“あぶらご”扱い。
仲間はずれにしないで一緒に遊ぶんだけど
同じ扱いじゃない、一種特別扱いの存在。
息子の友だちO君は運動がまるっきりダメな少年。
走っても、歩く速さでドカドカと歩む感じ。
昨日、グループ対抗のドッジボール大会があって
そのO君が同じチームだった。
ドッジでも、ほとんど動かず
何となくニコニコ漂っていて
万が一ボールが飛んできても、
そのまま体で受けて(つまりは当たって)しまうらしい。
仲間はみんな、そんな彼を狙ったり当てたりしないように
暗黙のルールができているようだ。
それなのに、昨日のドッジ大会で
そのO君を狙って当てたヤツがいたと息子が呆れていた。
あいつにはプライドはないのかって。
そこで“プライド”という言葉が飛び出したのに驚いた。
O君はボールが当たると、その時点で全くゲームから外れてしまうから
一緒に遊べなくなるのを解っていて、しかも、誰かを当てると自分が
ゲームに戻れるとしても、必ず当たるO君を当てるのは最低やって
ことらしい。
当てた少年が運動部員とのことで、余計に怒っていた。
競争に勝つこと一番だと教えられてきていたら
“あぶらご”と遊ぶための遊び方など
考えることもしないのかもしれない。
で、その子たちには“あぶらご”って言葉は死語かもしれない。
そういう私も、幼いとき、
姉の友だちに混ぜてもらって遊んでもらうときは“あぶらご”扱い。
仲間はずれにしないで一緒に遊ぶんだけど
同じ扱いじゃない、一種特別扱いの存在。
息子の友だちO君は運動がまるっきりダメな少年。
走っても、歩く速さでドカドカと歩む感じ。
昨日、グループ対抗のドッジボール大会があって
そのO君が同じチームだった。
ドッジでも、ほとんど動かず
何となくニコニコ漂っていて
万が一ボールが飛んできても、
そのまま体で受けて(つまりは当たって)しまうらしい。
仲間はみんな、そんな彼を狙ったり当てたりしないように
暗黙のルールができているようだ。
それなのに、昨日のドッジ大会で
そのO君を狙って当てたヤツがいたと息子が呆れていた。
あいつにはプライドはないのかって。
そこで“プライド”という言葉が飛び出したのに驚いた。
O君はボールが当たると、その時点で全くゲームから外れてしまうから
一緒に遊べなくなるのを解っていて、しかも、誰かを当てると自分が
ゲームに戻れるとしても、必ず当たるO君を当てるのは最低やって
ことらしい。
当てた少年が運動部員とのことで、余計に怒っていた。
競争に勝つこと一番だと教えられてきていたら
“あぶらご”と遊ぶための遊び方など
考えることもしないのかもしれない。
で、その子たちには“あぶらご”って言葉は死語かもしれない。