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うつな母ちゃん奮闘記

うつ病の私と高機能自閉症のありち、元気な女の子ちなちょとお父さんの生活日記

いろんな先生に出会ったけれど・・

2012-01-03 07:33:51 | 自閉症

今朝7時、お天気サイトによれば気温は氷点下3度。

それほどでもないといえばないですが、それでも窓は結露が凍ってがちがちです。カーテンひいてないと部屋干しした洗濯物がくっついちゃいます                             

 

朝7時に屋外放送でチャイムが鳴ると「BSフジ!!」のために飛び起きるちなちょ。朝からお子様タレントが出る番組やら何やらやるわけですが、それがすっかりこだわりと化し、迷惑千万。

正月中は番組があるのかないのか知らないが、「今日はありません」の一言で眠りに入ってしまったので「やった」とばかりにひとりお茶する母であります。昨日の日記を思えば「ならば働け!!」なんだけどね

 

 

少し前の話になりますが、子供たちの個別懇談会がありました。

二人とも特別支援学級ですから、原学級の先生と支援の先生×2で先生4人と面談します。

ありちは6年生になって以来、ほとんど原学級には行かれていないので、当然原級の先生の話などそうそうあるものではありません。

原級に行かれなかったのは、荒れた学級のとげとげしい雰囲気の中にいることがつらかったからのようですが、担任様の努力もあり、だいぶ安定してきた様子。ありちも運動会や修学旅行では、いっしょの班のメンバーを工夫してくださり、参加することができました。

しかし、その班組みも、よく聞けば「クラスの子たちが誰とならありちがいっしょに過ごせるか、子供同士で話して決めた」のだそう。

これは、本当に涙の出る思いでありました。

4月には中学に行くのですが、その前にもう少し、学級に参加できたらいいと思い、「まずは大好きな理科から学級に戻れませんか?」と担任様に進言。「やってみます。」というわけで、2学期も終わるころ、久しぶりに原級の理科に参加できたそうです

 

特別支援の先生は、4月に交代があって以来、支援学級としては初めて父兄が顔を突き合わせて「この先生は困ったぞ・・・」とみんなでため息ついたり怒ったり。4人の子供たち誰も教室に近づけないという異例の事態を引き起こしたお方

 

しかし、こちらも母たちみんなで連絡帳やら何やらでそれこそ先生を「ほめてなだめて、その後にお願いごと」を書いて(申し合わせたわけでなく、自然とみんなそうなったらしい^^;)やっと落ち着いたクラスに」なりつつあります。

 

彼女は、ありちの話をしながら涙を流しました。「自分はコンサータを飲んでいるから普通の人とは違うんだ。」と友達に話しているのを目撃して切なくなったというのです。そして、ちょっと前にあった6年生の音楽発表で、ありちが見事にキーボードで参加できたとき「ありちは特別じゃない、みんなと同じだよ。」と言ってくださったとか。

ありちのことで涙を流してくださったことに母もさすがに涙でうるうるしました。

しかし、おそらくありちはマイナス感情で「自分は普通と違う」と言っていないと思う。色々苦労はあるけど、それでも自分の障害についてはそこそこ受け入れしているらしい様子でいるので。

「自閉症は自分の一部で、自分の個性。一生付き合う自分の一部である。」そのことをわかるという意味では「みんなと同じではない。」ありちは自分でもうわかっていると思う。だから泣かないでください。そう、先生にお願いした。

以前にも書いたと思うけれど、「障害が個性の範囲か障害の範囲か」ということで、親も周辺もおおいに振り回されるけれど、重かろうが軽かろうが、やはり障害は障害として受け入れられるべきで、「個性の範囲なら正常」とされたら「個性の範囲でも自閉症」の本人は困っていることがあっても気づいてもらいにくくなる。

障害そのものがその人の個性であって、障害のあることと健常の間に「個性の範囲」という言葉が存在することが・そもそもそもそも紛らわしいのではないかと思うこの頃。

ちなみにありちは高機能ではあるけれど、「自閉的」(自分の世界が強い)という意味では文句なく自閉症で、実は見た目以上に日常的な困難があることが、最近わかった。

けれど、卒業に向けた文集を、あの「書くことが大嫌い」のありちが、3時間近くもねばってわからない漢字を調べたり先生に聞いたりしながら書き上げたとか。

先生もいろいろ問題はあったけど、ありちに向ける視線がやわらかく、また養護学校を経験してきた経験がうまく生きてきているように思え、切り替えのタイミングもナイスな感じでまわっているようす(母がこんな生意気な話で申し訳ないですが)

やっと、卒業に向けていろいろ考えられる体制になったように思います。。。。。。と、こたろんが書くとそのあとに何か勃発するのが常ですが(汗

 

さて、1年生のちなちょは「個性の範囲」も何もあったもんじゃなく、自閉症が服着て歩いてるような子です

その上すっごい自由人ですので、まわりの苦労も絶えないのですが、こちらは原級、支援級、それに支援員さんの連携がばっちりとれているので問題は山積していても、それを「問題ととらえない」いい雰囲気があります。

「お友達の髪の毛引っ張っちゃうけどちゃんとごめんねが言える」とか、マイナスなこともちゃんとプラスに転換してほめてくれる先生とお友達がいることがちなちょの幸せ。

そういう方向に学級を引っ張ってくださった担任様、時々ちなちょの特徴をうま~~~く、学級に還元して関わってくれる支援の担任様、ちなちょに程よい距離感で、一生懸命勉強しながらついてくれる支援員さん。

養護学校でもおかしくなかったちなちょが今日まで学校で過ごせているのはこのお三方の連携のおかげです。

そして、ここは強く主張したいのは、障害についての知識だけでなく、ちなちょという子をしっかり見つめて必要なことは支援し、こここは強制してまでやらせる必要もないところはゆるめ、〆るべきは〆。

そのおかげでちなちょは思った以上に落ち着いて学校生活を送れている。

それを見ているクラスの子たちも、ちなちょがパニックしたらいたずらに騒がず見守るとか、ちなちょが支援に行きたくなくて大騒ぎで先生が困っていると「先生これ使いなよ」と支援級の写真カードを子どもが差出し、まるで水戸黄門の印籠をみたように「支援に行きます」とちなちょがいきなり切り替わった話とか、そういうことにつながっていっているのだと思います。

 

これまでに何人もの先生と出会ってきました。

押しなべて言えることは、あんまり真面目で「こうでないとダメ」な先生とはどうもうまく咬まない気がします。

それは自閉症だからとか健常とか、あまり関係なく、適当にゆるさというか、考えにあそびの部分があって、相手にアジャストできる先生、ようは臨機応変てことなんでしょうけど、そういう方に出会ったとき、子供たちがグンと伸びていくように思いました。

先生だって人それぞれですけど、本当の意味で「大人」の先生ってちなちょみたいな激しい子がきても「おもしろいねえ^^」と行動を楽しみつつ修正していける余裕がある、そこが「あそび」の部分なんだなあ・・・と思います。

 

そんでもって・・・・「お母さんが一番大変なところを引き受けてくださるから(余裕をもって)接することができる」・・・・・そう、母まで持ち上げてくださるので、母としては日頃やっぱり大変で、泣いてばっかりいてもこう言われればまた力が湧くというもの

おだてであっても本気であっても、そう言って日頃の苦労をねぎらってもらったら、そりゃあもう、涙のこぼれる思いです

 

ありちの原級担任様は、すっごい真面目ないい子先生です。昔の自分を眺めるようでありますが(あんなにきちんとしていなかったけどね^^;)それゆえに「こうあるべき」考えでかたまっているのだと思いますが、子供の気持ちを読み誤った結果、クラスが大変なことになってしまった・・・そんな印象があります。

こたろんだって、全然まだまだですが、でも、ありちの担任様を見ると「苦しいだろうなあ・・・」と思います。

こたろんもある意味ゆるみっぱなしだけど、その反面「こうしなくちゃ」の焦りがあるからこの頃の「掃除できなくて苦しい」日記になっていき、苦しいからますます身体が呪縛されたように動かなくなる・・・・システムとしてはそんな感じだと思います。

 

10月に、シャンソンとジャズのコラボコンサートをこたろん企画でしたんです(これは色んな物議を引き起こし、こたろん自身がまだ立ち直れてませんが)。

ここに、小学校の担任の先生きてくださいました。

こたろんが夏目漱石「坊ちゃん」を借りようとして「今のあなたが読んでも面白くないよ」とおっしゃった先生です。

今となれば、そう思います。

「くそまじめ」の異名をとったこたろんを、一番心配してくださった先生です。

 

久しぶりに大作を書きましたが、ちなちょが起きたのでこの辺で@9:05。

 

このごろ色々考えたこと、でした


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参観日がありました

2011-11-27 09:52:45 | 自閉症

さて、前述の日記のようなわけで、そこそこ忙しいのですが、昨日はありちの風邪をありがたく頂戴してしまい、微熱なれど気力がわかずにレッスン休みにしておりました。

それでもちょっとくらい掃除するつもりでいたのに、結局携帯電話よりゲーム機と化しているi-phoneでマッチスリー系ゲームをしているうちに眠ってしまうの繰り返しを朝から夕方までつづけ(幸いちなちょはあずかりに行けた)ありちに「午後2時30分です」と時報のマネされるのを「うるせー」と一喝しながらひたすら、眠り続けた一日でした。

夕方、ちなちょをお迎えにいき、子供たちと回転ずしに行き、「明日はドーナツ食べたい!」のリクエストに応えに某ドーナツ屋へ(とーちゃんいないとやりたい放題)。その帰り道、リニューアルした洋服の量販店へ寄ってちなちょに「ハム太郎の光るパジャマ」を買わされる大失態を犯してしまいました。(しかし、こたろんは復活した!)

ちなちょは帰宅するとさっさとお風呂に入ってさっさとパジャマ着て、布団の中に頭まで潜って「ひかってるーーーー!!」と感激しておりました(笑)

 

さて、先週は参観日でした。

ありちとちなちょふたりいっぺんで、一部屋とばした特別支援教室での授業を半分ずつ、見に行きましたが、「ありちの部屋にかあちゃんいるはず!」とわかっているのでありちの参観してると窓の外にちなちょが「おかあさん、おいで~」と誘いに現れて先生に連れ戻されるのを苦笑いで横目でみておりました。

ありちは、先の修学旅行のまとめをしており、先生がまとめやすいよう作ってくださったシートにいっぱい漢字を使って書けるようになっていました。

あんなに書くのがのが苦手なありちが成長しました。

学級もちょこちょこと「おいおい、それはかんべんしてください(ーー♯)な出来事はあれど、安定するようになりました。まだ、原級にはもどれないありちですが、やっと落ち着いて登校できるだけよかったです。一時はフリースクールも」考えましたので・・・(汗

 

ちなちょは、支援の先生とマンツーマンでした。「もちもちの木」の絵本を読んで、黒い画用紙に描かれた木に花を咲かせるのですが、「クーピーペンシル」を削ったのを散らして紙を二つ折りにしてアイロンをかけるとクーピーが解けて左右対称のきれいな花が咲きました

 

さて、そのあと、1年生のクラスでお友達のいいところ探しの授業をしているそうで、最後にちなちょのいいところ探しをしてくださるとのこと。支援の先生と3人で教室へ行きました。

授業はくじ引きで当たった人のいいところを発表して「誰のことを言っているか当てるクイズ」でした。

書く作業が入るとちなちょも難しいので途中参加となったのですね。

 

「じゃあ、ちなちょちゃんのいいところ、教えてください。」と先生がおっしゃると思いがけず「はいはいはいっ!!!」とたくさんの手があがりました。

そして、発表してくれたのは

 

 

 

 

 

 

 

 

「あさ、ちなちょがストーブのまわりの白い線の中に入っちゃいけない(あぶないから)のに入って先生が”ちーちゃんだめっ”と怒ったら○○ちゃんの髪の毛を引っ張りました。だけど、ちゃんと線の外に出られました。」

 

次の子は

 

「ちなちょちゃんは、みんなの髪の毛をひっぱたりたたいたり蹴ったりしてしまいます。だけどちゃんとごめんなさいが言えます。」

 

 

とのことでした^^;

 

 

 

 

感情が他人に向かってしまうちなちょですから、気持ちがつらいことがあるとほかの子の髪をひっぱるなどの行為に至ります。

入学当初、困ったことと対策を考える日々でしたが、お友達はその中にもちなちょのいいところをちゃんと見つけてくれている温かさが何ともうれしい参観日でした。

先生方の配慮の大きさを感じました。(ちなみにこの子は”ちなちょのお母さん、かわいいよ。世界で一番だよ、ほんとだよ、シールあげるね、”とこたろんまでほめてくれる

 

 

クラスでは毎日帰りの会に「よかったこと」を発表するそうですが、この授業でちなちょも手をあげ「自分のいことをいうのか?!」と思ったら、「今日、しょうちゃんが給食を残さなかった」ことを一生懸命発表しました。

ちなちょはしょうちゃんが大好きで大好きで「結婚する」とまで言った子です。

毎日帰りの会でちなちょは手をあげてしょうちゃんのいいところを発表するのだそうで、このときも帰りの会と間違えたんだろうけどね。

 

そんな話を参観にきていたお母さんに話したら「しょうちゃんてどの子?」という話になり「あの子だって」というと「なんか貴公子だね、優しいってうちの子もいってるわ~」とにわかに小学1年生相手に浮足立つ母たちでありました


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母が4人集まって

2011-06-10 05:16:35 | 自閉症

1週間丸ごと欠席したありちです。

今週は月曜日の給食から登校、火曜、社会見学、水曜、給食登校、木曜、母送りで登校、とぼちぼちと学校へ行き始めました。

原学級の問題(一部の男子が先生への不信感から授業ボイコットで教室の後ろで遊んでるとか^^;)は当分解決のめどが立たないので、ありちには支援のみで過ごすように言い、支援の担任様にもそのようにお願いしました。

「どこで勉強したいか」の選択は今はなしです。

 

ちなちょは、このごろ学校で「いやです」を言うようになったとか。

「ちなちょちゃん、教室掃除してください」と先生。

「廊下がいい」とちなちょ。

「では、廊下の後、教室してください。」

「やだっ!!!!!トイレっ!!!!!!」

トイレに飛びこみ、別におしっこでもなく、頭抱えてしばらくすると出てきて廊下そうじ、教室そうじ(おそらく雑巾で10回ふくとか、そんな感じ)をしたそうです。

やだといっても、場所を移してちゃんとクールダウンしながら、先生いわく「しょうがねえ、おばさん(先生^^、)のいうこと聞いてやるか」と思いなおしたのだろうと(笑)

なかなか見事なコンビネーションです。

 

 

 

さて、先日の支援会議で問題となったありちのクラス。

 

支援級に行けてないのは実はありち一人でなく、在籍している4人が4人、みんなアウト。

全滅であることが判明した。

 

6年間ありちが通っている中でこんなことは初めて。

 

先週から電話やメールでお母さんたちと連絡をとり、その間に改善した部分もあるようだけど、「一度集まりませんか?」と呼びかけたところ、母ちゃん4人、昨日こたろんちに集合した。(おかげで家じゅう掃除してなんだかちょっときれいになったこたろんちです^^;)

 

話をまとめ、問題を明確にするためにお子さんひとりひとりのことで話をしていきました。

すると、いけない理由は実にさまざまで、そこは100人いたら100種類の症状がある自閉っ子。

みんな別な事情を抱えて支援に行かれない。

みんな事情が違うのに、無理に「みんな同じ視覚支援」で画一的にしているのでそれぞれの事情に合っていないのではないか?ということが浮き彫りになりました。

スケージューリングひとつとっても、「絵カード」がいい、「文字がいい」「長すぎる」「4人分まとめて一日のスケジュールがならぶとわからなくなてしまう(見えすぎ)」などなど。

それぞれにわかりやすいスケジュールの作り方があるのだけど、「絵カードがわかりやすいから絵にしなさいよ。」と「字だけでいい」と主張するお子さんに言ってみたこともあるとか。(先生が)

みんなが「絵」がいいかといえば、それは違うのだけど、どうしてか「みんな絵がいいはず」との思い込みがあるみたい。

 

加えて、ただでさえ意思伝達の難しい子たちの話を聞くのに実に中途半端に話を聞いて「わかった」つもりになるそうで、子供が話をするのをあきらめるケースもかなり・・・これは支援の先生だけでなく、学校全体を見渡す必要ありですが・・・だから、子供が話すのをあきらめてしまって本心が伝わらないままに流れてしまうとか・・・

 

 

10時半に集まり、お茶だけでお昼を忘れて母ちゃん4人、真剣に話ました。

世間話もほとんどなしで、気づいたらお迎えの3時。

すきっ腹抱えてお迎えに走った母たちの気持ちを、なんとかまとめて学校へ提出する予定。

 

かつて、支援の親が集まったことは一度もなかったけど、今回はたまたま、横のつながりが強く、たまたま、自宅での支援に取り組む母ちゃんが集まったので実現した。

 

この思いを、学校が受け止めてくれることを願うのみです。


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家庭訪問に支援会議に・・・

2011-05-31 10:39:00 | 自閉症

長らくご無沙汰してしまいました。

先々週の日曜日に実家の田植えがありまして、恒例の苗床洗いをしたばかりなのに梅雨入りだそうで

たいして暖かくもならないうちに雨でのせいか、お日様が恋しくて体調悪いこたろんです

今日は中休みで晴れておりますが・・・今年はどんな夏になるのやら

 

ちなちょ入学から2か月。

今年は5月に家庭訪問で、ちなちょの原級担任様、支援の担任様、ありちの支援の担任様の3名様がおいでになりました。

うっかり歩けばケガする勢いのこたろんちの床の上ですので、玄関脇のピアノ教室に使っている部屋でお迎えしました。

翌日支援会議の予定があり、わざわざ家庭訪問しなくてもいいのでは?と進言しましたが、それはそれです、と教頭先生に却下されました

 

家庭訪問は、別にどうということはなかったです・・・こたろんが掃除しなくちゃいけないこlとを除けば・・・

 

問題は翌日、支援会議でした。

ありちとちなちょ、2人おりますのでメンバー交代しながら2人分一日で行いました。

今回、画期的だったのは、ちなちょの支援員さんが会議に出席されたこと。

普通、勤務時間の関係だなんだといって支援員さんは会議のメンバーにお願いしたって入れてもらえません。こちらから要請したわけではなかったのですが、コーディネーターである教頭先生が「勉強になるから」と出席させてくださったとか。実にナイスな配慮です。

また、今回初参加はいつもお世話になる預かり施設のスタッフお二人。

支援のプロの意見、しかもおひとりは自閉傾向のおじさんなので、この二人の援護射撃は素晴らしかった

 

 

 

まずはちなちょからでしたが、こちらは支援のM先生の観察力と行動力の賜物で、毎日母と原級と支援員N先生の話を聞きつつちなちょをうまくあやつって(?!)くださる。

まだ疲れるとときどき「自主休校」なさるちなちょではありますが、それも「自己調整」の範囲で復活すれば翌日は学校に行きます。

クラスのお友達の髪を引っ張るトラブルが頻発していますが、学級のほうも落ち着いたもので、そのことで大騒ぎになることもない様子。

また、預かり施設の方がちなちょの支援に関する資料を作成してくださり、「騒いだら言うこときいてもらえる」「叩いたら相手が言うこときく」などの誤学習をさせない方法など、紹介してくださいました。(応用行動分析)

ちなちょの行動をよく見て、とにかくさきまわりして動いてくださる支援のM先生にはこのスタッフも脱帽しておりますが、こちらは「ありがとうございます」とお礼を申し上げてしめることができました。

現在はちなちょの支援にみんながかかわれるように、関わる人みんなで書き込める支援シートを作成中です

 

 

さて、問題はありちです。。。

 

不安発作に未だ悩まされるありちの様子を、まずは話しました。

すると、原級担任Y先生が、「学級の雰囲気がよくなくて、ありちが大きな声で発言したりすると”声でけーーんだよ」という声が飛ぶのだとか。

昨年度から学級が不安定であることは知っていましたが、そこまできたか・・・というところで・・・

ありちも、ここに至るまで比較的理解ある安定した学級の中で過ごしていたのだけれど、にわかに学級で自分も言われるし、担任Y先生と同級生がケンカする場面もある状況に身をおくこととなり、どうやらそれが不安の原因の一端を担っていることがここで初めてはっきりしました。

 

また、今年度から支援の担任が交代し、養護学校からいらしたH先生となりました。

昨年度最終の支援会議で「ありちは支援学級のほうが安心できるので、原級へは基本的にいかない」方向で話しはまとまっていました。

が、5月に入ったころ、「いや、ありちくん、原級へ行ってます。自分で今日のスケジュールを選んで自分で原級へ行くと言って言っています。」との話を聞き、「へーー、原級でも大丈夫になったのか?」と実にのんきな母でした。

 

ところが・・・・・支援会議前からありちの雲行きが怪しくなってきて、学校へ行かれない日が出始めた・・・

「おかしい・・・なんでだ?もう学校だけでは限界か?支援会議で医師を交えた会議を開く提案をしよう」と決意し臨んだ今回の支援会議でありました。

支援のH先生は、ありちが朝、どういう風にスケジュール選択をしたかの記録をすべて残してくださっていました。

そこではっきりしたのは

国語・算数 以外の教科はきれいに全部原級を選択している

 

ありちはもともと国語と算数だけ支援で後は原級のパターンでおりましたので、パターン通りに選択していて、そこに自分の意志は反映されていないのではないか?と、養護学校の相談員の先生の意見。

はたして、帰宅後、ありちに「原級はクラスの子たちが荒れててつらいか?不安の原因はそれか?」と問いかけると「お母さん、なんでわかたのっ!」と。さらに、朝のスケジュール決めも「いやだけど、体が勝手に選んじゃう・・・」とのこと。

 

いずれにせよ、学校の先生だけでは彼の心理面まで読み切れないのでは?の想いで、医師を含めた支援会議をあらためて設定してくれるよう、要望。

 

昨日、ありちの診察があり、その件についても(すでにコーディネーターさんから連絡済み)話したが、医師が小児科から心療内科に移ってまだ間もないことで提供できる情報も少ないので、もう少し本人の様子をみて、学校とも情報交換が必要というのが医師の判断。

そりゃそうだ、とうなずいて聞いてきた。

 

このごろ、ありちに「4コマ漫画」で日記をかかせている。

毎日はかけないけど、書けばけっこうおもしろいものができる。

それを医師にみせたら「こうやると自分のことが言えるんだねえ。」とコピーをとった。

 

医師に言わせれば「ぼうや(とありちを呼ぶ^^;)に専門の先生がついてくれるのが一番いいけど、お金がかかるからダメなんだよな。でも、そうすることが特別支援教育ってことなんだけどなあ・・・」とぶつぶつとつぶやいていた。

 

一人のための先生なんて、そんな贅沢な話はないかもしれない。

贅沢にみえるけど、必要なんだろうね。だって、スタートラインが違うんだもの。健常者と同じである必要はないけど、障害があっても充実した人生を送る権利はあるはず。

大げさにいったら「みんなに文化的で~」て憲法ならもうちょっとなんとかなってもいいよなぁ・・・とも思う。

 

とりあえず、ありちは昨日も今日も欠席で、今朝は起きてごはんも食べたけど、また深く眠っている。

精神面の疲れをいやすには寝るのと聞いてもらうことは大事よね。

 

今週は思い切って、心おきなく学校休んでもらうのも手かもしれない。

 

来年は中学生ですから。

 

小学校の最後の一年、楽しく充実させてあげたいよね。

 

 


 

ひとつ、預かり支援のスタッフの方が主張なさったこと。

「自分を理解されない中にいるからつらくなる。理解されないから暴れたくなる。」

 

支援施設にきているお子さんで、すごく荒れている子がいるのですが、ありちの支援の担任様が、ありちの担任になる前に担任していたお子さんだとか。

施設のスタッフはそのことを知っているから、そこで主張なさったのだと思う。

また、主張したご本人も自閉傾向でLDなので、ご自分の体験もおおいに含まれたものと思う。

 

障害のあるなしにかかわらず、すごく大事で心に響く言葉でありました。

 

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りっくんの風景

2011-04-05 13:35:43 | 自閉症
今日、一足お先に入学式だったりっくんです。
ご近所でこだわりのこいのぼりがあがりはじめ、毎日眺めてるんだって。
妹はちは今年度勤務する学校が変わって新しく支援員としてつくお子さんの顔合わせに行きました。

それにしても風が冷たい‥
いつまでここにいるのかなヾ(^_^;

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ちなちょ 卒園

2011-03-26 17:37:15 | 自閉症

                               

先日の日記の通り、ちなちょの卒園式が終わりました。

終わってからも30日までは保育をお願いできたので引き続き登園はしますが。

 

卒園式は1時間以上に及びました。

保育園の卒園式としてはかなり長い。。

 

先生から「ちなちょがいられなくなったらいっしょにいてもらうかもしれませんが^^;」と言われておりました。

それはそれでわが子の卒園式をすぐそばでみられるので「特権特権^^」とうれしい母です。

 

けれど、この日、母は先生に呼ばれることなく、終始父兄席におりました。

ちなちょは最後まで、自分の席にいられたからです。

 

先生がお気に入りの本をわたしておいてくださったとはいえ、これは快挙です。

卒園証書も、ちゃんともらっておじぎして、母に渡して「お母さんありがとう」と言う、という段取り。

ちなちょはふつうに園長先生から証書を受け取り、母に渡し、「おかあさん、ありがとう。」と言いました。

「ちーちゃんよかったね。おめでとう^^」というと、にこにこしながら自分の席へ戻っていきました。

ここで母にぶらさがってしまうかと思ったら、ちゃんと座席にかえっていきました。

本当に、成長したんだと思います。

 

よびかけ、ちなちょのせりふは「おべんとうおいしかった」でしたが、そのあとに何やらごちゃごちゃと付け加えがあり、先生が「ちなちょ、あんなにいっぱいしゃべれたのね^^;」とおっしゃっていましたが、ひとつ保育園で覚えるたびに、家で模倣しては新しい遊びにつなげていくこのごろのちなちょでありました。

 

 

式の間は、涙なかったこたろんです。

前日から泣いていたのに、当日は涙が出ないなんて・・と思っていました。

 

けれど、お部屋にもどり、記念写真を撮り、「ではさようなら」して、加配の先生に「ありがとうございました」と言った瞬間、一気に感情がこみあげてきて、先生に抱き付いて泣いてしまいました^^;

もう、「号泣」でした。

 

ちなちょの加配の先生だったけど、自分もいっしょに支えられていたんですよね。

だから、先生に対して涙が出たのだと思います。

 

後日、園長先生にもご挨拶に伺いましたが、とても暖かい方で「お母さん、ずっといっしょだから^^」と手をとってくださって、また泣いた母であります^^;

 

ちなちょは3年ちょっと、保育園にいました。

その間に園長先生が3人、加配の先生も3人、担任は4人、かわっていきました。

 

今年は、実に「ゴールデン」コンビであり、トリオであり、アイディアと大きな包容力と、大胆な発想でまさに「手のひらで転がす」ようにちなちょを育ててくださいました。

子供を育てるのって、観察・直観・さじ加減 なんだと教えられた担任様と加配の先生でありました。

 

ずっとずっと、このゴールデンコンビにみていただきたいと、本当に思いますけど、ちなちょも成長するし、ね。

かつて、ありちが小さいころに某音楽教室のグループに「ひとつ下のクラスにいれてもらえないか」とお願いして断られましたけど、発達段階にあわせてそういう風にできたらいいのになあ、と密に思ってみたりします。

 

年度末の30日まで、保育は継続していただくようになっているのであと数日登園します。

ちなちょにはカレンダーを使って「保育園さよなら」の日を教えてあります。

そしたら、本当に保育園にさよならして小学生になるんだね。

 

正直いって「そんな恐ろしいこと^^;」です。

けど、時間は止まらないので・・・

 

覚悟して小学校へ送り出さないとね

 

コサージュ、保育園の庭の花を先生がひとつひとつ手作りしてくださいました。

 

年長さんの一年は、ちなちょがすごく育ったのが目にみえて、そしてとても暖かい気持ちの一年でした。

先生方に、心からありがとうを言いたいです。

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頭いてぇ・・・

2010-10-22 13:00:57 | 自閉症
この季節になりますと、こたろんの「検索キーワード一覧」は「くりたけ御飯 レシピ」一色に埋まるようです

このごろ毒キノコの事故も多いようですので、ぜひぜひお気をつけ願いたいと思います。



さてね。




昨日、養護学校の一日体験入学に行きました。


今日は、小学校の支援級に1時間、学校の様子を体験したちなちょです。



養護学校では、ちなちょは生き生きとする場面がある反面、朝の集会ではダンスで流す曲をルーレットで決めているので次にくる曲が決って自分で安心できる曲であると確認するまで外でそーっと眺めているちなちょでありました。
「かえるのみどりちゃん」と「あんぱんまん」がどうやらダメなんですねえ^^;

当日は一人に一人、先生がついてくださいます。

そこはさすがに養護学校です。
その、ちなちょについた先生との個別相談がありました。

こたろんは、まだちなちょの行き先を決めてないです。
この、体験が終わってから考えよう。見なきゃしょうがない、体験しなきゃしょうがない、そう思ってがまんの子してました。
学校揺籃の説明も聞き、学校でのカリキュラムの説明も聞きました。

養護では一週間のカリキュラムは毎日同じ時間組みの中で帯状に組まれています。
その中で学級での活動があり、生活単元学習、個別指導の時間。。。お勉強。。。が組み込まれています。

このお勉強がネックで「一日15分」

単純にお勉強といっても、やはり個別指導ですから国語ならちなちょのすきな絵本を選んで平仮名をならうとか、教科書になるものは様々だそうです。

そこはいい、素晴らしい。
しかし・・・・15分。
ちなちょが療育で学習らしいことに集中するのは大体15分くらい。
でも、それはいっぱいいっぱいになtっちゃうから、たとえばひとコマ10分でつかれきる前に切って後でもう10分で2コマとか、できたらいいのになぁ、学年があがればもっと集中できるかもだから、もうちょっとできるかもしれない。けれど、この時間が6年生になるまで変わらないのがミソ。

学習より、自立した生活のほうに重きを置いているんだろうけど、現在のちなちょの様子から、ずっとそれでいいかといえばそうでない気がする。




今日は、小学校の支援学級へ。
ちなちょがお料理好きということで、餃子のかわを使ってピザの作成。

先生が課した最大の課題は「1回目は自分達が作ってお客さん(こたろんたち)にたべてもらい、2回目は自分たちが食べるといこと。
食べる=命のちなちょにそれができおるのか・・・・できました。
ちゃんと自分の食べるときが入っていた様子。

初めてのクラスなので完全に硬直状態でしたが、ケチャップをぬる、野菜をのせる、などの作業、一回目は教わりながら、2回目は自分でできました。

何の問題もなくすごしましたが、明らかに緊張している様子が手に取るようでした。


その後、クラス担任と短い懇談の中で、「例えば今日みたいな活動なら全然問題ないです。
運動会のハタ拾いの練習を見ましたが、イヤーマフで自分の世界に入って動き回って先生が追い掛け回す姿がありました。

養護学校のような帯び状態でない毎日変わる活動内容については加配の必要を感じますが、それは必ずつくとは限りあませんが・・・




こたろんの頭のなかは、今、ちょっとだけ養護学校より。
小学校はもう一度体験させてもらう約束をした。
養護学校は進路に関する教育相談をしりことにした、




ここ数日、肩、首のこりでひどい頭痛。
鎮痛剤でどうこうできない痛さで、これ書いたら朝予約したマッサージに行く予定。
明日も小学校参観日だし。






昨夜、ちなちょが夜中に号泣して起きた。
このごろプリキュアの生地をしいて寝るのがお決まりで、そうしていたのだけど、「なおして、なおして、」というのでいつも通りにすると「だめ、なにやってんの」と怒られるだけ。

そのうち母のヒザに突っ伏して落ち着いているので、「いっしょにいsてほしいのか」思い、毛布一枚かけ、お父さんが枕くれて隣の部屋でちなちょとふたりで眠る。

夕べはほんと、大変だった。


そしたらお父さんが「おれ、こんごからうんこ手伝うわと。
このごろちなちょ、一日に7回8回パンツにウンチもらすのだけど、おしりふくのがとにかく大変。
パンツ洗いもだけど。


お父さんはうんこパンツは洗えないからだなのだそうで、今まで手出しすることはほんんどなかった。



だから「うんこ手伝う」のことが、なんだからずしんとひびいてこたろんは涙がとまらなかった。


嬉しいんだか、今までの大変が一気にふきでてきたか・・・・

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養護学校体験入学

2010-07-09 09:58:29 | 自閉症
今朝、ありちがキャンプへでかけ、やっと荷造りの恐怖から解放されました

でも、帰宅したら今度は荷物をしまう場所もことでなやまなくちゃいけない・・・・想像するだけで変になりそう(@@;
まずはありちが楽しめることを祈るばかりですが。


さて、昨日、ちなちょを連れて養護学校の体験入学へ。


加配の先生にも同行していただいて担当してくださる小学部部長先生と、ありちがお世話になっている教育相談のI先生のもとへ。
朝、いつもより出かけるのが遅いことにしびれを切らしたちなちょが「おかあさ~ん、きょう、○○保育園(必ずフルネーム^^;)いくぅ?」と聞くので、「今日は△養護学校へ行きます←自閉っ子に説明するときはなぜかですます調になる不思議」と言うと「がっこうがっこうがっこう・・・・・・」とクチの中え反芻しながら嬉しいちなちょでありました^^。



到着して、玄関を入り、先生にご挨拶していると、ちなちょが両耳に指を突っ込み泣きそうになっている。
「んーーーーーーーー???」


普通の人間は意識しなけりゃ意にもとめないが、ここは養護学校。
あちこちから泣き声やら奇声が飛び込んできていた。
「あ・・・・イヤーマフ、忘れた・・・・」

なのでちなちょの両手はずっと耳にくっついたまま、クツをぬぐのもままならない状況に・・・・



はじめっからこれでは困ったぞ?!と思いつつ、部長先生に続いて校内の見学などするのだけれど、どこに行ってもちなちょの指は耳からはなれず「かえるぅ~~~。・゜゜ '゜(*/□\*) '゜゜゜・。うわぁ~ん」と地面踏ん張っちゃってまあ大変。

養護学校だし、少しはイヤな場所をはぶいてくれるかと思えば意外とそうでもなく、とにかく「今日見る」予定のコースは決して外さないのね(^^;




教室をのぞくと、どこにでも誰かしら知り合いがいました。
先生であったり、お子さんであったり。


ありちの小学校から途中で転入した人もいるし、普段利用している施設の友だちもいる、バリアフリー音楽サークルのメンバーもいる。
あちこちで「あ~~~、どうしたのぉ~」「ちなちょだぁ~」とお声がけいただきなかなかにぎやかであります。



途中からいらしたI先生はちなちょを見て「ありちくんの妹さんね~^^。ヤダっていえるんだぁ~^^。」と。
自閉ちゃんが「イヤ」を言えるおは大事な能力です。

プレイルームで遊ばせていただいたちなちょは、部長先生にまわるシーソーをぐるぐるまわしてもらってご満悦。
先生が「私も乗っていいかなぁ?」と聞くと、「座らないよ。」と言い放って、それより早くまわせと言わんばかりにシーソーを指差していた(--;

「じゃあ、こっちにぶらさがるのどうかなあ?やってみる?」と下にマットをしいてくださったのに「やらない。」と切って捨てた

そうだよ・・・・・ちなちょって、こんなやつなんだ・・・・


プールの日だそうで、プールを見に行くという。
「あ・・・イヤな予感・・・・・」


案の定、プールを見たとたん、服を脱ぎだし「水着っ!」「ないよ。」「じゃあ、プールはおしまいだね。(涙声」「そのとおり。アンタはみるだけだよ。」「。・゜゜ '゜(*/□\*) '゜゜゜・。うわぁ~ん かえるぅ~~~~~っ!!!!!!」

早々にプールを後にする。

体育館での朝の集いも、さいしょは広い場所で走り回ってご機嫌よかったけど、そのうちちなちょの嫌いな「かえるのみどりちゃん」という曲が流れたら、飛び跳ねるように外へ飛び出し、耳を押さえてうらめしい顔でこっちを見る。


どうもこの聴覚過敏のおかげでできないことが山積みになってしまうこのごろのちなちょです。




部長先生との教育相談の中で、実際ちなちょをありちと同じ小学校へ入れるか養護かっていう選択を何を基準に決めるかっていうのはやっぱり支援の内容と、この後ちなちょがどこまで伸びるかってところだとは思う。
今のちなちょはスポンジみたいにいろんなこと吸収している時期なので、最終決定の11月ぎりぎりまで様子をみるかもしれない。

何しろ、小学校の支援学級は1クラス8人までで、それ以上になると2クラスに分かれるのだけど、まかりまちがって7人8人の学級になってしまったら、ちなちょを見てもらうには人数が多すぎる。
ありちの支援の担任様が「個別指導は4人が限界」とおっしゃるように、そもそも8人までOKっていうその基準の根拠が知りたいくらい、自閉っ子に集団はつらい。


現在の養護は小学部1年5人に先生2人。4年は8人に先生3人とのことで、当然ながら普通小学校よりは手厚い内容。
一日のカリキュラムもゆったりと組まれていて、居心地という意味ではこっちのほうがいいんだろうと思う。


普通学校に何を求めることができるか、普通学校に行かせるメリットデメリットってなんだ?養護の場合は?



そんなことを、もう何回か見学させていただけるようお願いして、また考えていくしかないね。




頭痛いわ・・・・・・
コメント (2)
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先々を考えることもある

2010-05-11 22:44:01 | 自閉症

こたろんは、ありちとちなちょのオシリがうらやましくて仕方なく、
「ありちい。。。いいなあ、おしりぷりぷりだね。お母さんのと交換するか。」と持ちかけると「ウチもお母さんのバカバカしい垂れたオシリがうらやましい」と言いおった

このごろのありちはなんでも「バカバカしい」がすきで、「バカバカしい人になりたい」と言っているわけだけれど、だからって母のオシリがバカバカしいとはうまいこと言ったものである。



どうもここしばらく、2キロほど落とした体重が戻ってしまいまして。。。そのせいかひどい腰痛にガマンならず、しばらくご無沙汰していた鍼灸師にガッツリと鍼をうってもらってきました。
なんとか体重を落とさないとヒザまでいったら大変なんだとわかっているわけですが・・・


薬の副作用を差し引いてもなんだか糖分ばっかりになってしまって「もうヤメタイっ!」と思うのにナゼかそちらに走る自分・・・・ほとほとイヤになります


季節のすぎるのは早いといいますか、明日はありちのケース会議があるわけですが、昨年度末はあまり気にしていなかったけれど、ありちも5年生なのでなんだか「中学」が頭をよぎるようになった母。
クラス替えが2年毎にあるので、5年6年の2年間が最終決戦という気分になるのかもしれません。

昨年一年は学校へ行くこともやっとやっとだったありち、年度明けに一度学校を休みましたが、以後は2時下校は継続ながら、いいペースで登校できています。
そうなりますと、親は欲も出るけど中学行くまでにこれでいいのか?な不安もあおられます。

先日、めったに見ないありちの学校の教科書をみて、「うっ・・・・・」と思った。
算数に関してはとくに、ありちは掛け算と割り算を行ったりきたりしながら「まずは自信をつけましょう」ときたわけだけど、なんだかそこから抜け出せずにおり、また、計算なんてできただけではダメで、やっぱり生活の中で利用できなければ生きる力にならないと、これは支援施設の方の言葉。

そういう意味でもただ計算しているだけでいいのか?このままでいいのか?と、支援の担任にぶつけてみた。
するとそこはちゃんと考えがあったそうで、ありちの場合は系統的にモノを覚えるほうが得意そうなので、このまま計算については5年生のうちに6年までのをやってしまいたいと思っているとのこと。
なるほど。。。。あちこちしないほうがありちとて迷わないし忘れないうちに次へ進めていいかもしれないと思う。

ありちの記憶の特徴をしっかり把握しているんだなあ、とこれはすごいぞ!と聞いてました。
なんでも専門が数学と特別支援なんだそうで。
そういうとすっごいかしこそうですが、実際かしこいのでしょうけど、スケジュールの覚えの悪さはこたろんとハッケヨイでいつも「今度の参観日は何日の何時」とかいった情報のガセネタをこたろんに植えつけるのはこの先生だったりします。(母も確認しないから・・・


明日のケース会議は原級の先生は変わったばかりで初参加、学校コーディネーターの教頭先生も変わって、さて、どんな調子になるかわかりませんが、普段の連絡帳で少々の布石をうった(つもり)の母、外部のコーディネーターさんには「まあまあ、穏便にしてくださいね」と言われつつも、気になることはしっかり書いてきたので、そのお返事がいただければいいなあ、と思っています。

残りの2年、せめて後2年は、もうちょっと勉強できる環境にしてほしいと、そう願うわけであります。




そして、年長さんになったちなちょ・・・

年長になったらとたんに「来年は小学校じゃん。。」とイキナリ現実的に感じる母。


こたろんは、普通のお子さん育てたことがないので、よその同い年の普通のお子様をみると、「すっげーーー、そんなことできるの!」と感嘆してしまうことがけっこうある。
ピアノ教室で同じ年代のお子さん、過去と現在あわせてもかなりの人数をみてきているのに今さらのようにそう思うのだけどね。

先日スーパーで、1,2年でありちの同級だった子がお母さんのお使いで貝割れ大根買いにきてこたろんの後ろに並んだ。
「あれ、Kくん、おつかい?」
「はい、そうです」

けっこうな暴れん坊だったその子のしっかりした受け答えに「これが5年生かあ
妙に驚きましたが、そういう意味ではちなちょは言葉も自発的なことはそこそこ言えるようになりはじめているけれど、やってることのすごさったら「あなた、本当に来年小学校に行くんですか?」と何度も何度も聞いてしまうというかなんというか


だって、ありちの学校の知的障害クラスを見ても、ここまですごい多動っ子はちょっといないぞ?!と思うわけで



こういうことは、比べてどうこうという問題でなく、あくまでもご本人さまの成長具合、能力程度との相談であることは百も承知していても、やっぱりちなちょをみると思わず「君、学校いくのかい」って思わず言っちゃうよね。

「後1年あるからまだ伸びるよ^^;」


「このこ、自閉症だからなあ。。。。」
「大丈夫だよ、みんな同じだって」


同じではないよね。
どう積極的に考えても、同じではないよ。


そんな感じに
皆様おっしゃいます。


おっしゃいますが、こちらは後一年、一年でそんなに劇的に変わるのか・・・・・・乞うご期待(  ● ____ ●  )・・・・・・のちなちょです


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発熱の原因

2010-05-07 05:51:36 | 自閉症
一転、涼しい朝です。

昨日はかなり暑くて5月としては過去最高だったとか。
それがこの涼しさでは身体がついていかなそうです


このごろ、ゴミだしのある日はありちをたたき起こして「いくぞっ」といっしょにつれていきます。

とにかく朝の起き抜けが悪くて仕方ないので、目覚ましがわりに強引ですが、つれていきます。

基本的に低体温なので朝の寒さは相当からだに堪える様子。
冬、布団の中でもありちの足にさわるとこっちがとびあがるほどに足が冷たいんです。
この歳で末端冷え性って話でもないですが、変温動物ありちなので周りが寒いといっしょに体温さがっていくみたいです。

なので、朝のゴミだしは寒いけど、コンビニに寄ってあったかい飲み物買って、それを抱えて帰宅する・・・青白い顔が赤身がさすようになります。

朝日にあたるのもいいかもしれません。




さて、昨日もやっぱりゴミだしに行き、まだ6時半ですから気温が低いので寒いありち。
けど、日中はかなり暑くて母も半そで、ちなちょは半そで短パンでした。

ありちは寒がりなのを考慮で薄い長袖で登校していました。



2時お迎えに行き、「今日は暑いなあ・・・明日は気温が8度から10度さがるってさ。」というと、ありち「じゃあ、18度になるってことだ」と・・・・・いや、そうじゃなくて、今日の気温から10度さがるんだからと引き算。

「よかったぁ^^。今日はめちゃめちゃ暑かった。」と、冬中冬眠しそうなくらいだったのに涼しくなるのが嬉しいらしい。


そのうち、「頭がいたい。。。。」熱をはかると37.3度。
風邪か、久々の学校で知恵熱か?と思ったけど、その後ちなちょを預けた支援施設で「急に暑くて体温調節できなかったんじゃない?」と言われて「な~るほど」と思う。


たしかにそういうこともあるかもしれない。


風邪の割には熱も上がらないし今朝は冷たい顔して寝ているもんね。


ホントの原因はわからないけど、暑さに負けたと思えばそうかも知れないと思いました
コメント (2)
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