ふくいんちょのつぶやき

山形県 米沢市 笹生歯科医院 副院長Kazuyoshiの
日常を通してのつぶやき

凍える日

2008-05-29 21:25:36 | 日常
昨年のニュースですが・・・
 
ガソリンは高騰が続きますし、灯油も。。。
いまから冬が心配です。
岩手には長くいましたから、冬のその寒さはよ~く知っています

原油高騰 国民を凍えさせないで

 

 ガソリン価格がついに1リットル150円の大台を突破した。石油情報
センターが調査した全国小売価格。調査開始以来の最高値を更新した。県
内でも148円台となり、暮らしや企業活動への圧迫感がいよいよ強まっ
てきた。

 原油高騰は、中国、インドなどの需要が拡大していることに加え、投機
マネーが商品市場に一斉に流入していることが影響している。

 加えて、不安定な中東情勢という地政学的リスクがある。今回は、トルコ
議会が豊富な油田を抱えるイラク北部のクルド人居住区への軍の侵攻を認め
たことが引き金になった。

 原油先物価格は高止まりしており、当面は高値相場が解消される見通しは
ない。輸入国にとっては景気減速につながる懸念がある。わが国でも、農林
漁業からサービス業まであらゆる産業に及ぼす影響は大きい。

 企業の2007年9月の中間決算は過去最高益が確実になったが、今後は
原油高が収益圧迫の要因となりそうだ。特に、コスト高を製品価格に転嫁で
きない中小・零細企業や農林水産業にとっては死活問題だ。

 冬を前に灯油も上昇

 暮らしへの影響も大きい。地方では車が生活に欠かせぬ足となっており、
ガソリンの高騰はただでさえ楽でない家計を直撃する。生活の先行きへの不
安感が増している。

 さらに、灯油価格の上昇はこれから需要期を迎える北国にとっては非常に
厳しい。県内灯油価格のプライスリーダーとなっている県生協連は今月、1
リットルあたり6円の大幅値上げに踏み切った。

 18リットルの配達価格は1575円。県生協連の最高値だった1982
年に近づき、2002年価格の倍に迫る水準という。21日には26日以降
の灯油価格を決める灯油委員会が開かれるが、値下げは見込めそうもない。

 県民はこれから「凍える冬」を迎えることになる。北国の生活に灯油は必
需品。暖房費の高騰は生存にもかかわる。無駄をできるだけ切りつめる生活
防衛も限界に近い。

 政治はこうした悲鳴に無策でいいのか。財政の厳しさはあるが、低所得家
庭への灯油購入助成なども検討してほしい。

 価格安定化策を急げ

 17日から、サウジアラビアの首都リヤドで石油輸出国機構(OPEC)
の首脳会議が7年ぶりに開かれる。焦点は短期的な価格抑制のための増産が
行われるかどうかだ。

 石油消費国で構成する国際エネルギー機関(IEA)は、中国、インドなど
の需要増大を満たすために、さらに生産量を増やすよう訴えている。消費国の
増産期待は高まっている。

 しかし、増産問題は12月初旬に開かれる総会に持ち越される可能性が大き
いとされる。今後とも需給の逼迫(ひっぱく)感が続く限り、投機的な資金流
入は止まらないだろう。

 原油価格は1バレルあたり100ドルの大台もうかがう展開となっている。
この1年で2倍という異常な急騰だ。産油国と消費国の対話が急務だ。

 わが国はエネルギー外交を強化する一方、国内でも便乗値上げの監視はもち
ろん、価格安定化対策を急ぐべきだ。原油高騰のつけが国民に押しつけられて
いいわけはない。

                        村井康典(2007.11.17)
 

 次の冬がもう心配・・・
 山形県 米沢市 笹生歯科医院 副院長のKazuyoshiでした。
 
 

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