いつもの職場の教養から引用。
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人は誰でも、好調な時期もあれば、何をやってもうまくいかない時期もあります。
「水戸黄門」の主題歌のように、楽あれば苦もあるのが人生です。
Mさんは創業者である父親から会社を継承しました。傾きかけた事業を立て直すべく、
必死に働きました。
しかし、父親の発言力が強く、なかなか思い通りに改革が進みません。
父と対立し、次第にやる気を失っていきました。業績も好転しないままでした。
そんな状況の中、Mさんは次のような言葉に触れたのです。
「過去と相手は変えられないが、自分を改善し、未来を変えることはできる」
父の経営手法を否定し、会社を変えよう、社員を変えようとして、
空回りしていたことに気づいたMさん。
<父の時代の積み重ねがあるから、今がある>
<変わるのは自分の方だ>
と思えたとき、業績は少しずつ回復していったのです。
置かれている境遇をどう受け止めるかは人それぞれです。
苦しい時期こそ、実は人生の分岐点なのかもしれません。
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会社を継承するというのは楽なように思う人もいるかと思いますが、
継承する人にしかわからない苦しみというものもあるのです。
そういう私も歯科医院を継承しておりますが・・・
歯科医院の親子での継承はムズカシイと言われているのがよ~くわかります。
時代が違えば考え方も治療内容も患者さんから求められていることも違うわけで
そんな二人がやっていこうとすれば対立するのは目に見えている・・・かな?
お互いが尊重することが大切だとおもうけど、
歯科医師にはそれがムズカシイんだろうな~。
分岐点は誰にでもある。
山形県 米沢市 笹生歯科医院 副院長のKazuyoshiでした。