写真、右の前歯の表面が白く濁ってますよね？
こちらは歯の表面が脱灰したのものです。
脱灰とは、簡単にいうと歯の表面が溶け始めているのですが、このままの
状態を維持できれば削る必要はないのです。
歯の表面では常に脱灰と再石灰化が、行われてます。
簡単に言うと、「溶けて元に戻る」という現象が口の中では常に行われているのです。
脱灰により唾液中に溶け出したカルシウムイオンやリン酸イオンは、再石灰
化によって、再び歯に戻されます。この時フッ素イオンも歯に取り込むことが
出来ると歯質は、強くなるのです。
色が気になるという方もおられますが
この状態では削って詰める必要はありません。
再石灰化とは知っておこうフッ素について山形県 米沢市 笹生歯科医院 副院長のKazuyoshiでした。