何でもないようなこと

　日々の生活の中で、なにげな～く行っていて、その時は

「あっ、これしなきゃ」　「やっておかなきゃ」って思うのだけど
でも、それを放置しておいても、それほど困ることではないことってある
と思うんです。

　
　そういう事って、
　「今やらなくても困らないけど、放っておくと後で困ること」
　になるんですよね。

　
　同様に何事も無く過ぎていく日々の診療。
　
　その中で、そういった小さい問題は確実にあるハズなんです。
でも、大きな問題になってはいないので表面には現れてこない。。。
現れたときには、あの時やっておけば、こんなことにはならなかった・・・
ってなことになるんですよね。

　実際は、その時、その瞬間に、

　　　　　「これ報告しておくんだった」

　　　　　「この機械、いつもと動作が違うけど、まだ大丈夫かな」
　
　　　　　「こっちより、あっちの方が効率がよいけど
　　　　　　今までこうしてきたから、このままでいいや」

　　　　　「患者さんが質問や、アドバイスがあったのにそのままにしていた」

　　　　　「あの材料、在庫あったと思うけど、後で確認しよう」　
　
　　　　　　　　　　　　　　　　

　といったその瞬間は大きな問題にはならない、小さな問題があるはずなんです！

　小さな問題なのでその場しのぎでなんとかなってしまうと、問題だったものが
ま、いいかといった感じになって表面に現れてこないんですよね。しかし、それが
積み重なったとき、突然困った事態に陥る場合があるわけです。
　　
　　　「報告し忘れた」「機械が壊れた」「効率が悪くて仕事が進まない」
　　　「患者さんからの質問、アドバイスあったところが改善されていない」
　　　「必要なときに必要な材料がない」
　　　　
　などなどあるでしょう。

　一日の終礼の際、「今日一日診療していて、なにかありますか？」とスタッフに聞いたとき
　
　毎日同じように「何もないです」という答えならば

　
　実は何も問題が起きていないことが問題なんだと思います。
　

　こういった小さい問題があるはずなんです。　

　
　何でもないようなことが～♪　大切なんだとおも～う（虎舞竜風に）
　　山形県　米沢市　笹生歯科医院　副院長のKazuyoshiでした。　

　虎舞竜