ITSというのはご存知でしょうか?この言葉自体はもう大分前に使われていて、IT革命なんていわれていた頃にはすでに使われていたと思います。簡単にいえば「車のIT化」で通信機器を車に取り込みそれにより渋滞情報や迂回路確保などを自動的に車が受信、運転者の補佐をしてくれるというシステムです。一見難しそうに思えますがカーナビや
ETCもその一部といえばわかりやすいでしょうか。
この分野について
世界会議が行われました。ドコモ、KDDIも
展示も行っていて両社ともかなり力を入れている様子をアピールしています。
中でKDDIはKDDI発足以前からその姿勢を示し(IDO、DDIセルラーとも前向きだった)現在トヨタグループが
G-BOOKを提供していますがこの通信機器にはauのCDMA2000 1Xの通信モジュールが搭載されておりホンダ、日産などもドコモなどと協力してサービスを提供しています。記事からも見て取れるように高速データ通信を利用して道路情報の更新を円滑にしたりと、
過去の記事よりもかなり具体化してきました。「生」の情報が早く手に入ることで渋滞が減り、緊急車両などもより早く目的地に着けるのでメリットはかなり大きいです。
しかしこれには通信料金の問題が伴います。KDDIとしても「利用しやすい料金でないと意味がない」として料金には前向きに検討することを明らかにしています。
ユーザー側としては便利で安心した料金体系なら喜んで使用したいですね。ITSが本格的に搭載された車が登場し始めたときには解決している・・・はず(笑)最後まで読んでいただいてありがとう。では、また。