軽快?携帯の世界

携帯電話のことを中心に記載してます。難しい言葉もでる事がありますが、なるべくわかりやすく書いていきたいと思います。

『割引は無視ですか』

2004年10月04日 | 軽快?携帯の世界
 朝日新聞の土曜版「be」にこんな記事がありました。要約にすれば「新規参入を即し、携帯の基本料を安くするべき」ということらしいです。ただしこの記者は割引制度や総務省が発表した「諸外国より基本料は安い」(ソフトバンクは何様か?参照)をいいように無視していると思います。個人的には家族割引や年間割引のおかげでかなり満足な基本料金になっていますが(通話料金はもっと安くしていただきたい!)読者の方々も各種割引で基本料金自体は数年前よりかなり安くなっていると思います(とくにauのガク割を利用している方は通話料もかなり満足しているはず)記者の記事による「第3世代になって基本料金は値上げされ丸儲けしている」との指摘は確かにその通りだと思います(この点に関してauのCDMA1X WINの値上げに関しては記載しなかったのは仕方がない事情を理解しているから?)ドコモはこの点に関してもっと勉強していただかないと愛想つかされますよ。
 新規参入を阻害することはどの業界であっても許されない行為です。プロ野球球界ももっと門戸を開いてほしいと思いますし、通信業界もソフトバンク以外にe-accessも実験を行っているので新たに参入してくるキャリアが増えれば増えるほどユーザーにとって選択の幅が増えるのでいいことだと思います。しかし前に書いたようにただ料金破壊をうたうなど「安ければいい」では日本の通信業界の信頼に大きなヒビが生じてしまいます。しっかりと安定したサービスを提供できるかどうか総務省は厳正に審査を行うべきだと思いますし、私情をいれず正しい審査を行うことが必然だと思っています。新規向けに新たな帯域を譲るなどの方向もでてきていますし総務省、1.7GHz帯を「携帯用」に検討開始、この点においてソフトバンクが納得すれば参入するでしょう。果たして来年にはどうなっているか、楽しみですね。