軽快?携帯の世界

携帯電話のことを中心に記載してます。難しい言葉もでる事がありますが、なるべくわかりやすく書いていきたいと思います。

『NTT再々編はあるのか』 part2

2004年06月05日 | 軽快?携帯の世界
 全ての問題を記載すると恐らく一冊の本ができてしまうほどの文章になってしまうので総合して。
 私は再々編の必要は今のところないと思います。前回記述した『携帯電話のキャリアで全国網を持っているのはドコモだけだった』を詳しくいうと、i-modeやcdmaOneが始まる前の98年は携帯電話会社だけでも 1、NTT移動通信網=全国 2、DDIセルラー=北海道・東北・北陸・関西・中国・四国・九州・沖縄 3、日本移動通信=関東・東海 4、デジタルホングループ=東京・東海・関西
4、ツーカーグループ=東京・東海・関西 5、デジタルツーカーグループ=北海道・東北・北陸・中国・四国・九州 と今では想像できないほど乱雑してました。もう気づいた方もいらっしゃるかと思いますが、サービス地域がドコモ以外全国でサービスしている会社が一つもないというこれまた今では信じられない事が当時行われていました。当時私はIDOユーザーで修学旅行へ出かけた際メールサービス「プチメール」が利用できないという現状を知っていたためわざわざ前にcdmaOneに変える手段をとりました。他の友達はIDOデジタルを利用してる人が多く、メールを使わない(使えない)事に驚いていました。さてどうしてこんなおかしな事が起きていたのかというと、デジタル式携帯電話事業を導入する際に「1営業地域ごとにNTTグループ以外は2社のみ」と郵政省は定めました。つまり全国でサービスしたくともできないというNTTを保護する規制を導入したのです。わざわざそこまでしなくても資金・設備は全て国から譲り受けていたものなのでトップはよほどのことが無い限り保証されているのにもかかわらずそうまでして国はNTTを過保護にし、世界にもまれにみる異常なシェアを現在まで保持しています。
 ユーザーとしては全国で利用できる幅広いエリア・安心感としてドコモを選んでいた方が大半だと思われます。「いつかはクラウン」と言われたように「社会に出たらドコモ」という声も多数ありました。もちろんドコモがi-modeのような優れたものを出したのは通信業界に革命をもたらしたといえますし、ドコモもせいでPDC方式という日本独自の通信方式で世界での競争が大幅に遅れたのも事実・・・なんにしろ「独占」は得るものもありますが失うものの方が多いと思います。私は再々編は上記に記した通り今は必要ないと思います。先の規制緩和でNTT以外の会社も全国網を開始する事ができるようになりシェアはあまり変わらないものの当時とは比べ物にならないほどKDDIなどの勢力が強くなり競争が加速してきました。NTTグループの中でもNTTコミュニケーションズ(以下コム)は携帯電話に興味を示し実験をしていますし、NTT以外の他社と協力したりと面白い動きをしています。急激な規制緩和は非常に危険でユーザーにマイナスとなる事があるので避けたいところですが、徐々に加速してるのは事実。品質の良さを維持しながら価格を安くしていく事をユーザーは願っていますし、そうでなければならないと思います。さて、次回は『ソフトバンク、06年までに携帯電話事業に参入』です。最近何かとお騒がせのソフトバンク。果たして死角はないのか?必見です。今回は非常に長くわかりにくい文章となってしまったかもしれませんが、最後まで読んでいただいて本当にありがとうございます。では、また。

『NTT再々編はあるのか』

2004年06月04日 | 軽快?携帯の世界
 ※今回ここで記載される事は様々な意見を参考又は要約しております。筆者も最大限間違えのないようにしておりますが日付など誤記する場合がございますのでよろしくお願いします。


 2000年10月1日、KDD+DDI+IDOが合併してKDDIは誕生した。NTTに対抗する勢力がやっとできた歴史的な瞬間でした。そして今年ソフトバンクが日本テレコムを買収し、日本の通信業界は三大勢力となりました。電気通信事業法などを中心にNTTを規制又は新電電(NTT以外の通信事業者)規制する法律が緩和され過去の状況に比べると比較にならないほど改善されました。
 こう難しい話で進めていくのは意味がないのでわかりやすく説明していきます。携帯電話の話で特に今ではピンとこない(今でも知らなかった方もいると思います)事があり、それはついこの間まで『携帯電話のキャリアで全国網を持っているのはドコモだけだった』というなんともピンとこない問題がありました(次回詳しく)このほかにも様々な規制があり大半はNTT以外の事業者が圧倒的に不利でした。しかもNTTは国からの設備を全て貰い受け規制に助けられ世界でも類をみない巨大な通信会社へと成長しました。なぜここまで国はNTTに手厚くしていたかはさだかではありませんが、NTT株やドコモ株で随分儲けた政治家や学者の方々(その大半はNTTの保護者)がいらっしゃるのでそんなところでしょう。
 しかしこうした現状を打破すべくNTT再編論者は海外の通信事業者とともに日本の通信業界を規制緩和の方向へと変えていく。特に米国は日本の通信業界の規制緩和に興味を持ち圧力を持ってして日本政府にNTT再編させた、開国を迫った黒船のように・・・ 
 NTTは分割され、NTT持ち株会社(まとめ役)・携帯電話のNTT移動通信網(現NTTドコモ)・市内県内通信を担当するNTT東西・県外ISP担当のコミュニケーションズ・データ担当のNTTデータを中心とする会社に分割されました。さてここで疑問に思うのがなぜ分割すれば規制緩和につながるのか。三権分立というのがありますが、まさにそれに当てはまるように拡散する事で圧力を弱め、総合割引などができないように(例えばドコモの携帯を使うとコミュニケーションズのISP料金が無料など)するためだと考えられます。
 こうして現在のような体制だ出来上がったのですが、どうして最近まで議題に上がっていた再再編の話題がぽつりとやんでしまったのでしょうか?一概には言えませんが現首相が「郵政民営化」「道路公団民営化」と盛んに叫んだせいか世論(NTTの事なんかどうでもいいと思う方が多いと思います)もそちらの方が気になりマスコミもあまりNTTの問題については取り上げなかった、いや取り上げられなかった問題の変わりにそちらの方ばかり報道するようになりました。そんな事があってかすっかり話題にもならないように・・・

『鉄人28号』

2004年06月03日 | 日記
 テレビ東京系で毎週水曜25:30~から放送している「鉄人28号」に今はまっている。今回の放送で4回目のリメイクとなる鉄人は前作「鉄人28号FX」が初めてで原作とはかけ離れた作品で(確か金田正太郎の孫が鉄人28号FXを操って悪と戦う近未来の設定)私は鉄人とはなんだかわからなくとにかくロボットが戦うアニメならよかったらしい(それはそうまだ小学生低学年だった)
 今回は物語は原作+αでアニメ自体はレトロな雰囲気を漂わせておりリアル世代ではない私でもすぐに吸い込まれてしまいました。特に歌は昔のままで、始まったら口ずさんでしまうほど(深夜なので小さく(笑))!「ビル~の街にガオ~」っと!!文章ではなかなかわかりずらいものがあるのでぜひ一度観てみてください。
 個人的に最近深夜の番組をよくみるようになって、日テレ系「MONSTER」「功殻機動隊」、同じテレ東系「ヴァンパイアホスト」と「ウルトラQ」とこの鉄人で今年始まった番組だけで5本も見ています。「ウルトラQ」は回によって外れがあり先週の「ウニトロン登場」の時は爆笑でした!!さて都内の人は疑問があるはず・・・それは「ウルトラQ」は「MONSTER」などと時間帯が重なっているのでみれないはずだ、という事。確かに録画という方法もありますが、これは単に私が住んでいる地域は「MONSTER」「功殻機動隊」の2本は一週間遅れでしかも月曜という地方ならではの事情があるからです。最初は放送しないと思っていたので落ち込みましたが(野球で一部地域のみなさんはここでお別れです、と言われその一部地域がここだったというぐらい)一週遅れで放送してくれるだけでもありがたいものです。地方の方ならわかるでしょう!この嬉しさ!!(笑)「ウルトラQ」以外(笑)よくできた作品なのでいまからでもみてはいかがでしょうか?
(それにしても(笑)多すぎorz)

『悲しい事件』

2004年06月02日 | 日記
 みなさんもニュースでご存知かと思いますが長崎で小学生が同級生をカッターナイフで殺すというなんとも悲しい事件が起きました。今後事件の背景に何があったか徐々にあきらかになっていくと思いますが、私が一つ思うのは今回の被害者怜美さんの写真が何回もTV画面を通して流れる事。つくづくこの国は「被害者の写真は流され人権や家族の悲しみを理解せず、更生の余地がある加害者は手厚く保護される現状」を改めて感じます。どこかの学者は死んだ人間に人権などないと考えている方もいらっしゃいますが、それを置いて考えたとしても被害者の家族はあれだけわが子をさらし者にされている悲しみはわかるはずです。今日も「2ちゃんねる」で人権侵害があるなどとして法務省が加害者?(私はそうみてませんが)らしき人物の写真を削除するよう要請しました。まったく関係ない人物の写真をネット上で見れるようにする事は人権侵害ですが、ある意味でそれらの書き込みは「法務省や国に対して人権のあり方に反対」という意思があったのではないかと思います。私は亡くなった方の人権は当然あると思いますし、加害者の更生に対して反対ではありません。しかし、現状の法ではあまりに被害者や家族は守られてなく疑問を強く感じます。加害者の人権ばかり保護するのではなくせめて対等にする事が望まれると思います。マスコミ側も「被害者の顔をあえて流す事で抑止につながる」といったコメントも見受けられました。それはメディアが判断するのではなく家族が判断するなどもっと柔軟に対応すべきだと思います。
 私たちは常に犯罪に巻き込まれる可能性があります。加害者・被害者になったときの事を考えていく事が大切だと思います。今回被害にあった怜美さん、ご家族の方々ご冥福お祈りします。何も面識の無い私が言うのもなんともですがとにかく安らかに眠ってください。

『CMをみてみよう』 part2

2004年06月02日 | 軽快?携帯の世界
 今回はTU-KAから。数年前あたりからシンプルシリーズというラインアップとともにCMも変わり他社と差別化を図っていますが、未だ純減という悲しい末路に・・・利益率自体も上がっていますし黒字なので今後どうなるか楽しみでもあります。今現在のCMは骨伝導携帯TS41の宣伝とビーカーの基本料まるごと無料通話料の2本。特に面白いと感じたのは後者の方で、ビーカーからビーカーへ水を移すその水をお金として誰でもわかりやすくしかもお得という、キャリアの中で一番わかりやすくよくできたCMだと思います。
 ISPですが、大分前に「2ヶ月無料」などの表記が曖昧で消費者を勘違いさせるとして総務省が各ISPに指導を行った事がありました。過去のCMをみると確かに勘違いさせる部分が多く指導は正しいと思いますが、それを指導するなら他にももっとあるだろう!!と言いたくなるCMが今にもたくさん・・・それは置いておいて今はわかりやすくはなりましたが面白さは半減?しました。面白くして商品があまり売れなかったものもありましたが(そうあのセガの「湯川専務」のCM)
 どちらかに偏っても駄目でという本当に難しいのがCMですが、観る側もわかりにくいとか疑問に思ったりするときは声をだしていくようにしたいものですね。さて、次回は『NTT再再編はあるのか』です。この問題は最近はまったくといっていいほど議論されていないのであえて取り上げたいと思います。最後まで読んでいただいてありがとう。では、また。

『CMをみてみよう』

2004年06月01日 | 軽快?携帯の世界
 さりげなくみているCM・・・企業が特に力を入れるのがCMですが一部分を過剰に宣伝し、消費者を混乱させたり勘違いさせたりしてイメージダウンにつながりかねないほどの重要なものになりました。今回は携帯電話会社やISP(インターネットサービスプロバイダ)のCMをみていきたいと思います。HPにCMがupされている会社も多くなってきたので気になったら参考にしてください。
 さて大分前に疑問に思ったCMで上げたドコモの「パケ・ホーダイ」のCMから。八嶋さん扮するタクシー運転手がお客の加藤あいさんに「メーター止まってますよ」という内容なんですが、しかるべき機関(笑)に「料金プランが限定されている事がわかりにくい」と意見したのですがその効果はあったのかなかったのか大分わかりやすく(数秒停止してる)なってました。恐らく気のせいかといわれればそうかもしれませんが・・・結構この「パケ・ホーダイ」全てのプランで使用できると思っている方がいるらしくもしこれに入りたいがために購入を検討してる方がいらっしゃったらその前に間違えのないようにしてください。
 KDDIのCMは最近料金の宣伝というより「パケット定額制」を前面にだしていて、最新のCMは仲間由紀恵さんが「パケットして~した」と定額制にしたらこんなにリッチな使い方ができるという内容。CMで数々の賞をもらっているKDDIとあってか「面白い」CMはお手の物って感じがします。でも料金的な宣伝にもっと力を入れたら・・・と。過去ガク割のCMで、ヤマンバギャルの女子高生が厚底靴を木で作って・・・「学生さんはお金が無い」とテロップが流れるという言葉で表すと味気ないですが評判よく一気にガク割を浸透させました(しかしau=安いというイメージが付いてしまい好ましい結果を生む事はあまりありませんでした)好調なauなので今の段階ですべきではないかもしれませんが料金は大切な事なので期待したいです。
 さてvodafoneですが「私ならvodafone」を合言葉に様々の芸能人が携帯片手に「使い方」を披露している内容です。私が気になるのは居酒屋でTVみて騒いでいる成宮さんではなく(笑)山田優さんがでている「マイソングを聴きながら」。特にvodafoneだから音楽が聴けるという訳でもないのですがこのCM全体的におしゃれ感が強いというか心地が良い。もちろんCMで使われているヘッドフォンは純正品ではないし(付属は黒)一人で音楽にのっているなんて恥ずかしいといった面白い意見もあります。このCMだけは旧J-PHONEらしさが唯一残っていたと思います。
 この続きはまた次回。最後まで読んでくれてありがとう。では、また。

『早くも6月』

2004年06月01日 | 日記
 早いものでもう今年も後半年となりました。そういわれるとなんだかせかせかしてしまうもので、まだ半年と考えれば前向きにいけると私はいつも思ってます。それはともかく月変わりになると必ず携帯電話のカタログをもらいにわざわざ足を運ぶのが恒例となりたまに「カタログもうありますよ」と店員の方に渡されます(笑)しょっちゅう機種変更や買い増し(FOMAの場合は機種変更ではなく買い増しとなる)してるわけではないので店員の方はもう慣れたようです。女の方はわかると思いますが、カタログみるだけでも本当に楽しい!!あれこれ比べてみたり新しい事の発見したり・・・携帯マニアとなると過去のカタログを押入れで発見したりすると過去の思い出?に浸ってたり(笑)
 あまり熱弁しても引かれると困るので(もう引かれてるかorz)今月始まるサービスをキャリア別に。NTTドコモはパケット定額制「パケ・ホーダイ」を開始。KDDI(au)はパケット割に値下げ。vodafoneは