全ての問題を記載すると恐らく一冊の本ができてしまうほどの文章になってしまうので総合して。
私は再々編の必要は今のところないと思います。前回記述した『携帯電話のキャリアで全国網を持っているのはドコモだけだった』を詳しくいうと、i-modeやcdmaOneが始まる前の98年は携帯電話会社だけでも 1、NTT移動通信網=全国 2、DDIセルラー=北海道・東北・北陸・関西・中国・四国・九州・沖縄 3、日本移動通信=関東・東海 4、デジタルホングループ=東京・東海・関西
4、ツーカーグループ=東京・東海・関西 5、デジタルツーカーグループ=北海道・東北・北陸・中国・四国・九州 と今では想像できないほど乱雑してました。もう気づいた方もいらっしゃるかと思いますが、サービス地域がドコモ以外全国でサービスしている会社が一つもないというこれまた今では信じられない事が当時行われていました。当時私はIDOユーザーで修学旅行へ出かけた際メールサービス「プチメール」が利用できないという現状を知っていたためわざわざ前にcdmaOneに変える手段をとりました。他の友達はIDOデジタルを利用してる人が多く、メールを使わない(使えない)事に驚いていました。さてどうしてこんなおかしな事が起きていたのかというと、デジタル式携帯電話事業を導入する際に「1営業地域ごとにNTTグループ以外は2社のみ」と郵政省は定めました。つまり全国でサービスしたくともできないというNTTを保護する規制を導入したのです。わざわざそこまでしなくても資金・設備は全て国から譲り受けていたものなのでトップはよほどのことが無い限り保証されているのにもかかわらずそうまでして国はNTTを過保護にし、世界にもまれにみる異常なシェアを現在まで保持しています。
ユーザーとしては全国で利用できる幅広いエリア・安心感としてドコモを選んでいた方が大半だと思われます。「いつかはクラウン」と言われたように「社会に出たらドコモ」という声も多数ありました。もちろんドコモがi-modeのような優れたものを出したのは通信業界に革命をもたらしたといえますし、ドコモもせいでPDC方式という日本独自の通信方式で世界での競争が大幅に遅れたのも事実・・・なんにしろ「独占」は得るものもありますが失うものの方が多いと思います。私は再々編は上記に記した通り今は必要ないと思います。先の規制緩和でNTT以外の会社も全国網を開始する事ができるようになりシェアはあまり変わらないものの当時とは比べ物にならないほどKDDIなどの勢力が強くなり競争が加速してきました。NTTグループの中でもNTTコミュニケーションズ(以下コム)は携帯電話に興味を示し実験をしていますし、NTT以外の他社と協力したりと面白い動きをしています。急激な規制緩和は非常に危険でユーザーにマイナスとなる事があるので避けたいところですが、徐々に加速してるのは事実。品質の良さを維持しながら価格を安くしていく事をユーザーは願っていますし、そうでなければならないと思います。さて、次回は『ソフトバンク、06年までに携帯電話事業に参入』です。最近何かとお騒がせのソフトバンク。果たして死角はないのか?必見です。今回は非常に長くわかりにくい文章となってしまったかもしれませんが、最後まで読んでいただいて本当にありがとうございます。では、また。
私は再々編の必要は今のところないと思います。前回記述した『携帯電話のキャリアで全国網を持っているのはドコモだけだった』を詳しくいうと、i-modeやcdmaOneが始まる前の98年は携帯電話会社だけでも 1、NTT移動通信網=全国 2、DDIセルラー=北海道・東北・北陸・関西・中国・四国・九州・沖縄 3、日本移動通信=関東・東海 4、デジタルホングループ=東京・東海・関西
4、ツーカーグループ=東京・東海・関西 5、デジタルツーカーグループ=北海道・東北・北陸・中国・四国・九州 と今では想像できないほど乱雑してました。もう気づいた方もいらっしゃるかと思いますが、サービス地域がドコモ以外全国でサービスしている会社が一つもないというこれまた今では信じられない事が当時行われていました。当時私はIDOユーザーで修学旅行へ出かけた際メールサービス「プチメール」が利用できないという現状を知っていたためわざわざ前にcdmaOneに変える手段をとりました。他の友達はIDOデジタルを利用してる人が多く、メールを使わない(使えない)事に驚いていました。さてどうしてこんなおかしな事が起きていたのかというと、デジタル式携帯電話事業を導入する際に「1営業地域ごとにNTTグループ以外は2社のみ」と郵政省は定めました。つまり全国でサービスしたくともできないというNTTを保護する規制を導入したのです。わざわざそこまでしなくても資金・設備は全て国から譲り受けていたものなのでトップはよほどのことが無い限り保証されているのにもかかわらずそうまでして国はNTTを過保護にし、世界にもまれにみる異常なシェアを現在まで保持しています。
ユーザーとしては全国で利用できる幅広いエリア・安心感としてドコモを選んでいた方が大半だと思われます。「いつかはクラウン」と言われたように「社会に出たらドコモ」という声も多数ありました。もちろんドコモがi-modeのような優れたものを出したのは通信業界に革命をもたらしたといえますし、ドコモもせいでPDC方式という日本独自の通信方式で世界での競争が大幅に遅れたのも事実・・・なんにしろ「独占」は得るものもありますが失うものの方が多いと思います。私は再々編は上記に記した通り今は必要ないと思います。先の規制緩和でNTT以外の会社も全国網を開始する事ができるようになりシェアはあまり変わらないものの当時とは比べ物にならないほどKDDIなどの勢力が強くなり競争が加速してきました。NTTグループの中でもNTTコミュニケーションズ(以下コム)は携帯電話に興味を示し実験をしていますし、NTT以外の他社と協力したりと面白い動きをしています。急激な規制緩和は非常に危険でユーザーにマイナスとなる事があるので避けたいところですが、徐々に加速してるのは事実。品質の良さを維持しながら価格を安くしていく事をユーザーは願っていますし、そうでなければならないと思います。さて、次回は『ソフトバンク、06年までに携帯電話事業に参入』です。最近何かとお騒がせのソフトバンク。果たして死角はないのか?必見です。今回は非常に長くわかりにくい文章となってしまったかもしれませんが、最後まで読んでいただいて本当にありがとうございます。では、また。