軽快?携帯の世界

携帯電話のことを中心に記載してます。難しい言葉もでる事がありますが、なるべくわかりやすく書いていきたいと思います。

『ニューオリンズトライアル』 ☆☆☆☆☆

2004年09月02日 | 勝手に映画批評
 久しぶりに一級の映画を観ました。裁判ものはどうしても感情的なものや法廷での駆け引きが中心で似たような作品が大変多く見かけます。しかし、今作のようなものは裁判の裏側をクローズアップして忠実に描かれております。
 裁判を舞台に描かれる作品は「緊迫感」「観てるものを引き込む力」「スピード」が大切になってきますが(このうちのどれかが欠けている作品は駄作といってもよい)この作品は全てを満たしていて特に「引き込む力」と「スピード」は文句なし!種類は違いますが「評決のとき」などの作品よりも筆者は引き込まれ魅了されました。
 出演陣も豪華で「アイデンティティ」のジョン・キューザック、ダスティン・ホフマン、ジーン・ハックマン、レイチェル・ワイズなどの面々。ギャラは大丈夫なのか?と余計なお世話をしたくなるほど筆者が好きなキャストが揃っていますが、恐らくキューザックを知っている方だけでもいたらけっこうな映画通だと思いますよ。(関係ないですが「アイデンティティ」で伊良部に似ている俳優さんをパッと思い浮かべられた方はかなりスゴイ!)
 この映画と平行して観ておきたい作品は今話題のマイケル・ムーア監督の「ボーリング・フォー・コロンバイン」です。レンタルするには時期的に困難かもしれないのでテレ東9/16の木曜洋画劇場で放送するのでそれを観てから今作を観てもより楽しめると思います。(その翌週のes【エス】もまだ観ていないので早く観たい!!)それにしても「華氏911」はかなりの大入りのようですね。筆者は今週見に行く予定です。
 スッキリとまとまっていて俳優陣も文句なし!日本ではいまいちヒットしなかった今作。ぜひご覧くださいね。