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七草セリと猫の部屋

猫と料理に夢中な漫画家のグダグダ日記

評論家

2013-07-25 07:20:36 | 日記

写真は、また懲りもせずガチャポンでゲットしたマグネットキャットの皆さん。

いつもの忌憚クラブの作品です。
ここはフチ子さんといい、他の猫のフィギュアといい
実にセンスがいいのです。
しかも今回は「東日本大震災支援商品」ですよ。

心おきなく散財いたしました。
マグネットとストラップの2種類あるのですが。
8パターンずつ、合計16パターンね。
さすがに全部そろえようとは思わなかったけど(^。^;)

この写真にある、丸まって寝ている三毛猫マグネットが欲しかったの。
8回チャレンジして…結局このタイプは入手できませんでしたが(;_;)
(一度に8回ぢゃないですよ。日にちをずらして2回ずつ、という感じで)

それでも、すべてパターンが違うストラップタイプ4匹、
マグネットタイプ4匹をうまいことゲットできました。

かぶらないで揃えられたのは、やはりラッキーかな(^_^;)?

さて、最近ひっかかることで。
映画の評論家さんて、なんだかんだ言って最後に辛口でまとめる、
というタイプの人が多いんだなぁと思って。

逆に出来ないのかしら。
辛口で始まって、甘口(褒めどころ)で締める、みたいな。

それで思い出すのが、淀川長治さんです。
テレビのロードショーの解説をながいことやっていらして。
いつも、どの映画も褒めていました。
テレビの仕事なのだから、当たり前なのかもしれないですが。

それにしても、たまには箸にも棒にもかからないような、退屈極まりない映画などもあるわけでしょう?
と、ある時インタビューで聞かれていたんですね。

その時の淀川さんのお答えは。
「どんな映画でも、一つはいいところが見つかるんですよ」
(デジャヴ?ジブリの鈴木プロデューサーの顔が浮かぶ)
「ワンシーンでも、例えばあのシーンの窓辺に飾ってあった
赤いバラが大変キレイだったなぁ、でもいいんです」
もう映画の内容とは関係なしでも、とにかくいいな、というところをチカラワザで見つける。

淀川さんの視点はスゴいなぁ。
実際に本などで読む淀川さんの映画評論は面白かった。
淀川さんの視点が面白かったのね。

すごく深いところまで届いているんですよね。
感性の豊さ。
知識の豊富さ。

どうも、最近の映画の評論は今ヒトツ引き込まれない。
書き手に映画に対する愛情が感じられない…ていうの?

映画っていいものですよ。
ワタシはこんなところを切り取って鑑賞しましたよ。
ここが特に面白かった。

そんな風に書いて、じゃあ観てみようかな、と思わせるのが
仕事のヒトツなんじゃないの?
「これはココがこんなにつまらなかった」
「監督の力不足」
「時間潰しにはなるかもしれない」
なんてさなんてさ。

観る前からテンション下がるような評論で、
興味はあったけど、観る価値なさそうだし、行くの止めよう
…なんて人々もいるかもしれないでしょ。

上から目線で評論するからなのよね。(何様だよ、てことね)
愛がないと、いい評論ができないとワタシは思ふ。
最近、特に思ふのだ( ~っ~)


こっちの写真はリアルキャットの今朝のニモくんで~す。
(余談ですが~。
私の携帯は古いから、しゃしんを打ち間違えると
シャズナって出てくるョ。泣けるな~)