結局ね,村下考蔵兄さんの「陽だまり」買っちゃった。
もちろん中古品だけどね。
1987年のCDだもの。
状態は「非常にいい」という売りだったけど,いざ届いてみたら・・・
あまりケースとジャケットはよろしくない感じですが。
音に問題はないから,ま,いっか。
孝蔵兄さんの歌を聴いていてしみじみ思うのは,日本語がきれいだ,ということね。
きれいな日本語をきれいな発音といい声で歌っている,ということね。
しかも,歌詞の中に景色が広がって見えるというか。
情景が浮かんでくるのね。
豊かな歌詞なんだな,と思って。
小さいころお父さんが映画館を経営していて,本人も映画をたくさん観ているとのことで。
映像が浮かぶ歌詞って,そういうところからきているのかな。
「陽だまり」の歌いだしは・・・
♪蝉時雨遥か 簾越しに
水を打つ夏の夕暮れ
石が川面を跳ねるように
ときめいた君を想って♪
だよだよ。
きれいな言葉だね。
夏の夕暮れに一気に連れていかれるね。
今の歌にはない世界だよなぁ。
わかんないもん,何歌っているのか。
おばちゃんはそう思うね。
今はリズムの歌ばかりで,メロディーはあまり重視されてないっていうか。
自分の気持ちばかりをねちねち歌っている曲が多いような。
やたらと英語を入れるので,気持ちも冷めるというか。
英語を使わなくちゃどうしても表現できないのかな?
ニュアンスだけでもいいから,リズムに乗ればいいのかな?
日本語だけでもリズムには乗れるよ。
私が「DOES」を好きなのは,やっぱ日本語を大切にしているからかな。
ロックだけど日本語しか使わないバンドだもんね。
日本語って情緒があって美しいと思うんだよね~。
歳と共に強く感じる今日この頃。
孝蔵兄さんの曲を聴いていると落ち着くんだわ~。
突然ですが,ちょっと宣伝。
今発売中の「office YOU」に七草も載っています。
本屋さんで見かけたら,ちょいチェックよろしくです。
こちらは眠りから覚めて陽だまりの猫達。
昨日は寒かったけど,今日はぽかぽか暖かい,ね。
「うん!」