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犬のいない生活なんて・・・忘れちゃった♪

ザッシュ一族が繰り広げる笑う犬(時々鳥)生活
No dogs, No life ! No smile !

今度はQが出家したのだ♪その3

2019年07月01日 | 旅に出たのだ!

加賀三万石を攻めてみた♪

 

Qが出家している間、Q家の家臣である矢兵

一族にサラの面倒をみてもらいました。家臣も

非常によく働いてくれて安心です。


えっ、大奥の家主は何をやってたのかですと?

うちの大奥、午前中は深い寝坊瞑想に耽っている

ためサラを構ってるヒマがありません。今後も

矢兵一族の方々にはお世話になりっぱなしると

思うので、体調管理には十分気をつけてほしい

ものです♪


大奥起きろ!

 

 

さて、前回の続きです。あまり引っ張ると

皆様からお叱りを受けるのでこれが今回が

最後です。


"旅は股擦れ余は情けない"と申しますが、

当日は暑さと脱水症状に見舞われヘロヘロ

でした。前日の反省を踏まえこの日はエナジー

補給を十分にすべく、水分および食糧を満タン

に腹に詰め込んだ所、食べ過ぎて走る前から

動けなくなりました。


朝食バイキングというのは非常に危険だという

事をうっかり借り忘れていた元24歳の春。

皆さまもバイキングだからといって、貧乏根性

丸出しで、ごはんを4杯おかわりしないように

ご注意下さい♪

 

 

重くて太い腹を引きずり、ゴール地点に行って

みるとイベントの主催者のオッサ…いや、

風間さんいらっしゃいました。この方は

世界的にも有名な冒険家で、史上初めて南極、

北極バイク走破。エベレストへのバイクでの

チャレンジパリダカールラリーの二輪部門

日本人として初出場などバイク界のレジェンド。

椎名誠の本にも時々出てくるスゴイオッサ…

いや、お方です。

 

 

千里浜で行われていた一通りのイベントに参加

したあと、ブロ共でもあるお地蔵さん♪の所に

顔を出してみました。


お地蔵さん♪はハートアート工房神田という

お店の若女将ですが、呉服販売以外にも心書

似顔絵など書くアーティスト、三文女優などの

顔を持つ才女でもあります。



以前、元太くんというワンコがいたのですが

今年の初めに旅立ってしまい、その後、伍助

くんという二代目がやってきました。新顔の

伍助くんを見たいと思いお店に入ってみた所

まぁ吠えるわ逃げるわでアラ大変(汗)


犬の躾はどうなってるんじゃゴラァ!


と声を小にして囁いたのですが、ショーウィン

ドウに映る自分の姿はヘルメット姿に真っ黒い

ジャケット姿とスゲー怪しい

この暑い最中、こんな姿を見たらサラも家主も

関わり合いになりたくないと思う事が分かり

ました。



元太くんが旅立ってしまった時の寂しさを

きっかけに、今年から新しい事を始めたいと

話していたので、商店街の活性化を図るべく

ちいママとしてキャバクラ工房神田♪

オープンするのかと楽しみにしていましたが、

アニマルペットロス療法士なる資格を取得し、

ペットロスで悲しむ方の心の支えなるという

Qとは360度違う発想の素晴らしい仕事を今年

から始めたそうです。

 

ご覧いただいている方の中でペットロスに

悩んでいる方がいらっしゃいましたら、一度

相談されてみてはいかがでしょうか。また、

恋愛部門の悩みおよび金策はQが優しく相談に

乗らせていただきます♪

 

お地蔵さんの所を後にし、また各所を回って

みました。能登には棚田がいくつもあって、

そのどれもが素晴らしい。ここで収穫された

お米をたべてみたいです。

 

 

能登半島をブラついた後、魚津市にある海の駅

蜃気楼に向かいました。運良く蜃気楼が見ら

れると思っていましたが地元の人曰く、今日は

出ないとの事。家主の幻で毎日うなされる

ものの、残念ながら本物の蜃気楼は見られま

せんでした(涙)

 

↓運が良ければ蜃気楼が見られた↓


旅は続き、8号線から糸魚川経由で148号線を

抜けて大町に向かいます。

 

 

残雪の残る立山連峰の雄大な自然を見ながら

一行は快調に進みます。

 

 

到着した場所は農園カフェラビット。名前から

ウサギがたくさんいるのかと思っていたけど、

ヤギしかいないっつう…


このカフェはジビエ料理がメインでヘルシー

で美味しいのはもちろんのこと、自生のもの

からハーブまで、野菜類が最高です。ハーブと

オレンジが入った水で乾いた喉を潤しました。

 


朝食でしこたま詰め込んだものも無事消化され

ランチで注文したのはジビエのソーセージ。

ビールがあったら最高だったけど、この日は

バイクだったのでやむなく断念(涙)

普段食べるソーセージ特有の油っぽさが

ジビエの場合あまりなく、食べたあとの油が

残らない感じで、後味がとてもスッキリです。


 

この場所、以前はスキー場だったらしく、

広大な敷地でした。そんな場所に全員集まって

はいポ〜ズ♪

みんないい顔をしてました。

 

 

長い休憩のあと、一行は帰路につきます。家に

着くまでが旅なので、安全に慎重に走ります。

 

 

疲労もピークに達していたため、所々休憩を

しながら帰ってきたのがほぼ深夜。到着すると

サラが


お帰りなさいデシ♪

と大歓迎。

続いて我が家の大奥家主からは


お帰りなさい!お土産は?


とどっちが本心かわからない熱烈歓迎を受け

ました。

 

 

今回の全走行距離は1553km。これを直線

距離に直すと、九州の福岡市天神から岩手県

奥州くらいの距離になります。



3回に渡って出家シリーズをお送りしました。

大病を患ってから道中の不安があったものの

無事に帰れた事に安心しています。仲間と行く

旅は一人旅とは違う楽しさがあり、いいもの

です。


さて次の野望はこれ。一口¥50.000で3口以上

クラウドファンディングも可能なので、ぜひ

献金にご協力をお願いします!



なお、ご協力いただいた方にはもれなく素敵な

プレゼントを発送させていただきます♪



最後に今回の旅をまとめたものをずいぶん

前に作った曲と一緒に動画にまとめてみま

した。おひまな方はご覧ください♪


SSTR2019〜遠くて近い千里浜の旅

 

今度はQが出家したのだ♪その1

今度はQが出家したのだ♪その2

 

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今度はQが出家したのだ♪その2

2019年06月26日 | 旅に出たのだ!

この日は走行距離が595kmの大移動


最近、出番のなかった朝田ちゃん。日課の

水浴び後にジュディーオングの"魅せられて"を

毎日元気に踊っています♪



前回に引き続き出家シリーズを本日も送らせて

いただきます。当日の天気は晴れ。しかも暑い

ときたもんだから少々げんなりしてしまい

ました。ただ、雨ではなくて良かった。

この日の日の出は4:22。ほぼ夜中に起き出し、

出発の準備をします。



出発予定地に到着し、日の出を拝むメンバー。

さわやかな朝の空気が気持ちいい♪



別の場所から出発する仲間からも写真が

送られてきました。



一本松の向こうから登るご来光が素晴らしく

見とれてしまいました。



猪苗代湖まで快調に飛ばし、そこで一息休憩を

取りました。5月の陽気とは思えない暑さに、

ちょっとゲンナリ気味(汗)



猪苗代湖から只見を抜ける国道は景色が最高

でした。只見川と並走しながら走っていたの

ですが、標高が高いせいか心地よい風が全身を

包みます。



途中、炭酸水の湧き水がありました。



バイクを止めて小休止。実際に飲んでみると

あら不思議。確かに炭酸の味がしました。



山間部を走っている時にはそうでもなかった

けど、市街地近くになると気温がどんどん上昇

してゆき、頭がボヤ〜ンとしてきてついには…



長めの休憩を取った後、ゴールの千里浜へ

向かい長かった一日が終わりました。



ゴールにはお久しぶりの仲間。昨日、会った

ばかりの仲間。名前を思い出せない仲間達が

待っており、再会の喜びを分かち合いました。


千里浜から宿へ移動し、気持ち良いおんせんに

浸かったあと、お楽しみの夕食タイム。

テーブルにズラリ並んだご馳走を楽しみます。



しかもアルコール類は、銘酒の日本酒を含め

飲み放題!グビグビと飲むにつれ、久々に

再会を分かち合った仲間が一人、また一人と

Qの周りからいなくなってゆきました。



そんな冷たい仲間達と記念撮影♪



早めに切り上げ部屋で二次会の開催。普段は

ショートスリーパーですが、この日は朝まで

グッスリ。走って飲んで最高の一日でした♪


怪我もなく往路は無事に到着。旅は帰る

までが肝心です。無事に帰れるのか?

またまた引っ張ります♪


フツーに帰れたけどね…


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今度はQが出家したのだ♪その1

2019年06月21日 | 旅に出たのだ!

出家して日本のど真ん中を行脚する♪

 

おこんにちわ♪

色々ありまして、前回からかなり日が空いて

しまいましたがみなさまお元気でしょうか。


さて我が家のサラの目の状態ですが、かなり

良くなってきました。点眼を続けていたの

ですが、目に見える効果が出ない。いまいち

効果がないなぁとつぶやいたところ


「おっしゃ、我が家はハーブっしょ」


っつう事で火がついた家主。善は急げでサラ

特性ハーブを調合してケアを始めたところ、

みるみるうちに眼圧が下がり、次の検査で

失明の心配はありません」と嬉しいお言葉を

もらいました♪



家主曰く、目は肝臓と深く関わっている。病気

知らずのサラだけあって、肝臓は悪くないけど

寄る年波に勝てなくなったのかも。


眼圧は戻ったものの、後遺症で筋肉が萎縮して

しまい、右目だけ調整がしずらくなった。

人間で言えば老眼と同じようなイメージだから

仕方ないとドヤ顔の偉大なる家主からの

お言葉を頂戴しました。

確かにおやつキャッチも失敗しがちになって

きたので家主の言う事も一理あります。


老眼鏡を常備する家主と同様、サラにも眼鏡を

作ってあげたい。またハーブに関しては結構

無頓着なQでしたが、今回の一件で、ハーブ

ってすごいんだなとつくづく思いました。

 

 

ということで、だいぶ時間があいてしまい

ましたが、家主に続きQも出家してきました。

以前も参加したイベント今回も参加したの

ですが、昨年は病気のため断念。長距離を

走れるか7秒も葛藤したのですが、ダメなら

途中でやめればいいと言う事で、黒い袈裟の

代わりにライダージャケットを着て錫杖を

赤い二輪に変え日本の真ん中を走り回って

きました。


このイベント、日の出と共に日本列島の東側を

出発し(太平洋側)日暮れまでに石川県の日本で

唯一砂浜を走れる千里浜へゴールするという

非常におもしろいイベントです。


仲間が多数出場するということで出発地点を

どこにするか考えたところ、復興ボランティア

を兼ねて、福島県の富岡町近辺に決定しま

した。



本番前日、日の出と共に自宅を出発して一路、

福島へと向かいます。



最高の天気に恵まれ、太平洋沿岸を尾崎豊の

"3215の夜"を口ずさみながら走ります。

おっと、バイクは盗んじゃいませんよ。



穏やかな海を見ながら走っていましたが、お魚

ちゃんに呼ばれた気がしたので、常時携帯して

いる竿を伸ばしてご挨拶。が、お魚ちゃんは

Qに用事がなかったのか、顔を見せてくれま

せんでした(涙)



少し早めに現地に到着。震災からだいぶ復興

してきたとは言え、沿岸はまだ更地で造成中の

所が多く、まだ時間がかかりそうという印象を

受けました。



そんなこんなで宿泊予定のホテルに到着すると

続々とライダーが集まってきます。遠く北海道

からやってきた大馬鹿DJ野郎やライダーズ

カフェのオーナーなどたくさんの仲間と再会。

その夜は酒池肉…いや、大人しく寝ました。



ゴールまで600kmくらいあるのですが、大型

バイクならまだしも小型のカブなどでの参加が

非常に多く、Qもカブでの参加を要請されまし

たが、根性無しのため今回はやめました。


次回から本格的に始まる”出家シリーズ”に

しばらくお付き合いください♪

 

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家主とサラが出家したのだ♪

2019年05月29日 | 旅に出たのだ!

出家したサラ♪


先日、父親の所に振込み用紙が送られてきた

ため郵便局へ行ってきました。トイレに寄って

振込用紙をトイレのタンクの上に置いて用を

足していたのですが、置き方が悪かったのか、

振込用紙がスルスルとタンクと壁の間に吸い

込まれてしまいました。用をたしていたため

両手が使えず、


どわぁぁ〜!


奇声を発してしまったものの身動きが取れず。

隙間を覗いてみたのですが振込用紙が全く

見えません。


タンクは壁にしっかりと固定されており工具が

ないとタンクが外れません。



これ以上考えても仕方ないと思い、ロビーに

いた新卒らしき新人女性に


振込用紙をトイレのタンクの隙間に

落としてしまいました


と告げると新人女性は、


わかりました。係りの者を呼んでまいります


と答え人を呼びに行きました。しばらくすると

清掃員らしきオッチャンがやってきました。

現場を見て工具がないと取れない事がわかり、


もう一回書き直してもらえませんか?


と言われましたが、書き直すも何も振込先や

金額は用紙に印刷されているため情報が

わかりません。致し方なくトイレを封鎖して

もらい、オッチャンと一緒にタンクを外して

なんとか振込用紙を救出しました。


みなさんも振込用紙は決してタンクの上に置か

ないようにご注意ください。落とした場合、

係りの人に白い目で見られ、トイレに入りたい

人に舌打ちをされて肩身の狭い思いをします。

以上、ワンポイントコネタでした♪


さて、本題に移りたいと思います。

家主とサラが年に一度の恒例"山形ツアー"に

3泊4日で出かけました。留守を預かる身となる

Qのために、


はいこれっ♪


と家主から留守中の小遣い


¥1.000だけ


を預かり、同行者のはたはたさんと共に見送り

ました。



家主不在の間は寂しくて何も手につきません。

致し方なく寂しさをわすれるためにゴルフに

行ったり…

 



ライブに行って夜中にご機嫌で帰ってきたり…



それはとても寂しかったです…

話が横道にそれてしまいましたが、今回の

山形ツアー2019登場犬物としては、中年の

域に達した我らがサラと



運転には定評のあるなずなちゃん。



そして白チームのサーシャとシンディ



途中立ち寄った先には、ゴールデンのエリー

ちゃんと



目的地で待ち受けていたシェパのしゅうくん



そしていい味を出している瑠璃ちゃん



こんなメンツだった模様。黒チームのサラと

なずなちゃんは黒っ子だけに暑そう…



白チームのサーシャ&シンディはなんとなく

爽やかさを感じます。



茶色チームのしゅう&瑠璃ちゃんはまったり。

瑠璃ちゃんの後ろ姿が哀愁を感じさせます。



広い場所を謳歌してるワンコ達をバシバシ撮る

はたはたさん。



デカい白チームに混じるサラは更に小さく見え

ます。何を話しているのでしょうかね♪



たくさんの置手紙を確認するワンコ達。Qから

家主への手紙、


"10年間くらいゆっくりしておいで♪"


という手紙は届いているのでしょうか…



多頭散歩でまったりする飼い主軍団。やはり

瑠璃ちゃんは遠くを見つめ哀愁を醸し出して

います。



恒例の山形ツアー2019も楽しんだようです。

来年もまた行くのか?

今度は¥10.000置いてって欲しい

ものです♪


ということで、まだまだ旅は続く…


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サラがサラわれた?

2019年05月19日 | 旅に出たのだ!

 

"アタチを探さないでください♪"

 

の書き置きだけを残して

 

忽然と姿を消したサラ

 

サラわれたのか?


どこに行ったんだよぉぉぉ〜

 

と泣き叫ぶんでもいないQ


サラは何処へ?


ということでまたまた手抜き(汗)


詳しくは次回webで♪



酔い週末を♪


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Qーリングと癒されるピッぽ♪

2018年06月30日 | 旅に出たのだ!

梅雨が明けた…

 

おい…おい…お〜い

梅雨が明けたってどういうこと?

あまりにも早い梅雨明け宣言に、

今年の水不足が心配です。


そんな梅雨明け前の出来事ですが、

ちょいとヤボ用で得意の出家を

してきました。


名うての雨男な漢Q。当然この日も

朝から雨。品川駅から乗車券と

特急券を握りしめ、新幹線で向か

った先は


にゃ〜ごや♪



がっ、ここが最終目的地ではなく、

ここからローカル線に乗り換えて

雨粒が当たる車窓から無人駅の

佇まいを楽しみ、目的地へと向かい

ました。



到着した駅の近くにあった喫茶店。

噂では食べるものが充実していると

いうことで初めて入ります。


サンドウィッチを注文したのですが、

やってきたのはボリューム満点の

サンドウィッチ。”噂を信じちゃ

いけないよ”と小さい頃から教え

られてきましたが、噂も真実だった

ことをこの歳で(31歳厄年)初めて知り

ました。



食べた後、Qの身を心配している

だろうと思い電話をしてみると、

電話の先では眠そうな家主の声が。


「いつか帰ってくるの?」

「そいつは風に聞いてくれ」


とクールな会話をした後に送られて

きたサラの写真には、サラがダチの

ヤヘイとイチャついている姿が写っ

ていました。



おっと肝心の出家の理由ですが、

新しい相棒を引き取りにきたワケ

でして♪



引き取った時には雨足も早く、

帰れるんかいな…と不安になったの

ですが、走るうちに雨もやんできて

快適なツーリングならぬQーリング

となりました♪


岐阜に入院している友達の見舞いを

済ませ、名古屋まで南下し、この日

は健康ランドに宿泊。晴れ間が覗く

翌日は早起きして、渥美半島へ

向かいました。



携帯竿を取り出し、おもしろそうな

ポイントに糸を垂らすと、チビっこ

のカサゴが釣れました。大きくなっ

たら食卓で会おう!と硬い約束をし

大海原へと帰って行くチビカサゴ…



道の駅で休憩中に送られてきた

デブっこサラの写真を眺め、元気の

充電完了♪



一路、サラピーとついでに家主の

待つ住処へと急ぎます。



怪我もなく無事に到着したQ。

道中の思い出話を熱く語るも全く

聞いていない美川カットな家主。

バイクにまたがり妄想コーナー

リングをしていました。



そんなこんなで今回走ったコースを

改めてみると、全て下道で全行程

534kmのプチQーリングでした。



疲れた体には犬。サラピーと熱い

抱擁を交わしたあと、爆睡する

つんつるてんなピーのしっぽで

ちょっと一息。

歴史を感じるピっぽを眺めて

いるだけで、落ち着くんだよ

なぁ〜

 

ぴっぽ

 

水分補給して良い週末を♪

 

→ 心頭滅却しても火は熱い♪


////家主のお店はこちら///


北陸から愛を込めて♪

2018年06月08日 | 旅に出たのだ!

恒例のお寺でハイポーズ♪

 

短期間の間に、また更新してしまい

申し訳ございません。やればできる

ところをみてもらおうとつい

がんばってしまいました。

 今日は金曜日。みなさんもしっかり

がんばってください。

時間が勿体無いので、早速ゆきましょう。

本日は過去ネタを少々。

 

先月、ボランティアで関わっている

マラソン団体の取材で、朝の情報番組に

ZIPに出演しました。

 

 

インタビューを受け、この日はテキトー

トークも絶好調。3時間フルで画面を

独占予定だったのですが、肝心の

インタビューは全面カット。かろうじて

3秒ほど画面に映るという撃沈っぷりに、

前宣伝をしていた家族、親戚に合わせる

顔がありませんでした。

 

今後は弁護士と相談の上、肖像権侵害で

然るべき対応を取るか検討中です。もし

皆様の中で弁護士の方がおりましたら

慰謝料はどれくらい取れるかコメントを

宜しくお願い致します。

 

そして先月末、大事な家族を残して

北陸へ出家してきました。過去にも

行ったのですが、バイクで日の出と

共に太平洋を出発し、日の入りまでに

日本海に到着するというラリーに

参加するためです。

 

 

しかし今年はピー氏の体調がいま一つ。

緊急時の事を考えてバイクでの参加は

キャンセルし、いざという時にすぐに

帰れるよう車でサポートとして参加

しました。

 

無事勤めを終えた飲みすぎた翌日、小松市で

きぬ工房神田”という呉服、和雑貨の

お店を切り盛りしているブロ友の

お地蔵さんに会うため、お忍びで

訪ねてきました。

 

 

HNからも分かるように、お地蔵さんが

大好きなようで、看板にもほんわかな

イラストが描かれています。

 

ブログやSNSでのやりとりはある

ものの、実際に会うのはこの日が

初めて。

 

「こんにちわ♪」

 

と扉を開けると、若女将と柴ワンコ

が店番をしています。素性を明かさず

店内の商品を物色しているうちに、

「こいつ怪しい」と思ったのか、

 

「何かお探しですか?」

 

とお地蔵さんがやってきました。

何気ない会話をしつつ素性を明かすと

びっくりした様子のお地蔵さん。

”北陸のエロ地蔵” と誠しやかな

噂もあるため、一瞬襲われるのかと

覚悟を決めたのですが

 

「握手してくださいっ!」

 

と潤んだ目で言われただけで

とても淑女な方でした♪

 

もう一つ。この店には有名な元太

くんという看板犬がいます。

ほんわかした顔に幸せ感が漂って

おり、可愛がられてるんだなぁ〜と

思うと同時に、ロンを思い出して

しまいました。

 

 

楽しい時間を過ごしてお店を後にした

後日、お地蔵さんからそれはステキな

ギフトが届きました。

 

 

みんな みんな

  大切な宝物

 

そこにはロンやりきまる。現役の

サラやピー、そして朝田ちゃん

までいるではありませんかっ!

 

家主のために愛情を込めて買った

獲れすぎて値崩れした鯖23匹¥500

のありがたみはあっという間に

はるかかなた…

23匹の鯖より一枚の絵がガッチリ

心を掴んでしまったっつう…

 

  

 

これには完敗です…

真心がこもった贈り物は本当に

嬉しいものです。また次回、

サプライズで登場させていただ

きます!

つか、すでに面が割れてるし…

 

お地蔵さん、この度はありがとう

ございました♪

 

最後に…

 

和のテイストを求めるア・ナ・タ

ご用命は

 

きぬ工房 神田

 

と覚えてください♪

 

→未発表ネタが多すぎる(汗)♪


////家主のお店はこちら///


秋のカホリを探しに♪

2017年12月06日 | 旅に出たのだ!

秋だね〜♪

 

先日、家主がサラを連れて犬友に会いに行っ

た時、高速道路で飛び石でフロントガラスに

ヒビが入ってしまいました。


小石だったからいいものの、どデカい落下物

であれば、家主とはいえひとたまりもありま

せん。一人やもめとなったら、一升瓶を抱え

ながら悲しみにうちひしがれ、足しげく結婚

相談所に通う事になったと思います。

運転する方は、高速道路などでは大型車の

後ろにはつかず、安全運転で走行するように

しましょう。

以上、夢は道路族のQからのお知らせでした♪



お約束の小ネタはここまでにして、久々に

総出で軽井沢っぽい場所へ行ってきました♪

絶賛ピー祭りがあるため、そこまでの遠征は

できないので、サラピーを連れ、冬の足跡が

してくる軽井沢っぽい公園ということになり

ました。



お約束ではありますが、見慣れない土地の

ニホイを嗅いだピー氏。やる気が湧いて

きたのか、見えない相手に挑戦上を叩き

つけています。



おいてきぼりを喰らってもその場を動かず



気合いの入った身体で見えない敵に、

ただひたすら挑戦状を叩きつけていました



最近はなかなか遠出ができないサラも、

舌をペロッと出しながら地味に嬉しそうです



修行不足がたたり、今では気合いの入った

修行はできません。初心に帰り、低い木で

地味に修行をしてみました。



やる気のみなぎるピー氏。今日はやけに熱く

なっています。



ひんやりとした空気の中、ポクポクと歩いて

みました。



色づいた落ち葉をピー氏の頭に乗せてみま

したが、気合いが入りすぎて全く気付きま

せん。



”歌を忘れたカナリヤ”のように”修行を忘れた

サラ”の記憶を蘇らすべく、垂直木登りにチャ

レンジしようと思いましたが、頑なに拒否

されました。



しかし、二股に分かれた巨木に登り、修行感

を思い出したのか、ご満悦なサラに戻って

きました。



誰もいない散歩道を歩くキューピーズ



そんな中、こんな看板を見つけました。



そういえば子供の頃、ヘビを捕まえて遊んで

いた時に、マムシに噛まれてメッチャ腫れた

痛い思い出があります。もしマムシを見つ

けても、捕まえることはやめてその場所から

退散する事をお勧めします。



サラの日頃のストレスを発散するため、石で

遊びました。フラフラと宙を漂い、決め

ポーズも特にないサラは嬉しそうでした。



ジャンプの後はダンスも忘れません。ここぞ

とばかり、興奮しながらブレイクダンスに

興じていました。



秋もそろそろ終わり、冬がすぐそこまでやっ

てきてるのか。葉の色もずいぶんと薄れて

いました。



えっ、軽井沢っぽいってどこに行ったんだ

ですと?


そりゃーアナタ


レインドッグスカフェに立ち寄る前に、


ここに行ったワケですよ♪





どんよりとした曇り空だったけれど、帰る

頃には青空が見えていました。



秋は寂しい季節だけど、一年で一番好きな

季節は秋。来年もまた来られるといいな…


→ 残りあと1ヶ月♪


////家主のお店はこちら////



ハッピーを着ていざ山形♪

2017年06月04日 | 旅に出たのだ!

いなせだよ~やさぐれだよ♪


先日、合羽橋に家主と八平母と三人で買い物に行ってきました。

浅草のワンコ専門店で、いなせでやさぐれのピー氏と八平と粋な

かわいい法被があったので購入しました(サラはサイズが…汗)

それを地元の縁日の日に着て練り歩いてみました。



ちっこい犬は法被がよく似合います。これで鼻棒を担げば完璧ですね♪



さてさてピー氏の検査も欠かさずに行っています。一時は体重が減り

体調も悪化してヤバいんじゃないかとも思っていましたが、やさぐれ

根性を発揮し体調も絶好調。しかも老犬になると体重が減ってゆくもの

ですが、体重も右肩上がり。家主ブレンドのハーブの影響なのか?

サポート先生からダイエットの指令が出てしまいました。



そうだ、すっかり忘れてたっ!

月に一度 Fanimalでコラムを書いている家主ですが、新しい記事が

アップされました。今回のテーマは「犬の痒みや皮膚炎対策!家庭で

できるお助けケア」と題して書いておりますのでよろしかったら

御覧下さい。


さて本日のテーマです。4/6〜7まで、家主と犬友のはたはたさんとで

恒例の山形旅行へ出発しました。交通事情を考えて都内を通過したく

ないということで、家主とサラを乗せて湘南まで送りました。


はたはたさん宅に到着すると、今回の旅行便乗犬がわんさかと車に

便乗しています。その数はなんと5頭っつう…

ははたはた家の犬はみんな普通免許を取得しているという噂ですが

これだけいればロングドライブも楽な事でしょう。



旅のお供は飼い主を含めてみんな黒ワン。どうしても黒となると名前が

”ボビー”と反応してしまうQ。旅行と言っても修行の一環という位置

付けのため、それを踏まえて紹介しましょう。


まずは初めて見る輩です。頭の先だけが白いチョンマゲみたいで

かわいいワンコ。聞くと旅帰りからトライアルが決まっている

ようです。



初参加の子の名前は…



そしてはたはた家のレギュラーメンバーでもあり、旅行慣れしている

オッドアイな…



同じくこちらも旅行のヴェテランな…



そして新参者のヤンチャ坊主な…



最後に我が家の女番長のサラというメンバーで一路山形へ向かいました。



はたはたさんのご主人も愛する妻が不在になるせいか、寂しくて顔が

ヘラヘラピクピクしていました。「わかりますよその気持ち。Qの

気持ちも同じです」と同じ寂しいもの同士、心が1つになってしまい

ました。できれば「3泊と言わず盆暮れだけ帰ってきなさい」とは

言えず、不在の間、どうやって過ごせば酔いのかわかりません…


もし街でQやはたはたさんのご主人を見かけたら「もう一軒どうですか?」

もしくは「かわいい娘いまっせ」と声をかけていただけると寂しさも

紛らわせると思います。


家主を見送った帰り、江ノ島を通過してうっかり生しらすを買って

しまいました。今夜は漬け込んだ赤身を肴に、新品の黄⚪︎ドンで

寂しさを紛らわせようかと思います…


 

→ 宅急便で先に土産を送って欲しい…


秋キャンプは怖い、旨い、寒いの三点セットか?

2016年11月15日 | 旅に出たのだ!

家主のショップのためのナイスな贈り物♪

 

世界的に有名な88ッ星ドッグカフェのレインドッグスカフェから

家主のショップのために素敵なプレゼントが送られてきました。

ボ〜っと光る PEA TEA PUU の灯りを眺めながらハーブティーを

飲んでマスターの笑顔を思い出す…

あまり思い出したくはありませんが、素晴らしいプレゼントを

ありがとうございました。今回の一件で⭐︎が一つ増えたので、

89ッ星とさせていただきます♪


さてと、秋も深まり冬への足音が聞こえてきたこの頃。週末に

バイクでボランティアキャンプへと出かけてきました。



車とは違い、積載量が圧倒的に少ないバイク。必要最低限の

荷物をパッキングし、いざ目的地のへと向かいました。秋の風を

切り気分はまさに片岡義男の ”スローなブギにしてくれ” の世界。


「ウォンチュ〜オ〜レを〜抱きしめてくれ〜♪」


とルンルン気分で口ずさみながら出発してからおよそ20分。臨界

副都心に抜ける海底トンネルの入り口に到着しました。


片道2車線のトラックがビュンビュン通るこわ〜いトンネルを

走っていると、突然エンジンの調子がおかしくなり、トンネル

の中でまさかのエンスト。路側帯に止めエンジンをかけようと

してもキュルキュルいうだけで全くかからず。そのすぐ横を

プゥワ〜ンとクラクションを鳴らしながら通り過ぎる大型車に

ビビり、チビり、負けて、キャンプ道具を乗せたバイクから

離れて安全な場所へと避難しました。



ゴ〜〜というトンネル内から保険会社に連絡したのですが

トンネル内の騒音のため全く相手の声が聞こえません。


「○▼※△は…☆▲です…※◎★●」

「えっ?なんですか?聞こえません」

「どちら…○▼※△☆安全…▲※な…◎★●か?」


ゴ〜〜とうなるトンネル内に響き渡る人工的な女性の声…


1.5キロチテン、コショウシャガアリマス。

ソウコウハジュウブンチュウイシテクダサイ

1.5キロチテン…(ループ)


という穴があったら入りたいアナウンスがこだましています。

しばらくすると道路公団の人がやって来ました。危ないので一度

地上に出ましょうという事になり、もう一つの秘密のトンネルを

汗だくでバイクを押しながら1.5km先の地上へと向かいます。


下って海底トンネルに入ったため、今度は出るために坂道を上らな

ければいけません。200kg以上あるバイクを黙々と押し、段々と

急坂になる頃にはあまりの車重に半べそをかき、地上に出た頃には

大汗+膝が大爆笑しており…


ガクガクブルブルと爆笑している膝を隠すように関係者にお礼と

迷惑をかけたことを詫びた後、保険会社に連絡をしてレッカー車を

待ちます。出発してから数キロで心が折れ、せっかくのキャンプも

やる気がなくなり、帰ってからバイクをバラしてオーバーホール

して、熱い風呂に入ってリフレッシュ…



なんてことには全くなるはずも

なく、戻ってからすぐに真打のスーパー

カブに荷物を載せ替えて再出発!

改めて自分のメンタルの強さを実感してしまいました♪


うっとりと自分に酔いしれるQ⤵︎(褒めるなら今のうちです)


家主の「また行く?頭おかしいんじゃないの」という温かい応援を

背中に受け、余裕の笑顔でいざ再出発♪



両国国技館を通り過ぎ

 


東京スカイツリーを通過して



目的地の中川やしおフラワーパークへ到着しました。

 


さてさて本日のお題はと言うと、発達障害を持った子供達の

BBQを兼ねたキャンプで、夕方まではチビっこと遊んで、夜は

大人の時間という内容です。自閉症、アスペルガー、ADHDなど

症状は様々ですが、遊びの時間がたくさんあるため子供達は皆

楽しそうでした♪


本来であれば、子供達と一緒に歌を歌ったりする役割があったの

ですが、海底トンネルの一件があったためかなり出遅れてしまい、

到着した時にはすでに昼。午前中から仕込みを始めていたようで、

Qが到着した頃にはランチがとっくに出来上がっていたっつう(汗)


イベントの中心となって動いていた方はキャンプの達人で、

特注品の年季の入った竃で料理を仕込んだようです。



参加者の中に、テレビでは超有名な誰でも知っている料理番組の

メニューを献立しているプロの方がいて、その方の仕込んだ

ミネストローネスープがこれまた絶品!

絶妙にバランスが取れたミネストローネとフランスパンで

大満足。お代わりを連発しながら、青空の下で幸せを味わって

しまいました♪

 


これ以外にも子供達に大人気の大学芋や



ポンポンと軽快な音を立てて出来上がったポップコーンなど



子供達の笑顔が絶えませんでした。



楽しい思い出を土産に、子供達は家へ帰ってゆきました。

さぁここからは大人の楽しい時間です♪



今回のイベントでは知り合いが一人しかおらず、大人の時間から

参加する人も集まってきました。人見知りのQは他の人と仲良く

なれるか不安でしたが


「初めまして、Aです」

「こちらこそ初めまして、Qと申します。

 そっれそれ〜駆けつけ一杯ワッショーイ!」


と初対面の人と仲良くなるのに1.28秒もかかってしまいましたが

なんとかうまくやる事ができました。



たしなみ程度にアルコールを飲み、談笑しながら焚き火を見て

いた時、まるで催眠術にかかったように落ちてしまいました。



一人テントに戻り、天井に吊るしたランタンの灯りを眺めながら

「家主やサラピーは今頃どうし…て…るか…グガ〜zzz

とついに記憶がなくなりました。



5時を過ぎた頃、あまりの寒さで起き出します。格好を見ると半袖、

短パン+春夏用シュラフで寝ているではありませんかっ!

いくら万年常夏漢(おとこ)と言われるQでもこの寒さは耐え

られません。このままだと凍死してしまうと思い、焚き火を

起こそうと外に出ると、竃の前にこれまた凍死寸前の漢(おとこ)

が火を囲んで座っていました。焚き火にあたるもう一人の

(おとこ)と会話をするQ。


「メッチャ寒かったですね。気が付いたら半袖、短パンで寝て

 ましたよ」

「Qさんもですか。オレなんか上半身裸で、あまりの寒さに

 泣きそうになりましたよ どわはは!」

 


寒さでとっくに酔いが覚めた漢(おとこ)二人の会話が夜明け前の

河原にこだまします。



釣竿の先に見える太陽がだんだんと顔を出し、辺りが白々と

明けてゆきました。


この季節にキャンプをするのであれば、防寒対策はしっかりとする

ことをお勧めします。

また「飲んだら乗るな」以外にも「飲んだら脱ぐな」も合わせて

覚えて頂く事で、少しでも寒さは防げます。


これからの季節、紅葉も色づき始めるので、みなさんも秋を

楽しみにお出かけしてみてはいかがでしょうか♪


 

絶品なミネストローネはんまかった♪


奥の極太道〜最終回 地獄の帰り道編〜12行拡大SP

2016年09月28日 | 旅に出たのだ!

千里浜から自宅までの地獄街道


いよいよ最終回です。一行と別れたQは「○ソの役にも立たない

フグ」を釣り健康ランドで一泊した後、これまた旅仲間のいる

群馬県の南牧村に向かうことにしました。


降りしきる雨の中、今回のイベントの最難関である安房峠を

再び通る事になりました(涙)



この峠は細い上につづら折りの続く急な峠で、天気は雨という

滑りやすいコンディション。峠の入り口ですでに半ベソを

かいていたのですが、泣いてもしょうがない。気合いを入れて

ゆっくり進み始めます。


旧道の隣に新道ができたのでこの道を通る車は少なく、天気は

雨ということで、Q以外の車をみかけませんでした。慎重に

つづら折りの続く道を走って行き、もうすぐ出口という所で、

前方を横切るものを発見。


「なんじゃ?」


と思いゆっくりとバイクを進めてゆくと、そこにいたのは…



人間をあまり警戒していないようで、こちらを見てオシリを

カキカキしながらこちらにゆっくりと近づいてきます。

「これはネタになる」と瞬時に思いビデオを回していると背後に

気配を感じました。そっと振り返るとバイクのすぐ後ろに数頭の

エテこ、、いや、仲間のサルがQの荷物を狙っているではありま

せんか。


過去、サルとの対戦成績は0勝4敗と完全に分が悪い。「サルに

襲われたQ」とネタ的には面白いですが道中はまだ長い。雨で

モチベーションが落ちているのに更にモチベーションが落ちて

しまっては目的地に着く事ができません。落ち着いてビビって

アクセルをふかし、その場から余裕の笑みをひきつって浮かべながら

ゆっくりとウィリーもどきで立ち去りました。


この旅のもう一つの目的として、前回、お恥ずかしい所を見せて

しまった「釣行」というものがあります。ふと見つけた清流や

河原で竿を垂らしテントを張り、釣った肴でちょっと一杯。

あぁ、なんて風流なのでしょうか…(遠い目)

 


しかし台風直撃とあってはこの野望もかなわず。それでも諦め

きれず、通りすがりに漁協を見つけてダメ元で伺ってみます。

「今日はダメですかね?」

「あんた、アホやろ?こん状態でなに釣るんとね?」

と目の前の堰を指差されます。イワナやヤマメが海まで流れて

いっちゃいそうな水量を見て、今回の釣りは諦めました(涙)



国道を走っていると、”立山”という標識が見えたので、雨も

小降りになったため立ち寄ることにしました。普段は登山客で

賑わう駅前も、天気のせいで人もまばら。閑散とした立山駅で

寂しくなる始末…



橋の上で黒部ダムから流れてくる濁流をボンヤリ見つめ…



そんな時間を過ごしつつ、せっかくだから、見られる所は見て

みようと考え観光協会のスタッフに相談します。


「立山黒部アルペンルートは今日大丈夫ですかね?」

「今はまだ通れるけど、恐らく通行止になると思いますよ」

「今は通れるんですね?」

「今はね。でも今日はやめといたほうがいいですよ」


今思うと、スタッフの忠告を聞いておけば良かった。この時点で

雨はほとんど上がっていたので、行ける所までいってみようと

アクセルをブォ〜ンとしてしまいました。


しばらく走っていた時、再び雨脚が強くなってきたので引き

返しました。そこから2~3分走った時、ドババババ

超ド級な雨と霧がQを包みます。あまりのド級っぷりに

なすすべもなくバイクを止め嵐が過ぎ去るのをじっと待つQ。

雨の勢いが凄すぎて動くことすらままなりません。メール

などの末尾でがっかりした事を表すorzという文字があり

ます。これは頭をうなだれてヒザをついている様子を表した

ものですが、まさにこの状態。立山の山奥でリアルorz

やったのは、恐らくQが世界初だと思います!


本当は絶景が見える…


嵐が過ぎ去ったのを見て濡れ鼠になりながら麓に到着。この

時点でモチベーションはゼロ。さんざん悪態ついたバチが

当たったのでしょうか。土産屋にいたヤギにもバカにされ…



モチベーションがゼロのまま、豪雨のため国道をハザード出し

ながら時速15kmで1時間30分走らせ…



ようやくたどり着いた地獄の田口峠。この時点ではまだド級に

怖い峠とは夢にも思わず(汗)



ゆっくりとバイクを進めるとだんだんと道が細くなり、車が

一台しか通れない細さとなってきました。そのうちつづら

折りが始まり、申し訳程度の真っ暗なガードレールの先から

ゴ〜〜という川の音が聞こえてきます。激しく降りしきる

雨の中、慎重にゆっくりと進みます。


街灯など一つもない真っ暗な峠。しばらく行くとヘッド

ライトに何者かが照らされました。そして再び照らされた正体は

なんとキツネ。左右の崖に邪魔されて右往左往するキツネは、

バイクを先導するように坂を下ってゆきます。おかげでコースが

わかりやすくなり、麓まで無事にたどり着けました。


鶴の恩返しならぬキツネの恩返し。特にキツネに恩を売った

事はありませんが、今回助けられた事でアダを返さぬように

今後、立ち食いの店では「キツネうどん」だけを注文しようと

決意しました♪


予定では19時頃到着予定だったのですが、そんなこんなで

なんもく村にあるかじか倶楽部到着したのは21時過ぎ。村の

人に心配をかけた事を詫び、ここまでの経路を説明すると、

「日中でも田口峠は地元民はあまり通らない」

との事。年に数回は崖下に落ちる事故があるらしく、どんな

所なのだろうと調べた所、真っ暗なガードレールの先には、


こんなシチュエーションだったり…

こんな場所があったり…


とんでもない峠だったっつう…

到着した ”かじか倶楽部” というのは元々古民家?のようで、

○さん他有志が集まり、手作りで再生した民宿です。また

農作業の体験もできるこの宿。土と会話をして、汗水垂らし

ながら大地の恵みに感謝するという、特に若い人にオススメな

経験もできます。


この日も授業の一環として農作業を体験するためにJD(女子大生)

が宿泊しており、○さんは大ハッスル。デレデレマヌケになった顔を

激写していたのですが、今回世話になったので公開するのは

やめにしたいと思います。



鼻の穴をおっ広げながら自慢げに○さんが各部屋を案内して

くれます。各部屋にある露天風呂。その下に川が流れており、

自然の景色を眺めながら風呂につかれるというロケーション♪



一見、なんの変哲もない部屋の中にある扉を開くと、下に

続く階段があります。


「忍者屋敷かっ!」


といった感じですが、その階段を降りて行った先には…



隠れ家的なバーがあるっつう…



露天、バーがあるなど、手作り感のある素敵な民宿に変貌を

とげていました。また食事も美味しく、米はザッツ銀シャリ

といった感じでした。



一宿一飯を過ごさせていただき、丁重にお礼を行って宿を

後にします。この日も雨でしたが、先日までの強烈な雨は

身を潜めていたため、宿から高速道路を使わずに下道を進み

ながら無事ご帰還♪



到着した瞬間、ロッキーの映画のように「エイドリア〜ン!」と

家主と抱き合いながらの感動シーンも特になく、いそいそと

バッグに入った土産の方が大事なのか、ゴソゴソ漁っていま

した(涙)



これにて SSTR も無事終了。スタートしてから帰ってくる

までの走行距離 1242km(ニッポ○放送かっ!)

これにて「奥の極太道」はお開きとさせていただきます。


今回の仲間達、SSTR 関係者のみなさま、色々とありがとう

ございました。


また、今回のお土産争奪戦は、


ありませんからぁ〜 からぁ〜 からぁ〜

(エコーをお願いします♪)

 

過去記事は以下のリンクからご覧になれます♪

第1章:奥の極太道〜出発編

第2章:奥の極太道〜本番編

第3章:奥の極太道〜北陸の海は厳しい編

 

「奥の極太道」ご拝読をありがとうございました♪


奥の極太道〜北陸の海は厳しい編

2016年09月27日 | 旅に出たのだ!

嵐を呼ぶ男Q

 

「奥の極太道」もだんだんと佳境に入ってまいりました。

しかし、ネタを小出しにしながら稼がなければいけない

のと、文字数制限があるためもうしばらくおつきあい

ください。ということで、前回の続きで本日も記事を

ぶっ込みます!


表彰式が終わり、無事にゴールが出来た喜びを胸に秘め、

一行は帰路へと向かいます。予定では全員で魚津の近く

一泊し、翌日帰るという計画でしたが、もう少し台風

ツーリングを楽しみたかったので、昼食を食べた後からは

Qだけ別行動となりました。


おいしい魚を食べるため新湊のきっときと市場へ向かう途中

男性50cc部門1位」となったこんちゃんのカブの調子が

また悪くなりました。しかし、この日はミックスさん以外に

もう一人、車関係の仕事をしている凄腕メカニックの

ツッチーさんがいたので安心です。



今回は残念ながらリタイアとなってしまったミックスさんの

奥さん、ロンママと愛犬のロンも急遽駆けつけ、Qと二人で

心配するフリをしながら関係ない話で盛り上がります。

助手席で凛とした佇まいを見せるもうすぐ15歳なシニア犬の

ロンくんも、元気そうで何よりでした。



応急処置を済ませたカブと一行は、再びきっときと市場へと

向かいます。到着して市場をグルっと回ってみると、普段

見慣れない魚がたくさん並んでいます。垂涎を垂らして覗き

込むQの顔を、高級魚のノドグロが

「おまえには10年早い」

とショーケースの中からにらんでいました。



その中に、見慣れない「大げんげ」という魚がいます。

ぬるぬるとしたその姿の魚を見るのは初めて。店のおっちゃん

に聞くと、深海魚の部類で汁にするとン〜マイ♪ という事

だったので、早速注文してみました。



出てきたゲンゲ汁なるもの、初めて食べる食感です。コラーゲン

たっぷりの白身魚であっさりとした味です。若干、小骨はある

ものの、シンプルな味と暖かい汁が冷えた体には最高の一品。

これはオススメですぞ♪



食事が終わり、ここでみんなとお別れです。道中の無事を

祈りここからはQの一人旅。今となれば、みんなと一緒に

帰れば良かったなどとはこの時点で露とも思わず…(涙)


みんなと別れた後、フラっと防波堤を散策していると、小雨の

中で釣り人を発見しました。「何が釣れるのかなぁ」と

近づいてみると、男の中の男ならぬ ”イカの中のイカ” とも

呼ばれるアオリイカがあがっているではありませんかぁ〜!



これはラッキーです。いつ何時、どんな事でも対応できる

ように、バッグの中にはビシッと携帯用の竿とルアーが

用意してあります。これを人は危機管理とも言いますが、

せっかくの機会なので、みなさんもQを見習って下さい。


話が横道にそれてしまいましたが、あがったアオリイカを

みて、


「ふっ、最低10杯はイケるな。とりあえず発泡スチロールを

 買って家主にクール便で送ってやるかな…」


と激しい妄想を抱きつつ竿を垂らします。たまたま、うっかり

イカ用のジグ(疑似餌)を持っていなかったのですが、Qの

凄腕にかかれば楽勝でしょ♪ と思いアタリを待ちました。


イ〜カ〜ちゃぁ〜ん

はやくきて〜♪

 ©イカちゃんブルース


と即興で作った歌を歌いながら10分くらい経った頃、竿先が

ピピッと反応しました。それに合わせリールをグルグル巻き

ます。合わせて激しい妄想も頭をグルグルと駆け巡ります。


「このアタリは40cmクラスか?」

「外道でまさかのノドグロ?」

「いや、このとんでもない引きは人生初のカジキマグロか?」


と指先に若干感じるくらいの引きで、


「っちわ♪」


と顔を出したのが…



ん??



豚??



河の??



かわのぶたと書いて

 

 





どわはは!










笑い事ではありません!



フグはフグでも高級なトラフグではなく…



○ソの役にも立たないただのフグ…



あまりの出来事に、クール便で10杯のアオリイカを愛する

家主に送る予定を、


「新メニューの開発にノドグロを送りますのでどうぞお役立て

 下さい」


と一筆したため、恐らくフグとノドグロの違いなどわからない

であろう、RAIN DOGS CAFE のマスター宛に通常便着払い

送りそうになりました。


フグの鋭い歯のおかげで手持ちのテグスがなくなり、15分

足らずの北陸釣行はあっという間に終了。一人盛り上がって

いたQの姿を見ていた隣のお兄さんが、一瞬「プッ」と鼻を

ならされた事がトラウマとなり、あの顔と共に死ぬまで忘れ

ないでしょう。


急遽キャッチ&リリースがポリシーとなったQ。海に帰る

嬉しそうなフグの背中、そしてワナワナと震えるQの背中

という夢のコラボが壮大な富山湾をバックに繰り広げられ

ました。今回の釣りで嫌というほど北陸の海は厳しいもので

ある事を実感したのは言うまでもありません…


済んでしまったことは仕方ない。気をとり直して激しさを

増した雨の中、日本全国にある有名店にごはんを食べに

行きました。せっかく来たのだからおいしい地元の魚を

食べたい…



注文したのはほっぺたが落ちるくらい旨いイカ…




おなかが空いて目が回り、イカもクルクル回って出てきました〜





ジャ〜ン!









超有名店のまわっちゃう寿司!





しかも地のモノかと思ったら…





タイ産 YO !!





ขอบคุณค่ะ(kʰɔ̀ɔp kʰun kʰâ)


 

 


  防波堤 河豚(やつ)が飛び込む 水の音

   松尾 芭Q…


 

Qの旅は果たしていつ終わるのか…


ノドグロを送っていただけるかた大募集中♪

 

帰りの旅は地図の半分も終わってない…(涙)


奥の極太道〜本番編

2016年09月25日 | 旅に出たのだ!

本番のなが〜いコース♪

 

本当はもっと早くアップしようと思っていたのですが、

のっぴきならない出来事が起こってしまい心は雨模様。

日常はしばらくぶりのお天道様が顔を出し、洗濯ができる

事に感謝。しばらくは傘を持って出かけなくて良いと思うと、

ハートも心臓も心もウキウキしてしまいますね。

さて、前回の続きです。


以外とマメなQは、準備期間中ゴールまでの時間を計算して

まとめていました。それによると、ゴール渋滞を考慮して、

日没1時間前の17時には現地に入らないといけない事が判明。

制限速度を守って走れば、16時には到着できる計算です。

ただしこれは「休憩ゼロ」「道を間違えない」という事が

条件で、時間の使い方次第でゴールできるかが決まります。



日の出が近づき、出発の準備が整いました。後は「スタートしました〜」

の情報を運営本部へスマホで送って、ブオ〜ンとゴールに向かって

スタートするだけです。しかしずっと不安点が一つありました。



曇り空で朝日が見えなかったのですが、スタート時間となり

こちらの情報を運営本部へ送信した所見事に不安が的中。

スタート情報を1800人が一斉に流したため、運営本部の

システムがパンクしたっつう(-_-;)



そりゃそうでしょ。「スタートしました〜」と1800名が一斉に

送信すればサーバもパンクするってもんです。我々もその恩恵?

を受けて送信できず、送れた頃はスタートからすでに40分を

経過していました(-_-;)


これ以上の遅れは許されません。ダッシュで出発し、最初の

道の駅に到着しました。そこには一足先に出た仲間がチェック

ポイントの情報をパンクしたサーバへ送れずに悪戦苦闘して

います。たまたまQのスマホからはサクッと送れたため、

悪戦苦闘している仲間を尻目に、


「このままだと、ふっ、リタイア?」

「勝利の美酒が一人だけなんて淋しい YO♪」

「この辺に駅ってあったっけなぁ~」


と、温かい励ましの言葉を送りました。仲間達もありがたい言葉に

励まされたのか、


「さっさと行け!」「2度と目の前に現るな!」「塩まくぞ!」


と、嬉しい言葉をなげかけてくれます。困った時は助け合い、固い

絆と友情を確認できるのも旅の醍醐味。つながらない仲間を置いて

一人先に出発したQ。涙をこらえながら仲間に向かいアクセルを


「ボンボンボボボン♪」


と暴走族を意識したリズムでふかし、白い煙を吹きかけて旅の

無事を祈りました♪



そうそう道の駅にはこんな仲間もいましたよ。旅慣れている

のか、シートの荷台からちょこんと顔を出してご主人を

励ましていました♪



スタート地点で合流した旅仲間でもあり、イラストレーターでもある

ヨシエさんを先頭に、カブ軍団は快調に走ります。



途中で休憩したQ。一足先に出発した親分のミックスさん、

こんちゃん、トヨピを追いかけていると、スタート地点から

86km付近で、1963年製のカブの横にしゃがみこむミックス

さんと心配そうに眺めているこんちゃん、トヨピを発見しま

した。道端でバラして直していたのですが、コンデンサが

パンクしてしまい、ミックスさんは無念のリタイアとなって

しまいました。


「ミックスさんだけ残してボクらは先には進めません

 俺たちもここでリタイアします!→ 鼻水+号泣」

「バカ野郎!オレの分までゴールを目指して行け → 目が真っ赤

   こんちゃん、トヨピ、アイツらに走る事の喜びを教えてやっ…」

「コネタやってる時間がもったいないんで行きますわ♪

 どわはは!」


世は情けと云いますが、情けを考えているヒマはありません。

こんちゃん、トヨピを引き連れ、世話になったミックスさんを

特に振り返ることなく置き去りにして、残り300km先の見え

ないゴールへと急ぎます。



コンデンサが破裂した模様


三人は順調に北上を続け、各所にある道の駅へ立ち寄りながら

ゴールへと向かいます。



最後の指定された道の駅を通過し、こんちゃんとトヨピと

別れての一人旅。慎重すぎる安全運転でゴールへ向かいます。

というのも、最後の道の駅を出てから台風の影響でものすごい

雨で視界が悪くなり、スピードも30km以上は出せない状況。

予定よりかなり遅れてしまい、この天気だとゴールどころか

無事に着けるかも分かりません。



他のメンバーの現在地を確認しても、全員雨と格闘している

ようで行方知れず。晴れていれば右手に槍ヶ岳や穂高が一望

できるはずが、見えるのは一面ガスの真っ白な世界。普段は

暑がりのQも標高の高さと雨のせいで冷えてきました。


ゴール地点のある羽咋市に入ったのは17:30過ぎ。残り30分も

残っていません。降りしきる雨の中、ノロノロ運転でゴールを

目指し最後の交差点を曲がった所で奇跡的に雨が上がりました。

そのまま千里浜を走り、制限時間まで残り15分という所で、

事故もなく無事ゴール。なんとか間に合いました♪



完走者全員を笑顔で迎えてくれた主催者の風間深志さんの顔を

見た時、心底ホッとしました。



ヨシエさんはQから数分遅れで制限時間内にゴール。こんちゃん、

トヨピは途中道に迷ったなどがあり、残念ながら制限時間内の

ゴールとはゆきませんでしたがケガもなく無事完走!

ヨシエさんを含め、さすが世界のカブ。走行距離500km以上を

走り抜きました♪


まさかの台風やシステムの不具合で大丈夫か?と思っていまし

たが、振り返るとこれもまた楽しい。予想外のトラブルが

あっても知恵を出し合いながらみんなで解決し、みんなで

同じゴールを目指す喜びを味わえました。

地元でも盛り上がっていたようで、今回のイベントの記事も、

地元のローカル新聞に載っていました。



次の日の表彰式で、嬉しい事に「女性 125cc未満部門1位」

でヨシエさんが。制限時間に間に合わなかったけど、発生した

システムトラブルを考慮してゴールとみなされた「男性 50cc

部門 1位」にこんちゃんが選ばれましたぁ〜♪



また抽選会ではQもキャップをゲット!



残念ながら今回はリタイアとなったミックスさんは、宇宙人と

ラテンスタイルで記念撮影しており…



完走はしたものの、残念ながら何も当選しなかったトヨピは

表彰式の間、疲れて果てて爆睡してたっつう…



お笑い芸人のぐっさんこと山口智充さんも大阪での番組が終了

してからゴールまで走ってきて無事ゴール。表彰式での抱腹絶倒

のライブを楽しませていただきました。


ライブ中の写真撮影コーナーでの一枚


ゴールしたとは言え、今度は当然帰らなければいけません。

「行きはよいよい帰りは怖い」とはよく言ったもので、帰りはビール

片手に電車でとはゆきません。諺通り、帰りの道中ではこわ〜い

思いをたくさんしたっつう…

まぁ、そのあたりは最終章で…


最後に、残念ながら今回はリタイアとなってしまった

ミックスさんの昨年のゴールシーンでお別れしましょう♪

(しかしこんなバイクでよく完走できたなぁ…)


2015ミックスさんのゴールシーン

 

旅は道連れQは情けなし♪


奥の極太道〜出発編

2016年09月22日 | 旅に出たのだ!

気絶するほど走った秋のQ旅


台風の影響で全国的に雨雨雨(涙)

そんなに降ってど〜すんのよ?と言った感もありますが、みなさま、いかが

お過ごしでしょうか。そして前回の記事


ジョニ〜に会ったら伝えてよ

2時間修理待ち〜♪


も伝えていただきましたでしょうか?

なぬ、そんなのとっくに忘れたですと!

当ブログをご覧になっている方の平均年齢は若干高めの可能性があるため、

物忘れというより痴呆を疑った方が宜しいかもしれません。なぁに、出家

して生まれ変わったQはなにも気にしてはいませんよ。


ということで始まりました旅ネタのエントリー。いったいどこをほっつき

歩いていたんだという方も多数いらっしゃるかと思います。本日より数回に

分けて(ネタの小出し)その全貌をご紹介しましょう♪


去年、旅仲間のミックスさんから

SSTRが主催するバイクのラリーに出てみない?」

と誘われました。昔はバイクに乗っていたとはいえ遠い過去の話。

「面白そうだけど、果たして自分に長距離を乗りこなす事ができるのか」

「事故を起こさない自信があるのか」など自問自答を繰り返し、これらの

悩みをミックスさんに相談しました。


「もはや自分だけの体ではなく万が一の事があったら家主やサラピーが

 悲しみます。返事は少し時間をもらってもいいですか?」

「もちろん!なぁに、時間はまだたっぷりあるからね〜

 ゆっくりと考えればいいさ。ゴール後には美味い魚と美味い酒で乾杯…」

行きます!地獄の果てまでお供します!


7秒間という長い時間をかけ、悩みに悩んで参加する事を表明したQ。万が一

Qのかばん持ちの事も考え、旅は道連れという諺もあるように、これまた旅仲間の

こんちゃんとトヨピに


「ラリーにみんなで参加することになったから。決定だから!

 そこんとこよろしくベイベ!」


と遠慮がちに誘い、嫌がるスキも与えず、なんとかOKが出ました。問題は今回の

旅は往復1000km近くあります。バイクを30台以上所有するミックスさんに

どんなバイクが良いのかを相談しました。

「そんなの簡単よ!」

性格も顔もラテンの血が色濃く入ってそうなミックさんがロングランのお供として

選んだバイクっつうのが、これまた日本が世界に誇る


ビンテージのスーパーカブ

(平たく言うと古〜いオンボロカブ)っつう orz



Qは撮影も兼務しているため、若干大きめの250ccを見繕ってもらいました。

これは決して楽をしようとか長距離がツライとか高速を使ってさっさと

見捨てて行けるなどの理由ではありませんのでうっかり勘違いはしないで

ください。


それまでの準備期間の出来事などはすっ飛ばし、いきなり出発当日の朝が

やってきました。こんちゃん、トヨピが我が家に集合し、途中大磯あたりで

ミックスさんと合流して、ラリーのスタート地点の富士市へと向かいます。



このラリーにはいくつかのルールがあります。おおまかに言うと


▪️日の出(5:31)と共に太平洋を出発し日没(17:58)までに

 日本海(石川県羽咋市)に到着する

▪️高速道路を使うのも下道を使うのも自由

▪️道の駅を5箇所以上(指定の道の駅を1ヶ所)立ち寄る

▪️交通ルールは厳守


というもの。タイムの優劣を決めるのではなく、日没まで安全運転をして

たどり着くというのがゴール認定の条件。高速を使って早めに到着しその

辺りを散策するのもよし。途中で美味しいものを食べながら来るのもよし

楽しみながらゴール地点へ向かうという楽しい内容となっています。



なぜ富士市が出発地点なのかというと、カブでは東京から出発したら間に合わ

ためで、ゴールまでの最短距離が富士市となることから、時間をかせぐ

ために富士市のスタート地点へと向かったわけです。


はてさて色々説明をしている間に、大磯でミックスさんと合流しました。

ミックスさんも今回は53年前のピンクのビンテージカブでの参加です。



快調に1号線を走り、お昼頃に小田原で腹ごしらえ。そこから「箱根の山は

天下の険」とも例えられる山越えと向かいました。



いやと言うほどメンテナンスを繰り返し、ここまでの走りはまさに

”元気はつらつカブナミンC”状態。バタバタと元気よくエンジンを響かせ

ながら坂道を駆け上ってゆきます。こんカブ、トヨピカブを後ろかな眺め

「これならなんとかゴールに辿りつけそうだな」とウキウキ気分で最後尾を

ついてゆきます。



箱根の山の頂上までもう少しという所で、こんカブのマフラーから突然白い

煙がモクモクとあがり、みるみるとスピードが落ち、最後はか細い音で

プスンといってエンジンが止まってしまいました。



頼れるメカニックのミックスさんが

「ビンテージカブ最高!いえ〜い♪」と親指を立てながら早速チェックを

開始します。

「もしかしたらオーバーヒートかもしれない」

試行錯誤しながら調整しますが、一向にラチがあきません。そのうち、

「全くわからない。面倒だからバラしちゃおう」

ということで、箱根の山中でカブを裸にしはじめます。


格闘すること2時間。手持ちの部品では対応できない事がわかり、今回のラリー

にも参加する知り合いに連絡をすると

「お待たせ〜」

と工具や部品を積み込んだ知り合いがやってきました。



山中でオーバーホールをする事は難しいと判断し、車にカブを積み込んで知り

合いの自宅へと移動します。そこで完璧にオーバーホールを施し、生まれ

変わったこんちゃんのビンテージおんぼろカブは息を吹き返しました。



頼もしいカブの後ろ姿を見ながらゴールを妄想していたはずが、この出来事で

一気に幻となり、ゴールのイメージが吹き飛んでしまったQ。とっぷり日が

暮れた頃にスタート地点へと再び向かいます。途中、富士山を通過するコースが

あり、

「また調子が悪くなったらどうしよう」

と不安でしたが、今度は二人のメカニックがいるためそこは安心です。


急な登りが続く富士山を息を吹き返したカブが駆け上ってゆきます。

途中途中でこんちゃんに調子を聞いたところ、前よりも調子が良いという

ことで安心していた最中、今度はQの前を走っていたトヨピカブの調子が

おかしくなり、最後は止まってしまいました。こんカブに続きこんどは

トヨピカブ。おまけに二人のメカニックは異変に気づかず富士山の暗闇へと

消え、暗闇に二人だけポツンと取り残されてしまいました。


エンジンの不調か?はたまたキャブレーターの問題なのか?真っ暗な暗闇で

不安と格闘していたのですが、状態をトヨピに確認すると、これまた沖縄で

育ったラテンのお気楽さから


「ガス欠ッス♪いえ〜い!」


ガス欠って…

こんな真っ暗な暗闇にウホウホと言いながらエネゴリくんなどがやってくる

ハズもなく、能天気に振る舞うトヨピを見て軽い殺意を感じてしまった事は

いうまでもありません。



幸い、万が一のガス欠に備え携行缶でガソリンを1L持っていた事を思い出し

それをトヨピ号に入れて無事エンジンがかかりました。再び暗闇に向かって

走り出し、坂の上で待つみんなと無事合流しました。ミックスさんが


「どうしたの?」


と聞くと、トヨピは


「ただのガス欠ッス」


と答えたところ、ミックスさんが嬉しそうに


「ビンテージカブ最高!いえ〜い♪」


と見事なラテン系同士がハイタッチするコラボレーションが暗闇で繰り広げ

られました。宿に先に到着していた参加者と合流し、一杯飲みながら明日の

話に華が咲きます。



初日からトラブル続きで無事ゴールができるのか?

珍走団の珍道中の続きはまた次回♪


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