久々のオールメンバー♪
ザッシュ一族地方は朝から雪。昨年の降雪に比べれば大した事がなく、交通機関も
大きな混乱がなくて良かったです。
以前、「爆笑しながら机を横切るピンクの象を見た」と家主に説明した所、一笑に
付されたQ。しかし先日、介護で疲れた家主から「とうとう私も風呂場で見て
しまった」との報告を受けました。「爆笑するピンクの象」はやはり実在した
のです!
りきまる&ピー介護で、シフトなしの24時間営業から72時間営業に切り替え
ついに幻覚を見る能力まで身に着けたザッシュ一族。本日も雪に負けずにお送り
させていただきます。
突然のことですが、増え続けるてんかん発作のためか、りきまるの状態が急変
しました。今月、発作がなかった日が1/5、6、19とたったの3日(涙)
発作はだいたい一日3~6回と日増しに増えてゆくせいか、脳へのダメージが
多くなったようで、ここ数日間はヨタヨタ歩いているものの、意識がない夢遊病
のような状態が続き、しばらくすると倒れこむようになってきました。
1月の発作回数がハンパなくなった、りきまるの癲癇ほぼ日手帳
【脳のはなし】
今年に入り、りきまるの震えがひどくなり先生も「やはりこれは癲癇ではなく
脳自体の問題かもしれない」とのことで、見極めるための薬を使い状態を確認
しました。これで震えが止まるのであれば脳症の可能性がかなり高いと言う事に
なります。結果、次の日から震えが止まり、りきまるには「先天性の脳障害」
との診断が下りました。
麻酔での検査はリスクを考えパスしたため、ひとつひとつの可能性をつぶして
ゆきながら「脳障害からのてんかん発作」という結論にたどり着きました。想定内
ではありましたが、りきまるにとっても、我が家にとっても、悲しい結果になって
しまいました。
元気な頃と現在を比較して、変化した事がいくつかあります。
1.部屋の片隅や狭い場所に頭から突っ込み、そのまま動かなくなるといった
ロンじいさんにもあったボケの症状。
2.立った状態で、しばらくするとヘタりこんでしまう。(立っていられない)
3.宙を見つめて動かない。この時に手をかざしても、反応がない。
4.食欲が落ちる。
5.名前はおろか、お手、オスワリ、待てのコマンドが全く入らなくなる。
6.幻覚でも見ているかのように宙を見回す。
りきまるにもきっと「爆笑するピンクの象」が見えているのかもしれません。
以前は大好きだったご飯も遠目から眺めるようになった
だいたいこんな感じですが、家主やQの事も認識できない事も多くなりました。
しかしサラの事は分かるようで、一人では不安なのか、何かとサラに寄り添って
います。サラも心配なのか、少しでもおかしくなるとりきまるの所に吹っ飛んで
ゆき、心配そうに顔をペロペロなめたりします。母性本能がそうさせるのか、
ボスとしての責任感からなのか、いずれにしても現在のりきまるにとってサラが
唯一無二の存在となっています。
子供じ~さんになってしまったりきまるを励ますサラ
【てんかん発作のはなし】
てんかん発作の治療に関しては、フェノバールを常用していたのですが、効果が
見られなかった事から、新薬のゾニサミドに変更になりました。
フェノバール + 臭化カリウムという組み合わせも試したのですが、臭化カリウム
が合わなかったようで、服用するとすぐに戻してしてしまい使えないと判断。
よって、発作については、現在、ゾニサミドで経過観察をしています。この
ゾミサミドはフェノバールに比べ肝臓の負担が少ないと言われており、これに
家主の肝臓ケアハーブをプラスする事でりきまるの身体が少しでも楽になってくれ
たらな~と思ってます。
気になるのは、発作の回数もさることながら、発作の間隔がどんどん短くなって
いることです。てんかん発作により命を落とすという症例はあまり聞かないの
ですが、一番恐れているのが、てんかん発作が連続して起きる「重積状態」になる
事です。この重積状態とは発作が連続して起こる状態で、そうなった場合には命の
危険が伴います。
そうならないよう常に気を配っていますが、こればかりはいつ起こるかは分かりま
せん。まだ1歳と3ヶ月。何の因果か、やっかいな病気を引っさげてこの世に生を
受けてしまったりきまる。だけど明るく、2つの家族を持ち、近所でも評判の
人気者で、ジゴロっぷりに関しては、Qに勝るとも劣らないりきまる大明神様なの
です。
今、試しているゾニサミドに効果が現れる事を祈りつつ、元の明るいりきまるに
戻る事を願いながら、シフトなしの72時間営業は今日も続きます。。
りきまる、、治せなくてごめんな
たくさんの情報メッセージをいただき、ありがとうございます。
なかなかお礼の返信ができずに申し訳ありません。
いただいた全てのメッセージに目を通し、りきまるノートにメモを
取らせていただいております。
こんなにも皆様に気にしていただいているりきまるは、幸せものです。
厚く御礼申し上げます。