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Carpe Diem

シンシナティ大学で都市計画を勉強していた、ある大学院生の物語。現在はマンハッタンで就活。

Shanghai-Cincinnati last

2012-08-26 11:03:52 | daily life
飛行機はヘルシンキから最終地点のニューヨークへ。
そこで予想外に飛行機が1時間遅れでケネディ空港に到着、
そして入国審査の烈に2時間も待たされて、空港を出たのは予想よりも3時間遅かった。
これが僕にとってはクリティカルだった。
というのも、到着の6時間後にはNYの中心部から出ている、
シンシナティ行きの夜行バスに乗らなければならなかったのだ。
のこり時間は3時間、そしてバス停の正確な場所も分からず、
バスの搭乗時に必要な書類のプリントアウトもしていないという状況。
でもどうにかできる、そう感じていた。
そして人に道を聞きながら、エアトレインと、地下鉄と、そしてタクシーを乗り継ぎ、
どうにかバスの発着の前50分に到着出来た。
そして書類もどうにかパソコンからフリントアウトもできた。
どうにかなった、というよりどうにかしたのだ。

もしかしたらそれが今回の上海からシンシナティの旅、そして2か月間のインターンの
最大の収穫かもしれない。
どんな状況でもしっかりと自分の望む方向にものごとをすすめれる行動力と、
どうにかできるという楽観的な思考と、自信。
タイでも、他の場所でも多くの問題に出会い、その度にどうにか解決してきたという経験。
それがいつの間にかそれに繋がったのかもしれない。
僕は12時間の旅を経て、ニューヨークからシンシナティに無事にたどり着いた。
やっと今の自分のリアルに戻ってきた。

そして明日から始まる新しい学期が楽しみでしょうがない。
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Shanghai-Cincinnati last

2012-08-26 10:51:54 | daily life
飛行機はヘルシンキから最終地点のニューヨークへ。
そこで予想外に飛行機が1時間遅れでケネディ空港に到着、
そして入国審査の烈に2時間も待たされて、空港を出たのは予想よりも3時間遅かった。
これが僕にとってはクリティカルだった。
というのも、到着の6時間後にはNYの中心部から出ている、
シンシナティ行きの夜行バスに乗らなければならなかったのだ。
のこり時間は3時間、そしてバス停の正確な場所も分からず、
バスの搭乗時に必要な書類のプリントアウトもしていないという状況。
でもどうにかできる、そう感じていた。
そして人に道を聞きながら、エアトレインと、地下鉄と、そしてタクシーを乗り継ぎ、
どうにかバスの発着の前50分に到着出来た。
そして書類もどうにかパソコンからフリントアウトもできた。
どうにかなった、というよりどうにかしたのだ。

もしかしたらそれが今回の上海からシンシナティの旅、そして2か月間のインターンの
最大の収穫かもしれない。
どんな状況でもしっかりと自分の望む方向にものごとをすすめれる行動力と、
どうにかできるという楽観的な思考と、自信。
タイでも、他の場所でも多くの問題に出会い、その度にどうにか解決してきたという経験。
それがいつの間にかそれに繋がったのかもしれない。
僕は12時間の旅を経て、ニューヨークからシンシナティに無事にたどり着いた。
やっと今の自分のリアルに戻ってきた。
そして明日から始まる新しい学期が楽しみでしょうがない。
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Shanghai-Cincinnati 3

2012-08-26 10:23:46 | daily life
そして飛行機はバンコクからヘルシンキへ。
実際にヘルシンキに訪れるのは前回のタイでのインターシップを始める前と併せて今回で2回目。
前回は市の中心部を歩き回ったので今回はオリンピックの競技場へ。

バンコクでも、上海でも気温は大体30度近くはあっただろうか、
でもここヘルシンキは大体17度くらい。
みんなもう秋服をきている。空港に降り立った時はおよそ午後4時くらい、
でももう外には涼しく、時には冷たい風が吹いている。
僕はその一瞬を忘れないとばかりに、その空気をおもいっきり吸い込んだ。
その冷たい空気が肺に入っていくのがわかった。
またフィンランドに来たんだ。
そして多くの人に道を聞きながら、会話をしながらついにオリンピックがあった会場へ。
オリンピックの塔には1952の数字が刻まれている。
もう60年以上も前にオリンピックが行われた場所なんだ、そう再認識した。

5ユーロを払い、塔の最上階へ。そしてフィンランドの全景を見渡した。
本当にヨーロッパの街ってきれいだ、と感動すると同時にある思い出が蘇ってきた。
4年前に語学留学で訪れたニュージーランドのことだった。
その景色が僕の記憶を辿り寄せたのではなくて、その冷たいそして清潔な風だった。
そしてその塔から見えるそらの様子が、ニュージーランドのそれと似ていた。
あの時は4年後の自分が何をしているかなんて全く、予想出来なかったな。
そしてできるだけ頂上から見える景色を目に焼き付けると同時に、
また仕事をしてからも世界中を旅をして回りたいという思いが強くなってきた。





そして僕はずっとヘルシンキの夜を見てみたいと思っていた。
ずっとそしてずっと暗くなるまで待っていた。
大体夜の9時頃だろうか、明るかった周りが次第に暗くなり始めていた。
街の中心部では、年に一度の祭りのせいで信じられないぐらい多くの人が行き来している。
僕は空港に戻る前に、なぜだろうもう一度見たいものがあった、ヘルシンキの港だ。
そして僕は港に向かっていった、次第に中心部の喧噪が和らいで僕の周りを静寂が包み込む。
僕が港に着いたから、しばらくして一つの船が動き始めた。
ゆっくり、ゆっくりと。
その船は静かにどこかに向かって、次第に小さくなり、最後に闇のなかに消えていった。
僕はなぜかその船が自分のように見えた。
僕の人生の航海も、ようやくゆっくりと始まったのかもしれない。
ある目標に対して、ゆっくりと、でも着実に向かっていく旅が。
そんなことを思いながら、ヘルシンキの街を後にした。



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