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Carpe Diem

シンシナティ大学で都市計画を勉強していた、ある大学院生の物語。現在はマンハッタンで就活。

癖。

2013-08-07 18:30:03 | daily life
僕はネガティブなことが起こると一時的にでも現実逃避したり、
自分をごまかしたりする癖がある。
そうすることで一時的に現実から目をそらし、
そしてそらしても仕方がないという諦めを悟って、
ため息をつきながら、また前に進み始める。

最終的には前に進むからいいように思っていたけど、
そうでなくてネガティブになったときこそポジィティブな視点や、
可能性にフォーカスしたいと考えるようになった。
簡単にだましだましやるより、
希望をもってやった方が大抵のことはうまくいく可能性が高いから。

僕の場合今は建築の仕事の就活中、全然受からずにいつ受かるかさえも分からない。
そういう時はなんで僕はだめなんだろうじゃなくて、
この時期は自分を成長させるいいチャンスだ、ぐらいに考えて、
1000社落ちても、まだ生きているから大丈夫ぐらいのスタンスでいきたい。

僕が最近考えるのはすべてのことにプラスもマイナスもなく、
それを自分がポジィティブにとらえるか、ネガティブにとらえるかだけなんじゃないかと思う。
「100社落ちた、どうしよう」ではなく、
「100社落ちて、色々と見えてきたし、成長した。次はもっといいチャンスがあるはず。」ぐらいが好き。
すべて今の自分が”リスク”に感じるものを”チャンス”という言葉に置き換えたい。
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13年。

2013-08-07 18:13:15 | daily life
自習室で勉強していたら大学の2000年史みたいなものを発見した。
そこに載っていた集合写真には当時の教員と学生の顔ぶれが。
ふと、この人たちはその時に大学で何を体験し、何を感じたんだろうか、
そして今はどんな生活を送っているのだろうか、葛藤をしているのか興味が湧いてきた。

自分は13年前、2000年何をしていたのだろう、何を考えていたのだろう。
中学一年の時に将来なりたい職業に、”サラリーマン(課長)”と書いて、
友達に笑われたのをまだ覚えている。平社員より偉いからという理由で課長と書いたのも。
未だに課長がどんなポジションなのかも分からないし、分からなくてもいい気がする。
まさか自分がアメリカで就職を探しているなんて想像は全くしていなかっただろう。

ふと、今の自分を考えてみた。すると何もかもが場違いなような気すらしてきた。
アメリカという場違いな所に来て、建築・都市計画という場違いなことを勉強し、
そして25歳という12歳の僕からは場違いな未来にいる。
でもこの場違いさはいい意味でとらえたら、一つずつ目標としていたことに到達したからなのかも。
7年前に建築を勉強したい、その思いを大学で叶えた。
6年前に留学したい、その思いを叶えた。
13年前に25歳になりたい、その思いはなかったけど。

目標を叶えるためにはもちろん楽しいことばかりでもないと僕は思う。
それでも大変なことも伴うけど毎日刺激を求めて少しでも前進したい。
さて、これから13年後の僕はどんな場違いなことをしているのだろうか。
そう考えるとわくわくしてくる。
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星空。

2013-08-02 00:16:38 | daily life
シンシナティに戻って、インターンシップを始めてからあっという間に3日間が経った。
ほぼ無給のインターンなので、開き直って何でもかかってこいという感じで臨んだ。
でも、予想に反して上司は気さくな人で、交通時間がかなりかかることも考慮してくれて、
もし家でできる仕事があったらわざわざ事務所までこなくてもいいからと言ってくれた。

その仕事とはまだ建築の仕事もあまりやったことがないのに、
ある中規模の店舗の改装の担当になってしまい、勝手に建築家というレッテルが張られて、
改装案や、店舗の外装などを1人で考えて、オーナーに話をつけにいくことになった。
そのオーナーもいい人で、自分のお店の利益を重視するより、
地域のためにどうその店舗を役立たせたいかにフォーカスをしていて、
自分でいろんなやりたいことなどビジョンをあつく語ってくれた。
この2ヶ月ほど、仕事探しとグラフィックの練習で建築って何だろうと悩んでいたけど、
こうやってビジョンを持っている人の思いを形にするのを手伝う仕事なのかなと、
少し分かったような気がして、ちょっと嬉しかった。

でも、今日一日で(毎日そうだけど)、嬉しいと思ったら、また寂しくなったりして、
自信が出てきたとおもったら、また自信がどっかにいったりして、
喜んだら、次の瞬間にはまた困ったりしてを繰り返している、最近は特に。

そのインターンの仕事の残りを学校でやってたら、今はもう夜中の12時過ぎ。
ふと、なんで僕はこんなに働いているだろう、ぼくの人生は何なんだろう、と考えてみる。
そういうときは決まって、屋上に出て、空をボーと眺めて、考えてみる。
けれど分からない。
3年前、大学4年生のこの時期にも朝の6時に研究室から屋上に出て、同じことで悩んでいた。
そしてやっぱり分からず、空を見ながら、深いため息をつく。そしてまた作業に戻っていく。
この3年間、僕にとって色々なことがあったから、自分が変わったと考えていた。
でも結局、僕は僕で、何も変わっていないんじゃないかな。
また3年後も同じように空を見上げながらため息をつくんだろうなぁ。
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理由。

2013-07-30 19:08:45 | daily life
What is your life?
あなたは何の為に生きているの?

僕の人生は何かを達成するためだと考えている。
その為に毎日もがいている。
だいたい95%が客観的に見たらsucks(大変で)、4%がいい時で、
1%が輝いている時なんじゃないかとよく考える。
99%の時間は1%をどれだけ強く輝かせるかの準備期間みたいな感じだ。

以前、この質問を演劇の下積みをしてるアメリカ人のルームメートにしてみた。
そしたら返ってきた答えは感じる(feel)為に生きているらしい。
毎日うれしがったり、かなしくなったり、悔しかったり、喜んだり、
それを感じるために人生があるといっていた。
僕とは違う観点だけど、すごい納得できた。

僕の場合、最終的なゴールを目指す為に99%を犠牲にするような生き方を
していたところがあったけど、その中にも色々と感じることがある。
最近は1%をどれだけ輝かせるかを意識しつつも、毎日いろんな感情を、
喜びだったり、怒りだったり、悲しみだったり、幸せだったりを感じながら
大切に生きていきたいと思う。
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自然。

2013-07-30 01:59:05 | daily life
学校の自習室で目を覚ました、1:30am。
窓の向こうには星が輝いている。

自分が思うようにことが進んでいるときは、
少しだけ自分に酔いしれ見えなくなっていたものだった。
今のように自分として少しだけ大変な状況に立ってみて、
自然のありがたさを感じるようになった。

僕がうまくいってようと、うまくいってなかろうと、
空は、木は、僕の意思や気持ちとは関係なく、
晴れていたり、雨だったり、雪だったり、
緑だったり、紅葉していたりする。
まったくもって皮肉だけど、そこにありがたみを感じる。
今の僕の気持ちのように、空が曇っていて、
木の葉が落ちそうになっていないところがうれしい。

いつもの生活で僕(たち)はいろんなものと闘っている。
自分のこと、家族のこと、彼女のこと、子供のこと、
お金のこと、その他いろんなこと。
できるだけ自分の都合のいい方にコントロールしようともがいている。
うまくいけば嬉しいし、うまくいかなければ落ち込む。
でもただ自然だけとは闘わなくていいし、コントロールする必要はない。
(空の星を”人工的”にもっと輝かせたいとか、と考えなければ。)
だから気持ちが楽だ。

僕の今見ている空は、その昔の人たちも見ていたし、
今の違った国の人たちも見ている。
そしてこれからの世代の人たちも見るだろう。

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