晴れて、気持ち良い一日ですね。
結婚45年目にして心機一転! 新しい日が始まります。
3月10日朝番組『スッキリ!』で、この番組のADさんのお母さんが震災に遭われて以来6年の記録が
放送されました。
3月11日の震災4ヵ月前にご主人は不慮の事故で亡くなられていました。
サイワイにも家は半壊で、お母さんも怪我は無く、娘さんの処に身を寄せていました。
画面は家の様子や何も無くなった景色を映し、常日頃から日々感じた想いをチラシの裏に書き止めた
何枚もの文章を映します。
文章はやさしく切ない 真実の感情が伝わって来ます。
生前のご主人は自分勝手で、妻のコトなど「自分の手足くらいにしか思っていない!」と~
「死ねばいいのに」とまで思った事が有ったと。
夫婦旅行や家族の食事会には夫婦共家族揃って楽しそうな写真が残っているのに。。。?
魚を釣って来た時は、居間の外窓から「お-い、おーい」と呼び付ける。
半壊だった家は取り壊しが決まり、ご主人が大好きだったこの「居間」を取り壊す様子を映す。
ご主人の遺影を抱いて見守り 「こういうコトなら、もっと仲良くしておけば良かった!」と呟く。
こんな思いをするコトになるのなら「いっそ死ねば良かった!」と何度も口に出して嘆く。
娘宅に身を寄せていたお母さんの新居が出来上り、ご主人の遺影と共に新しい生活が始まりました。
いつまで生きられるか分からないけど、気持ち新たに前を向いて『生きてやろうじゃないの!』と~
この記録を冷静に・客観的に残した息子さんにも感動しました。
親にとって、こんな息子は頼り甲斐があって親孝行者ですネ。
お母さんがチラシに書いた文章がナントも味があって良いので 本になると聞いて、ゼヒ、手元に
置きたい1冊になりました。
偶然、自分と重なる『想い』があって、コレからも生きていく糧『バイブル』になるでしょう
花屋の人に書いてもらったのでしょう、花束にこんな文章が貼り付けてありました。