いよいよ姫路城グランドオープンまで約1ヶ月になりました。
グランドオープンというと、デパートなんかの改装オープンみたいでイマイチですが、適当な言葉がありませんので仕方がないですね。
既に色々な情報が入ってきています。その中でも代表的なものは「大天守には見事なほど何もない」です。
聞くところによると、以前あった展示物はすべて無くなり、説明文もないそうです。なんと武具掛けの槍や火縄銃も西の丸に移動されるみたいです。

どうも天守は素のまま見せて、余分なものは一切置かないということらしいです。
その代わり西の丸百間廊下・長局に説明文・案内板がそこかしこに設置してあります。


つまり、西の丸で十分予習をしてから天守に入って下さいということです。
でも、それではあまりにも素っ気ないので新しい見せ方が導入されました。
それはARという新しい技術です。
毎日新聞によると
http://mainichi.jp/select/news/20150217k0000e040174000c.html
>兵庫県姫路市は、世界遺産の姫路城が3月27日に大天守の一般公開を約5年ぶりに再開するのに合わせ、城内の歴史や背景などを動画で紹介するスマートフォンアプリを開発している。城の敷地内15カ所の観光スポットでスマホをかざすと、防御の仕組みや城兵が活躍する姿などが現れる。
もう既に三の丸ではこのようなものが置いてあります。


AR( Augmented Reality)は拡張現実と訳されます。現実世界を補う「何か」を追加することで、目の前にある現実以上の情報を提示する技術や、その技術によって表される環境そのものを含めたものがARと呼ばれるそうです。
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1109/26/news136.htm
今は存在しない三の丸の御殿がスマホをかざすことによって現れてくるのでしょう。言わばスマホやタブレットを使った仮想現実でしょうか。でも、なんかおかしい。
姫路城は安土城なんかと違ってまさしくリアルの世界なのに、仮想現実とは。
それに、すべての観光客がスマホやタブレットを持っているわけでもないし、仮に持っていてもすべての人がそれを使いこなせるわけでもないでしょう。
以前にも増してガイドが付いていなければ、姫路城天守は観光客には理解できないような気がします。
ということで、英語ガイドの重要性がますます高まると予想されます。三左衛門はiPad も持っているから楽しみにしていますが、客観的に考えるとどうでしょうか?
ところで、西の丸の説明文の英訳は姫路城外国語ガイド協会(VEGA)が協力しています。
プロの翻訳家が英訳したものをVEGA のメンバーが再度手直しをしています。なぜなら、翻訳家よりも私達のほうが城郭に関しては遥かに詳しいからです。特に語句の選択には厳しいチェックをいれていますし、場合よっては原文を大幅に書き変えたところも少なからずあります。
今回、城内パンフレットも刷新されました。以前と違って大変詳しいものです。少なくなった天守の案内板を補う役目を担っているようです。このパンフレットの外国語チェックもVEGA が担当しました。
でも、皆さん、これらの作業も私達が外国人に行っているガイドと同じように無償です。というのも私達はできるだけ姫路市とは協力していきたいと思っているからです。でも、市長さん、副市長さん、こんなことをご存じでしょうか?
グランドオープンというと、デパートなんかの改装オープンみたいでイマイチですが、適当な言葉がありませんので仕方がないですね。
既に色々な情報が入ってきています。その中でも代表的なものは「大天守には見事なほど何もない」です。
聞くところによると、以前あった展示物はすべて無くなり、説明文もないそうです。なんと武具掛けの槍や火縄銃も西の丸に移動されるみたいです。

どうも天守は素のまま見せて、余分なものは一切置かないということらしいです。
その代わり西の丸百間廊下・長局に説明文・案内板がそこかしこに設置してあります。


つまり、西の丸で十分予習をしてから天守に入って下さいということです。
でも、それではあまりにも素っ気ないので新しい見せ方が導入されました。
それはARという新しい技術です。
毎日新聞によると
http://mainichi.jp/select/news/20150217k0000e040174000c.html
>兵庫県姫路市は、世界遺産の姫路城が3月27日に大天守の一般公開を約5年ぶりに再開するのに合わせ、城内の歴史や背景などを動画で紹介するスマートフォンアプリを開発している。城の敷地内15カ所の観光スポットでスマホをかざすと、防御の仕組みや城兵が活躍する姿などが現れる。
もう既に三の丸ではこのようなものが置いてあります。


AR( Augmented Reality)は拡張現実と訳されます。現実世界を補う「何か」を追加することで、目の前にある現実以上の情報を提示する技術や、その技術によって表される環境そのものを含めたものがARと呼ばれるそうです。
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1109/26/news136.htm
今は存在しない三の丸の御殿がスマホをかざすことによって現れてくるのでしょう。言わばスマホやタブレットを使った仮想現実でしょうか。でも、なんかおかしい。
姫路城は安土城なんかと違ってまさしくリアルの世界なのに、仮想現実とは。
それに、すべての観光客がスマホやタブレットを持っているわけでもないし、仮に持っていてもすべての人がそれを使いこなせるわけでもないでしょう。
以前にも増してガイドが付いていなければ、姫路城天守は観光客には理解できないような気がします。
ということで、英語ガイドの重要性がますます高まると予想されます。三左衛門はiPad も持っているから楽しみにしていますが、客観的に考えるとどうでしょうか?
ところで、西の丸の説明文の英訳は姫路城外国語ガイド協会(VEGA)が協力しています。
プロの翻訳家が英訳したものをVEGA のメンバーが再度手直しをしています。なぜなら、翻訳家よりも私達のほうが城郭に関しては遥かに詳しいからです。特に語句の選択には厳しいチェックをいれていますし、場合よっては原文を大幅に書き変えたところも少なからずあります。
今回、城内パンフレットも刷新されました。以前と違って大変詳しいものです。少なくなった天守の案内板を補う役目を担っているようです。このパンフレットの外国語チェックもVEGA が担当しました。
でも、皆さん、これらの作業も私達が外国人に行っているガイドと同じように無償です。というのも私達はできるだけ姫路市とは協力していきたいと思っているからです。でも、市長さん、副市長さん、こんなことをご存じでしょうか?
標識などの英語表記も変更・統一されているようですね。姫路だけでなく日本全国で前々からおかしいとか言われていましたものね。圓教寺は「Engyoji temple」と「Engyo temple」どちらなのでしょうか。
http://www.kobe-np.co.jp/news/himeji/201501/0007688406.shtml
新しい案内板ですが「天守」ではなく「天守閣」と書いてあったものを見ました。大多数の人にはどちらでもいいことなのかもしれませんが歴史的に見て「天守」にして欲しかったです。
大手門のARは当時のでっかい大手門(桜・桐)が表示されるのか心配です。
「天空の白鷺サイト(修理サイト)」が再利用されて姫路城のサイトになっているのですが、やっつけですねー。金沢城、熊本城、松山城、首里城などはきれいに体裁が整っているサイトになっています。
市役所のサイトの「姫路城大図鑑」は大図鑑とはいうものの案内も写真は小さいし、紹介・案内する気があまりないように思います。春からの混雑情報サイトはhimejicastleのドメインですが今の所、城の紹介はありませんし、市役所のサイトも修理サイトもhimejicastleドメインに集約(リンク転送)して内容を充実させればいいのにと思うのです。再公開と共にドーンとリニューアルする算段があるのかもしれませんが。
姫路市は他の市の施設のサイトもHPを作り始めた素人のようにひどいので、見かねて以前に「サイトのデザインや運営を見直してください」とお願い(苦情)をしたのですが全く改善されません。
パンフレットは刷新されているようなのでやればできると思うのですが。パンフレットの刷新は期待していたので良かったです。案内板、パンフレットの英訳をごくろうさまでした、ありがとうございました。
ところで、姫路市が提供しているホームページは本当に貧相です。以前からそう思っていました。ウイキペディアの方がずっと詳しい。そうそう三左衛門も関係していたサイト Virtual tour-Himeji Castle が閉鎖されることになりました。姫路城の草分け的なサイトだったのですが…
http://www.himeji-castle.gr.jp