goo blog サービス終了のお知らせ 

姫路城英語ガイドのひとりごと

姫路城英語ボランティアガイドでの出来事や姫路城のあれこれを綴ります。

高野山英語ガイド

2008年07月09日 | 他城
今日、朝日新聞に「高野山異文化交流ネットワーク」というNPOが紹介されていました。NPO の前身は地元の約30人でつくる高野山通訳ガイドクラブで、05年に発足し、3年で2300人の外国人を案内してきたそうです(姫路城外国語ガイド協会は1年で6000人です

ちょっと疑問に思ったのはなぜ NPO なのかということです。
NPO は特定非営利活動と名乗りながら、法人格になると利益を追求せざるをえなくなります。つまり市民活動と称しながら、そこには活動費という名のお金が動きます。

通訳ガイドクラブの発展形としては少し変と思い、ホームページを覗いてみました。
http://www.koyasan-ccn.com/Information/1110.html

すると、
we provide Tours in a reasonable price
えっ有料?でも、会員募集の項には、英検2級程度以上しか書かれていなく、通訳案内士(通訳ガイド)の資格の記載はありません。確か国家資格の通訳ガイドの免許がなければ、外国人に対して外国語で有償のガイドはできないはず。これはちょっとまずいのでは・・・

私達姫路城外国語ガイド協会は5/29に書いたように、あくまでボランティア団体。この一線を越えることはありません。
三左衛門は未だゲストに報酬を要求する自信がありませんし


コメント (3)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 姫路城の鬼門その3 | トップ | 姫路城の鬼門その4 »
最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
姫路城VS高野山 (川崎 博史)
2009-07-06 14:10:59
はじめまして。実は1年前の記事をおっていて辿り着いた者です。高野山で無資格で有償の通訳案内を行う疑う記事を覚えておられますか?実は先日、同地を旅行し偶然にこのNPO法人のチラシを見つけました。私自身は英語はおろか日本語さえ危うい?(大阪弁オンリー)ですが、妻が通訳案内士なので、違法ガイドにはナーバスなので、このチラシを置いていた観光協会の案内所に問いただしたところ「依頼されて置いているだけ・・」と釈然としない。故に本日、新聞社に情報を提供し、県の担当部局に問い合わせを電話しました(県のホームページではボランティアとして掲載)。現在回答待ちですが同じ世界遺産としてコンプライアンス遵守はして欲しいものですね。それでこそボランティアガイドさんと通訳案内士は不足する部分を補い合い、まさに協力しあって外国人の方々に日本を知って頂けると良いですね。妻もいずれ姫路でお世話になるかも知れません。その際は何卒よろしくお願いします。
返信する
Re: (三左衛門)
2009-07-07 23:36:20
はじめまして、川崎さん。
あらためて、例のサイトを見たところ、有料とは書かれていませんでした。但し、無料とも書かれていません。
http://www.geocities.jp/koyasan_i_g_c/kccn/guide.html

以前、姫路城を案内した米国人二人組に高野山の事を尋ねたところ、有料で英語のガイドを受けた、そして結構高かったと言っていたのを覚えています。

私達のガイド協会には通訳ガイドの免許を持っている者が数名います。でも、彼らは二条城や大阪城を案内する時は有料でも姫路城ではボランティアとして無料でガイドをしています。

ところで、三左衛門はプロの通訳ガイドばかりのグループを研修という名目で姫路城を英語で案内したことがあります。なんと恐れ多いというか大胆な奴です
返信する
Re: (三左衛門)
2009-07-08 21:54:50
>あらためて、例のサイトを見たところ、有料とは書かれていませんでした。

”あらためて、例のサイトを見たところ以前と違って、今日現在、有料とは書かれていませんでした、”と訂正します。

返信する

コメントを投稿

他城」カテゴリの最新記事