天守のことを天守閣と呼ばれる場合が多い。けれども、天守閣は明治前後から使われだした俗称で、建築用語としては天守が用いられます。だから、三左衛門はお城へ行くのを登城と言い、登閣とは言いません。でも、天守の中に入る適当な言葉がないので、あえてタイトルに「登閣」を使いました。4月12日以降は登閣できなくなるので、がんばって登城しました。
今日も姫路城は大混雑。昨日から入城を1時間早め、8時からにしているのですが、今日は8時過ぎにもう2千人の入城者があったそうです。三左衛門が登城した9時過ぎにはもうすでに入城制限

お昼前にはこんな看板も。
但し、改札に入るまで80分かかります

城内では山桜がすでに開花しており、お客さんもなかなか退城しません。
本日は運良く、カナダ人を案内でき、天守にも百間廊下も入れましたが、開花が予想される来週はもうガイドどころではないでしょう。
多分天守に入れるのは今日が最後だったと思います。10ヶ月待たなければなりません。でも、その頃はきっと天守が足場で覆われているでしょう。
さて、外国人観光客は来てくれるのでしょうか?
今日も姫路城は大混雑。昨日から入城を1時間早め、8時からにしているのですが、今日は8時過ぎにもう2千人の入城者があったそうです。三左衛門が登城した9時過ぎにはもうすでに入城制限


お昼前にはこんな看板も。
但し、改札に入るまで80分かかります


城内では山桜がすでに開花しており、お客さんもなかなか退城しません。
本日は運良く、カナダ人を案内でき、天守にも百間廊下も入れましたが、開花が予想される来週はもうガイドどころではないでしょう。
多分天守に入れるのは今日が最後だったと思います。10ヶ月待たなければなりません。でも、その頃はきっと天守が足場で覆われているでしょう。
さて、外国人観光客は来てくれるのでしょうか?

来月からいよいよ本格的な修理が始まります。4月12日以降10カ月は天守に入れなくなり、しかも徐々に足場が組みたてられ天守が見えなくなるため、駆け込みの登城者が大変多く、城内は大混雑です。


城内は既に厳戒態勢。
写真のように入城制限をし、登閣ルートも通常と異なります。
本来なら「い」の門からすぐに「ろ」の門へ行くのですが、わざわざ「ぬ」の門、お菊井戸へと誘導しています。お菊井戸を緩衝帯とした城管理事務所の苦肉の策です。
だいたい姫路城は多勢の敵が一時に攻撃しにくくしてあるから、行列が出来るのは当たり前なのです。天守へ行く道はだんだん狭く、門はだんだん狭く、低くなっているのですから・・

警備の人が言っていました。
「桜が咲いたらどうなるんや」
三左衛門も同様に心配しています


城内は既に厳戒態勢。
写真のように入城制限をし、登閣ルートも通常と異なります。
本来なら「い」の門からすぐに「ろ」の門へ行くのですが、わざわざ「ぬ」の門、お菊井戸へと誘導しています。お菊井戸を緩衝帯とした城管理事務所の苦肉の策です。
だいたい姫路城は多勢の敵が一時に攻撃しにくくしてあるから、行列が出来るのは当たり前なのです。天守へ行く道はだんだん狭く、門はだんだん狭く、低くなっているのですから・・

警備の人が言っていました。
「桜が咲いたらどうなるんや」
三左衛門も同様に心配しています


姫路城内にこんなものがあります。これは平成の大修理の募金を募っている募金箱です。どれだけ貯まっているのかは公表されていませんが、苦戦が推測されます。というのは、同じような熊本城での募金、「一口城主」は最初の1ヶ月で6322万円、かたや姫路城の平成の「姥が石」愛城募金は最初の1ヶ月でたったの640万円。情けない!!!!!!!!!!!

なぜこれほどの差ができたのでしょうか?
まずネーミングが悪い。
平成の「姥が石」愛城募金。
http://www.city.himeji.lg.jp/s70/2845684/_11311/_19615.html
秀吉が築城の折、焼き餅を売っていた老婆が石臼を寄進し、その石臼を秀吉が石垣に使ったところ城下の評判になり、人々が競って石を寄進した逸話からその名を取ったと思われますが、あまりいいセンスとは思えません。だって、その石臼は本当に寄進かどうか分からないではないですか。搾取されたのかもしれません。それにあの石臼のある石垣は秀吉時代のものではなく、輝政時代の石垣なんですから。
かたや熊本城。「一口城主」。
なんと心地よい響きでしょう。町民と城主の差は大きい!!!
それに
>一万円以上の寄付をされた方を「一口城主」とさせていただきます。「城主証」をお渡しするとと
もに、お名前を「芳名板」に記載し天守閣に掲示いたします。
さらに
>個人で寄付をされた城主の方に、対象施設にてご提示いただくことで、特典を受けることができる優待証「城主手形」を発行いたします。なお、「城主手形」の有効期間は一口を1年間とし、口数に応じて期間を設けます。例えば、9口の場合9年間とします
一方、姫路城。
5000円以上の寄付で市施設の招待券。
3万円以上で瓦への記名。しかも、なんと抽選!!
3万円も寄付して抽選とは信じられない。まさしく記名させてやるというお上の発想。瓦の数に限度があるとすれば、当然先着何名とすべきでしょう。そうすれば競って寄付するのに・・
ちなみに、この募集要項もPDFファイルのため、コピーして貼り付けができない

でも何よりも熊本との違いはお城に対する愛情だと三左衛門は思います。
熊本市民が熊本城を語るときの熱さは姫路市民の比ではありません。なぜなんだろうと、考えてしまうのですが、それは城主に対する尊敬の違いかもしれません。加藤清正公は熊本市民に本当に愛されていますが、池田輝政の知名度は姫路でも残念ながら低い。それに城主が次から次へと代わっている。一部では黒田官兵衛を売り出そうとしているけれど、ほんまは池田三左衛門輝政のほうが偉いのやと私は言いたい。
それはともかく、4月からいよいよ本格的に大修理が始まります。
姫路市民の皆さん。そして、お城ファンの皆さん城主になったつもりで、是非寄付をお願いします。
熊本に負けたくない
