今日は高校生ドラフトでした。プロ野球を夢見ていた選手たちはさぞ緊張の一日だったでしょうね。我々凡人には分かりませんが、強いていえば「合格発表」のイメージですかね。それでも到底及ばないでしょうが。
今年の目玉は、大阪桐蔭・中田、仙台育英・佐藤由、成田・唐川だったとのこと。戦力強化のためのドラフトですから、各チームともいい選手を狙うのは当然ですが、2つの点でちょっと言いたいことがある結果でした。まず、ミーハーな意見としては、地元千葉ロッテに指名された唐川はともかく、佐藤由は希望通り地元楽天に入ってほしかったですし、中田も阪神などの方が似合ったのではと思います。特に楽天は、発足当初ベテランばかりでスタートし苦しかったですが、今年マー君が入団し勢いづいているだけに、フレッシュな投手コンビを見てみたかったなあと思います。
もう一つまじめな意見としては、パ・リーグ優勝を決めた日本ハムが十年に一人の逸材を指名していいのかということです。もちろん、それ以上に昨年まで実施されていた希望枠とか逆指名はもっと変な制度なわけですが、それもなくなるのですから、この際下位球団から順に指名していく完全ウェーバー制にすればいいと思います。その代わり、FA期間をもう少し短くしてやればいいのだと思います(年俸高騰を防ぐ対策は必要でしょうが)。そうでないと、広島のように赤字を出さずに独立採算で球団経営をしているチームは浮かばれませんよね。
それはともかく、一番の目玉の中田翔と佐藤由規は一年目から活躍できるでしょうか。中田は外国人のようにヒジを開いたパワフルな打撃フォームですが、高校はともかくパワー頼みのフォームがプロですぐに通用するでしょうか…。佐藤もあの球の速さは魅力ですが、速いだけではなかなかプロでは通用しません。マー君のように若いのに変化球ばかりというのもちょっとなあと思いますので、ぜひ制球を磨いて速球で攻めてほしいですね。
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