三田市議 肥後淳三のウェルビーイング(幸せ)日記

幸せな出来事、その日の思いをブログにしたためます。        皆さんと一緒に幸せを追求しましょう!

お節介士が高齢化社会の家族を救う

2015年04月23日 | 研修報告
 昨日22日(水)お節介士(ケアライフサポーター)養成講座を受講いたしました。
 この講座は、一般社団法人日本エルダーライフ協会が主催しており、講座を受けた方がお節介士として入会し登録すれば、資格認定が得られます。
 私はこの講座を3回受講しました。そのうちの1回は三田市内で受け、残りは大阪中央区南新町にある社団法人即戦力さんの入っているビルで講習を受けました。
 お節介士講座は、介護制度の仕組み、施設の違い、介護する前に知っておきたいこと、法的な知識、介護費用面、要介護認定に関することなど幅広い知識を習得することで、お節介士のなられた方を地域社会で貢献する人、出来るようになる人を養成するものです。

 講習は、3時間かけて行われますが、内容を深める方は、この何倍も必要ではないかといつも感じます。
 介護制度は、毎年のようにめまぐるしく変わって行きます。いわゆるケアマネージャーは、介護認定やケアプランづくりなどで多忙を極めていますので、これから介護を受けようされる家族の方には詳しい話が行き届きません。
 私は、お節介士養成講座を受け、認定を受けたお節介士の方々が地域で介護認定を受ける、受けずとも介護制度に関心ある方々に懇切丁寧に説明ができる人が存在することで、随分介護制度の理解、制度の適正な利用が進むと思います。

 堺市では、お節介士の役割を認識し、新たな仕組みを造る動きがあるようです。
 介護者が増える中で包括支援センターの仕事も忙殺される中、地域で顔の知れた方々に気楽に相談できる仕組みも今後行政として合わせ技で考えて行く必要があると感じました。

 また、お節介士は、地域で高齢者との懸け橋となっている民生委員・児童委員の方のサポーターとしても活用できるのではないかと思っています。
 これまでのブログでも書きましたが、認知症サポーター養成講座を予算をかけて行うのであれば、お節介士のような家族や地域の話し相手になれるサポーターを要請する事業に振り替えてほしいとも思います。
 
 今回の受講を終え、お節介士の役割を改めて認識をさせていただきました。
 三田市内ではお節介士は、まだお一人と聞いております。
 お節介士第2号になるべく認定手続きを済ませたいと思っています。
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