四季に暮らす

季節の着物、食卓、ベランダの植物たち
和と洋が仲良く並んでいるような衣食住の風景

秋はこれがないとはじまらない

2023-11-22 | 料理

秋の実・・といえば「林檎」と答えていたのは中学時代。
友人と島崎藤村の「初恋」を暗唱し合っていた頃の話。

大人になってから、秋の実といえば「銀杏」。
これを食べないことには私の秋ははじまらないのです。(^.^)

でもこれは、大人になってからではないのかも。

小さい頃から茶碗蒸しに入った銀杏が好きでした。
たった一つずつしか入っていないのが不満で「銀杏、もっとちょうだい!」と茶碗蒸しをお代わりしていたものです。
周囲の大人は「子供なのに変わっているねー。大人になったら酒飲みになるかも。」と言っていました。

そして酒飲みになりました!?

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商店街の八百屋さんに銀杏が並び始めました。
忙しさにかまけて、今年はまだ食べてなかった・・

「藤九郎」の表示に、即買い♪

お店で食べると、串にちょこっと刺してあったり、煎り銀杏を頼んでも小皿にほんの少しだけ。
もっとたくさん食べたい私は、家で食べたいだけ食べるしかありません。(^。^)

銀杏好きの私に義母から「銀杏は食べすぎると中毒になるから気をつけてね。」と注意されていましたが、私はいくらたくさん食べても具合が悪くなったためしがありません。^^

もう完全に銀杏中毒です、私は。(#_#)

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新聞紙を分厚く敷いた上で、銀杏の峰の部分を金槌で軽くコンと1発。
リズミカルにどんどん割れ目を入れていきます♪

フライパンでから煎りするとこんな感じ♪
割れ目から殻を剥いて塩をつけて食べます。

ああ、ほろ苦くもっちりした食感
歯が弾力のある実に喰いこむ感じがたまりません。
秋の実を齧っている実感・・

食べ続けていたい気持ちを我慢して、料理に使うことがあるのでさらに素揚げ。

油をくぐった銀杏は薄皮もぱらぱら剥がれ、艶々。もっちり感も増します。
ほろ苦いけど甘い。

うう、、おいしいっっ・・

これを食べすぎて死んでも本望かも♪ (^。^)

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