キッチンさなえ Kitchen SANAE 

女優、結城さなえの徒然なる日々。

出演情報

-----------インフォメーション-----------
いつもありがとうございます。
最新情報・ご連絡はこちらまで
instagram
twitter
所属→オフィスモリモト

財産

2015-10-30 01:53:49 | 女優
脚本スキルを学びたくて通っていたシナリオセンター。


あ、これは先日頂いた台本(*^^*)

大好きな内館牧子さんを始め、ジェームス三木さん、岡田惠和さん、山本むつみさんなど、
日本を代表する脚本家の方々もご出身の歴史ある養成スクール。

課題でシナリオを描くたびに、
自分の中に眠っていた引き出しを開けるようなワクワクする感覚や、
言葉を選ぶ時の直感を研ぎ澄ますような感覚がとても楽しい。
なんだかんだ「母娘もの」を描いてしまう自分にも驚きました。
自分の作品、いつか創りたいな。

そして何よりもやはり、
シナリオやセリフを頂いて読んだ時の感覚に、大きな大切な変化があり、、
それが私にとって素晴らしい財産となりました。

そしてもう一つの財産がゼミ仲間。


お互いの作品を読み合って、講師とともにフィードバックするゼミ教室は、
作品=心が裸になるお付き合いなんですね。

それぞれ年齢や境遇は違うけど、
お互いの創作精神をリスペクトしていて気持ちいい!

私の出演作品も見てくれて、
ゼミさながらにフィードバックしてくれるのも
ありがたいなぁと思ってます(*^^*)

今日は同級生Kさんのお誕生日。

おめでとう!!
コンクールもいい線いってるみたいです♪
みんなでお祝いしました。


ご縁に乾杯☆

いつかきっとコラボしようね。







第28回東京国際映画祭

2015-10-28 22:40:22 | 女優
第28回東京国際映画祭。


昨年の吉田大八監督「紙の月」に続き、
今年は細田守監督「バケモノの子」の上映と、
出演者として携わることができ、
感謝しみじみでございます。

そして今日は、世界の映画を堪能。



イタリア映画「神様の思し召し」
エドワード・ファルコーネ監督



イラン映画「ガールズ・ハウス」
シャーラム・シャーホセイニ監督

投票用紙の配布や上映後の拍手、
監督のアフタートークなど、
映画祭ならではのワクワク感。



アフタートークでのシャーラム・シャーホセイニ監督の、
役者が皮膚の内側から演技をしているようだった、
という言葉が印象的でした。

そして映画好きが集まった温かな空間ってやっぱりいいな~と、
一人でニヤつく私でありました。



帰り道、フォトセッションエリアのレッドカーペットに遭遇。

次は出演者として胸を張って踏みしめたい、いや、踏みしめるよ。


と、今日のところは駅のホームのタイルを踏みしめたのでした。

映画「Mommy」グザヴィエ・ドラン監督

2015-10-27 23:17:18 | 映画


第67回カンヌ国際映画祭 審査員特別賞受賞。

前を向く、希望を持つ。

どんなにシビアな現実でも、歯を食いしばってこれができるか。
なんとか泣かずに笑おうとできるか。

前を向き立ち上がろうとする人間をじっくりと見守り、丁寧に描いている作品。

年齢の話をするのはあれだけど、25歳でこの作品を作ったグザヴィエ・ドラン監督、やはりただならぬものを感じます。

戦う母親の底力を、母親役のアンヌ・ドルバルが激しく愛しく表現していて圧巻。

後半、すべてをこらえて前を向こうと踏ん張るシーンはほんとに目が離せませんでした。

心に傷を負い言葉がうまく話せない、お隣の奥さん役のスザンヌ・クレマンも、繊細で切なくて素敵。

ADHDでピュアすぎる息子の横顔もとても美しかった~。

すべての会話、空気が素晴らしかったです。


あぁ、戦う女、演りたい~。
いや、演るぞ!

映画

2015-10-24 13:49:31 | 女優

一昨日、2本。
「アデル、ブルーは熱い色」アブデラティフ・ケシシュ監督
「暗闇から手をのばせ」戸田幸宏監督

昨日の夜、3本。
「マザーウォーター」松本佳奈監督
「インターステラー 」クリストファー・ノーラン監督
「インソムニア」クリストファー・ノーラン監督

今日は劇場で2本。

来週は東京国際映画祭で2本。

いいペース♪

芸術の秋(*^^*)

追伸:「アデル、ブルーは熱い色」の生々しい熱気、衝動、、とにかく圧巻でした!彼女の唇にずっと引き込まれてました。観たらわかります。

他作品も改めて感想書きますね。

ショートの世界

2015-10-20 00:46:39 | 女優
ショートショートフィルムフェスティバル主催、
カンヌライオン2015審査員・長谷部守彦氏による
広告とショートフィルムの未来を考えるワークショップ
@東京都美術館



大好きな素敵クリエイター女子と行ってきました♪

広告界のアカデミー賞と呼ばれるカンヌライオン。
そこで金、銀、銅賞などを獲得した数々の作品を、審査員もされた長谷部氏のレクチャーを交えながら観賞。




アメリカ、イギリス、スペイン、アルゼンチンなどなど、普段見ることのできない広告作品がずらり。

わずか15秒~3分の世界。
しかしながら一本ごとに深い感動が押し寄せ、ほぼほぼ泣いておりました。
やられたー。
全てすばらしかったです。

情熱を持って切り取られる、
人生の本当に美しい瞬間を目撃しているようでした。

そして後半はショートフィルムを観賞。

スペイン作品「The wedding」
オーストラリア作品「tanaka」
Yuki Saito監督「しゃぶしゃぶスピリット」

家族のつながりを深く考える3本。
絆は、距離も国も常識も乗り越えるのですね。
最っ高でした!

2時間半でトータル20本弱を観賞。


非常に濃厚で贅沢な経験でした。


リターン

2015-10-13 22:36:45 | 女優


薬膳カレー、豆かん付き。800円。

しょうが、にんにく、クコの実、野菜たっぷり。
あったまりました~。
女将さん&大女将さんとの会話にもほっこり。
大女将のおばあちゃん、可愛らしい方でした。

今日のトレーニングは撮影のための準備。

リスクを負った分だけ、リターンがあった。

自分がこうなる!と決めてから、怖いものが減ってきた気がします。

目的は勇気の源なんだね(*^^*)

映画「木屋町DARUMA」榊英雄監督

2015-10-11 23:26:40 | 映画


2015年、現在公開中。
京都の歓楽街、木屋町を舞台に闇社会で四肢を失いながらも生きる男とその舎弟を巡るヒューマンドラマ。

原作を拝見してからの観賞。

原作を読み、どうしても救いを見出せず個人的に辛い気持ちになってしまったので、映画を観るのが正直怖かったのですが、、、

映画見てよかった~~。

主人公・勝浦のすべてのシーンの「目」が、どれも胸に突き刺さりました。

時に執念、時に諦念が混じり合うその奥には必ず、人間への深い愛情があり、
それが作品全体を圧倒的に包んでいて、ずっと切なかったです。

舎弟の坂本が、酒に飲まれて己の身の上や心情を吐露する場面も、はぁ~~切なくて、、好きでした。

痛くて残酷なシーンもあったけれど、全編通して温かい気持ちはずっと消えなかった。

辛くて怖いと思っていた物語が、
いつのまにか、、、
人と人の間には「情」があると切に信じている男の「希望」の物語として受け取っている自分がいました。

映画人の魂を感じる作品でした。










手前味噌

2015-10-11 18:01:55 | グルメ
今年の初めに仕込んだお味噌さんが、
8ヶ月の熟成を経て出来上がりました!



わぁ!
久しぶりに自分の子供に会えたような感動。
8ヶ月前に比べると味噌らしい濃い色に。
よく育ってくれたねぇ。



フタを開けると、ふわーっと広がる深くてほんのり甘い香り♪



おなじみ女優の真知子ちゃんのお味噌8キロと私の4キロを見比べ、、、
同じ材料で同じ過程で作ったのに、
おおー、
色も香りも味も違いました!



味噌師匠によると、手作り味噌は作った人の個性が出るんですって。
すごいぞ、味噌!



ででーん。
パックに詰めて出来上がり!



最後は、お楽しみの、、
師匠の美味しくて体に優しいお料理☆

身も心も満足なお味噌作りでございました(*^^*)