そして、資料を送っていただいたので、当ブログで紹介しよう。
私は、中学、高校、大学、社会人と、かれこれ30年以上、関西人だったのだ。
そして、その間、神戸というと、先進的でしゃれた文化、経済の町という印象ばっかりをイメージしていた。
ところが、その神戸に大仏があるというではないか。
送ってもらった大仏の写真である。
仏は、JR兵庫駅を南東にすぐの地、能福寺に鎮座している。
身の丈11㍍の堂々たる露座の大仏。
この寺は、僧最澄が、延暦24年(805年)、唐で仏法を学び、帰国して上陸したのが兵庫の和田岬。
そして、この地に天台宗の能福護国蜜寺を初めて開創したとのこと。
寺の由来は古く、平安初期であるが、大仏は明治24年、土地の豪商が人々の寄進を募って始めて建立した。
戦争で仏の青銅を軍備に供出したが、平成3年になって関係者の努力で再建されたとのことである。
この周辺は、平安末期、平清盛が福原に都を置き、宋との貿易拠点として栄えたという古い歴史もある土地なのであった。
実は、このブログを作るには、随分、時間がかかった。
グーグルの地図を見、三宮から南へ行くと、ポートアイランドがあって、尚その先に神戸空港の島がある。
魚崎から南へ行くと、六甲アイランドがある。
更に、中学、高校と居た芦屋の南にも島がふたつあるではないか。
私の住んでいたところや、中学校のあったところのライブ画像をみても、全くの異郷。
夏、海水浴をした芦屋浜も、いまではびっしりと建物が建て込んでいる。
これでは、なんにも取り付く島もないではないか。
思えば、私のイメージは60年も昔のまま、そして、平成に入ってからは、阪神淡路大震災がこの方面を襲ったのであった。
冒頭、須磨のHAさんと紹介したそのひとも、震災で被害を受け、垂水に移転されたのでありました。
ああ、時は容赦もなく流れ行く・・・・。
大仏の資料と一緒に、我らの会、108会の記念写真を送ってもらいました。
KIさん、KAさん、HAさん、YOさん、ONさん、DEさん。皆さん、お元気らしくてよかった。
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