争点なき選挙

アメリカの大統領選挙は、クリントン・トランプの争いになっているが、肝心のアメリカの世界戦略については言及が見当たらない。
世界の国際秩序を規正する覇権国であるのに、今後、世界にどうコミットしてゆくのか、何の言及もない。ただあるのは、両候補の弱点指摘だけみたいなのだ。

民主主義のお手本のように思っているアメリカなのに、こんなでいいのか、考え込んでしまう。

日本でも衆議院補欠選挙があって、テレビでみると、どうもお手軽な選挙応援が目についた。
東京10区だとか、若狭勝氏の応援に小池さんが登壇した。
すると、安倍首相も同じ選挙カーで応援演説していた。
「今日私は緑色のネクタイを締めてきた。おまけに青汁を２杯飲んできたので、腹の底から緑色。」
だという。小池さんの勝負服にあやかるつもりなんだろうが、安倍さん、軽すぎるんだよ。
総理なら、もうちょっと聞いている人の感心するようなことを言ってほしい。