サンズ・トーク

自分を越えたい。時にそう思っている中高年の記。

就活に勝てる体質って何か

2010-06-11 21:53:13 | 人生いろいろ
どんな人でも、生まれながら、ものごとに対する興味、関心を持っている。
男も、女も、若者も、年寄りも、好奇心 を失ったり、押さえ込んでしまったりしてはならないのだ。

私には、6才と4才、そして生後3ヶ月の3人の孫がいる。
3人とも、生まれてから乳児のころ、人の顔をまばたきもせず、目を皿のようにして、食い入るように見つめる。
母親の顔、おじいちゃんの顔、だっこしてくれているひとの顔。とにかく目をそらすことなく見つめるのだ。
これが、この世に生まれてきて、目にした人をとにかく識別する、それこそ 先天的に対象を知ろうとする本能かもしれない。
町中などで、時として、よその赤ちゃんが、こちらの顔をみて、じっと見つめられる経験をすることは、よくある。

そして、だんだん、成長してくる。はいはいができるようになる。伝い歩きが出来るようになる。かたことでお話をし始める。
幼稚園に入る。
純真無垢なうちの子は、好奇心のかたまりである。
どうして? どうして? なんで? なんで?
いろんなことに興味をもって、質問する。推理する。
知りたいことを、知ろうとするポテンシャルは凄いのだ。
だから、このころの、子の関心、好奇心には、大人はきちんと向き合ってあげなければならないのだ。

そして、その子が小学校、中学校、高校、大学とステップアップしてゆく。
その過程でも、好奇心、探究心は、すなおに育まれなければならない。
回りの親が、家族が、大人が、先生が、気をつけてあげる。
そして、何より当の本人も、子供の頃からの好奇心を失わないようにしたい。

人間、しらけちゃならない。
情熱から一歩引いたような心のありかた。これが、だんだん身についてしまうとしらけ鳥になってしまう。
しらけたセーネンは、魅力ない。
ひたむきな若者は、美しい。
好みを聞かれて、どっちでもと答えるようなことは、深い関心がない証拠じゃないかな。

考えてみる心。不審なことがあれば究めたいという心。わからぬことを質問してみたい心。
こういう心をずっと持ち続けよう。それが、かぎだと思う。

採用試験の面接なんかで、会社の人は、受験者がわが社にどんなことを思っているか。を基準に応対する。
この子は、先々、当社の力になってくれそうな人かどうか、可能性を見極めたいはずだ。
目の色で、話しかたで、表現で、わが社への好奇心、関心がある人とない人とは区別できよう。
面接では、いろいろ質問される。値踏みされる。
同時に、こちらからも会社のこと、職場のこと、仕事のこと、なるべく聴こう。質問しよう。
それが、この会社を判ること、自分の将来を知ること、相手から関心をもってもらえるインパクトになるのではないか。

そのときだけの付け焼き刃じゃ駄目だ。好奇心旺盛な人であってほしいのだ。
会社のほうでも、研究心のない子はいらん、と思っている。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 時計について、孫娘の観察 | トップ | ラベンダーの花 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

人生いろいろ」カテゴリの最新記事