駅から西を見ると、ほら、小田原城が見えているのです。
改札の天井には、巨大な小田原提灯がぶらさがっています。
何で小田原提灯というのか。
江戸時代、ここは東海道の宿場町。
お伊勢参りとか、富士講とか、町人ツーリズムが華やかになり、小田原の提灯職人が携帯に便利な提灯を作って大人気になったのだという。
茶筒のようで蛇腹折りたたみ式の提灯をつくり、使用しないときには懐中に畳んで収められるというので、江戸の旅人は、帰り道でこれを買って帰り、江戸でひろめたということなのだ。
今で言うなら、モバイルライトかな。
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