サンズ・トーク

オリンパス役員の犯罪

オリンパスの社長が、企業買収にからむ支出の異常さに気づいて調査し、そのため解職され、今、財テク失敗の巨額の累積をその異常支出で清算したと、次の次の社長が白状した。
これは、役員による驚愕の犯罪である。

しかも、財テクによる不良投資は、90年代からずっと続いていた。英国人の社長が不審を抱いて調査、追及するまで、役員会が結託して株主、投資家をだまし続けてきたのに他ならない。
これから調査して、内容があきらかになるだろうが、実に悪質な粉飾だ。

資本金は483億円。
大株主は、1位が日生、2位が三菱東京UFJだ。大株主も、永年、だまされ続けていて、見抜けなかったというのもぼんやりしている。

今の企業人は、倫理観念をもっていないのか。または、仕事に命を賭けるという気迫をもっていないのか。


オリンパスは、医学の分野では、内視鏡を発明した世界的な会社である。
見ることのできない患者の内臓の深奥部を、解剖せずに医者が目で見、さらに内視鏡を使って患部を手術することができるのは、この会社創業者の開発があって始めて為し得る世界の医学革命。
こんな輝かしい事蹟があるではないか。


また、四国の大王製紙。
ティッシュペーパー製造販売で積上げた会社の金庫から創業者の御曹司が100億以上もつまみ食いしていたというではないか。
この会社や子会社の役員達は経営者ではなく、唯のキャッシュディスペンサーなのか。


これらの会社の役員なら、一応高等教育を受けてはいるのだろうが、も一度いう。
今の企業人は、倫理観念をもっていないのか。または、仕事に命を賭けるという気迫をもっていないのか。

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