Sam'sダイアリー

日々の出来事、これまでの出来事を思いつくまま書き込んでいきます。

東北地震を報じるサーチナ(中国新聞社)

2011-03-14 20:16:39 | 日記
相変わらず余震が頻繁に発生している東北地方・・・
目を覆いたくなるような光景がTVに映し出されており
そのたびに死者行方不明者の数が増えている。
自然の驚異の前ではどうすることも出来ないが
もうこれ以上やめてくれと言いたくなる。

災害で亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げるとともに
被災された方々への救援活動をより一層充実してほしいと願っている。



このような状況下で普段は反日運動や尖閣諸島問題でお互い好印象を持っていない中国サイトに
以下のように日本を評価している記事が掲載されていた。


震災でも秩序保つ日本人、「人に迷惑かけない」精神

中国でも、11日に発生した東北関東大震災に関連する報道が相次いでいる。甚大な人的被害、原発事故を含む各種施設・設備の損害などの報道に加え、大災害に直面しても人々が秩序を守っていることの紹介も多い。中国新聞社は「落ち着いて秩序を守る日本国民の強靭(きょうじん)さは鮮明」などと論じる記事を配信し、「人に迷惑をかけない」ことを常識とする日本人の特長に注目した。




■災害が起こっても、自主的に秩序を保つ日本人

記事はまず、地震発生の11日の東京都内の状況に注目。電車が止まったために多くの人が徒歩で帰宅することになったが、「きちんと順序よく歩き、騒ぎはなかった」、「道路は渋滞したが、クラクションを鳴らす自動車はなかった」として、「巨大な無声映画を見ているような感じすらした」と報告した。
バス乗り場でも数百メートルの行列ができたが、「係員の仕事は列の最後尾の場所を教えることぐらい」「『列に並ぶように』などの強制はまったくなかったにもかかわらず、すべての人が行列してバスを待った」と報じた。被災地の様子は、一般ユーザーによるインターネットへの投稿を紹介。「数百人が集まった避難場所で、スタッフが走り回って毛布や湯、ビスケットを用意した。男性は女性を助けた。(人々が集まる場所で)たばこを吸う人は1人もいなかった。救援物資の配布は3時間で完了したが、ごみひとつ、落ちていなかった」と、人々が秩序を維持し、助け合いながら配布を受けた様子を紹介した。


■「人に迷惑かけない」常識が、身勝手と混乱を防止

記事は、「人に迷惑をかけない」ことを重んじる日本人の考え方に注目。小学校でも「人に不愉快な思いをさせない」、「人に心配をかけない」、「人をいらいらさせない」などと教育していると紹介した。日本人の自らを律する精神や、「所かまわずたんやつばを吐かない」、「大声で騒がない」、「行列に割り込みをしない」、「ごみを勝手に捨てない」などの特色も「人に迷惑をかけない」の精神が生み出したものと解釈できると論じ、「少数ではあるが『細かいことにこだわらない人』もいる。しかし、周囲の状況を察して、自らを律するようになる」と記した。
「震災で家族や親友が命を奪われた場合でも、日本人は大声で泣くことが少なく、静かに運命を受け入れる」、「自分が救出された場合、『ありがとうござました』と言うのではなく「申し訳ありませんでした」と言う人が多い」と紹介し、「他人に迷惑をかけてならないとの精神が強くあらわれるのだ」との見方を示した。


■人々が力を合わせる日本で、「英雄主義」は不要

中国では災害発生時に、「自らの危険をかえりみず、他人を救った」などのエピソードが、しばしば伝えられる。記事は、「日本人はどんなに過酷な状況でも、個人は集団を離れず、集団は個人を保護する。厳しい状況でも、“個人による英雄主義”は必要ない。「皆さんと一緒に」の精神は、力を合わせて困難を克服するだけでなく、社会システムの効率を保つことにつながる」、「どんな事態が生じても、日本では略奪や大パニックが生じないと言っても、大げさではない」と、日本人の協調精神が、社会全体にとっても個人にとっても大いに役立っていると主張した。


     Searchina(サーチナ)全文引用



必ずしもすべての内容が当てはまらないが、こう言った重大災害が発生すれば国境を超え
人間としての本質で物事が語られるようになる。



また世界各国から「ガンバレ日本」とエールが送られている
被災地のみなさん力を合わせて頑張ってください












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