Sam'sダイアリー

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スズメの飼育日記1

2010-06-19 18:11:43 | スズメ
 -最初に育てたスズメの雛です。-

9年前の6月のある晩、部屋のどこかで小鳥の雛の鳴き声がする。
天井を見てみるとダウンライトのカバーの隙間から顔をのぞかせていた。



カバーを外し取り出すと、まだくちばしが黄色い生後1ヶ月?ほどのスズメの雛だった。
なんでこんなところにいるんや?・・・と思いながらもダンボール箱に新聞紙をひき詰め、
世話の準備を始める。



翌日、ペットショップで鳥カゴと餌、そして注入器を買ってきて餌やりを始める。
まず餌を水に入れふやかせ、注入器で与えると、よほどお腹がすいていたのか、
くちばしを開け、食べ始めた。

早速名前をつけた。手っ取り早く「スズ!」



そのうちにカゴの中で盛んに羽ばたくようになってきたので、そろそろ飛ぶ練習を始めるため、
カゴから出してやった。まだ距離は伸びないが、飛びあがるようになってきた。

ことろが問題発生!放し飼いにしたため、部屋のいたるところで糞をするようになり
目が離せなくなった。まあ~しょうがないか!

昼間、家族が不在の時はエアコンの上や照明の上に止まっているようだが、
誰かが帰ってくると「チュンチュン」と鳴きながら近寄ってくる。
すっかりなつき、手のひらに乗ってきたり、頭に止まってくるようになった。
手を出しても逃げないし、逆に手の平を丸めていると中に入ってきて暖かいのか
ウトウトと眠り始める。


手のひらの上は暖かく、気持がよいのかじっとしている。




昼寝をしていても寄ってくる。






頭の上に飛んできて、まさにフンをする瞬間。またやられた~!
このころに一度しっぽの羽が抜けてしまった。




「たまには新聞でも読むか!」







こうなるとすずめもかわいいものだ。



  
世話を始めて半年がすぎたころ、我家の「すず」を見たいと娘の友達が尋ねてきた。
そのころは普段でも娘の肩によく留まっていたので、そのままの体制で出迎えに表に行った。




玄関ドアを開けて外へ出た時に一瞬羽ばたき、飛び立った。呼べば戻ってくるかと少しの間
近くを探したが、それっきり帰ってこなかった。

しかし、自分で餌をとって食べることを知らないので、2階のベランダに餌と、水を2週間ほど
置いて様子を見ていた。時たま食べにくるスズメを見かけるともしかして「スズ」か?



いつかは開放してやろうと思っていたが、その時が「スズ」の巣立ちの時だったようだ。・・・
よくなついていたので、半年もいるとちょっと寂しい気分・・・・


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