御坂神社の南を流れる志染川 そこに架かる通称「めがね橋」
年代を感じさせる石造りのアーチ橋 人ではなく「水」を渡す 「御坂サイフォン橋」
明治時代 水の便が悪かった「印南野台地」に水路を引くため
水源の 「淡河川」上流部の山から 「志染川」を渡り 向かいの山に
水を運ぶ 日本で最初のサイフォン(噴水管橋)である
イギリス陸軍少将ヘンリー・S・パーマー氏が設計し 明治24年に完成した
昭和28年の改修で 眼鏡橋の隣にはコンクリート橋が併設され
パイプはその中に組み込まれ 今は旧眼鏡橋に水は流れていないが
その姿は当時のまま残っている
奥が石造りの旧眼鏡橋 手前が併設されたコンクリート橋
橋の上は 中央を鎖がしてあり 左上流側が旧の石造り
右下流側が コンクリート造 旧石造りの方は立入禁止になっている
橋の上から見た上流と下流
上流は「淡河川」と「志染川」が合流している
橋を渡り 山側を見ると 一直線に下って来る水管が見える
橋を渡った水管は 今度は山腹に沿って上がっていく
写真では わかりづらいが 登り斜面で この先は「三木総合防災公園」
印南野までの距離は20km以上 工事の最大の難所は
ここ「志染川」の横断であったと・・・
パイプを通る水はこの橋まで 一旦56.5m下った後
圧力によって今度は54m上る
2.5mの高低差を利用して送る仕組みになっている
当時としては画期的な大工事であった
1世紀以上経た今日も 周りの景色に溶け込みながら
その役割を果たしている
年代を感じさせる石造りのアーチ橋 人ではなく「水」を渡す 「御坂サイフォン橋」
明治時代 水の便が悪かった「印南野台地」に水路を引くため
水源の 「淡河川」上流部の山から 「志染川」を渡り 向かいの山に
水を運ぶ 日本で最初のサイフォン(噴水管橋)である
イギリス陸軍少将ヘンリー・S・パーマー氏が設計し 明治24年に完成した
昭和28年の改修で 眼鏡橋の隣にはコンクリート橋が併設され
パイプはその中に組み込まれ 今は旧眼鏡橋に水は流れていないが
その姿は当時のまま残っている
奥が石造りの旧眼鏡橋 手前が併設されたコンクリート橋
橋の上は 中央を鎖がしてあり 左上流側が旧の石造り
右下流側が コンクリート造 旧石造りの方は立入禁止になっている
橋の上から見た上流と下流
上流は「淡河川」と「志染川」が合流している
橋を渡り 山側を見ると 一直線に下って来る水管が見える
橋を渡った水管は 今度は山腹に沿って上がっていく
写真では わかりづらいが 登り斜面で この先は「三木総合防災公園」
印南野までの距離は20km以上 工事の最大の難所は
ここ「志染川」の横断であったと・・・
パイプを通る水はこの橋まで 一旦56.5m下った後
圧力によって今度は54m上る
2.5mの高低差を利用して送る仕組みになっている
当時としては画期的な大工事であった
1世紀以上経た今日も 周りの景色に溶け込みながら
その役割を果たしている