震災で253人が死亡。消防団員の役割と待遇を改善するためには？
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一番手っ取り早いのは、地元の商店街が消えた代わりに大きくなった流通に、その役割を負担して貰う事でしょう。
実際に流通大手の中にはいざという時の避難場所を設営する準備をされている所がありますが、それを義務のレベルまで高める。いざという時は社員を防災要員として出せるように訓練を義務づける、と。
これさえなんとかなるのならば、商店街が全て消え、シャッター街になり、地元の中小企業がすべて消失したとしても消防団員の代りは確保できます。
逆に言えばこれさえも出来ないのならば報酬を増やそうが待遇を変えようがなんともなりません。
というか、町の財政の負担を徒に上げるだけでしょう。
現実、いま団に所属している団員で、そんな事を望む者はいないと思います。
そこまでしなければ入らないのだろうかと悩みもするでしょう。
筆者は良いことを提言しているつもりなんでしょうけど、結構、現時点での団員を愚弄しているんじゃないかと、狭量なわたしなんかは思ったりしますよ。
震災で253人が死亡。消防団員の役割と待遇を改善するためには？
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待遇を改善しなくても、町の自治体が自治体のままで機能していれば自分の町は自分で守ろうという人は、全員とは言いませんが必ずいます。特に自営業者は町の人にお世話になっている分お返ししようとか先輩から受け継いでとかで消防団に入りますから。
つまり、町に人がいないのです。
もっと言えば自営業が不要になってしまった。
流通は大規模店に、あるいはネット通販に取って代られ、店舗はシャッター街になり町からはどんどん人が消えています。
東京でさえニュータウンではそういう感じなのですから、ほぼ日本全国がそんな有様なのでしょうね。
だからと言って保険のつもりで商店街に来てとも言えませんし。
少なくとも待遇やら役割が改善されたとしても、普段の生活ができないのならばなり手がいないと言うよりも、なり手になれる人がいないのです。
この記事についての意見：
お金がどうだかとかよりも、さすがに何度もやりすぎなような気がしますけど。
東京でオリンピックが開催されてもわたし個人はあまり見たいとは思いません。
金を使うくらいならば冬季競技や女子サッカーや女子ホッケーのように不遇な環境にある（あった）スポーツをもっと応援して欲しいとも思いますし。
それに別段オリンピックを開催しなければ復興できない訳でもないでしょうし。
公共事業を行うのならば、急に増やしたり急に減らしたりすることなく常時雇用が安定できるようにしないといけないのではと思いますが。
