ハチメンドウ

面倒なこと、楽しいこと。

結局は「バランス」と「人それぞれ」という結論に行き着くかどうか。

2008年12月01日 | Weblog

 哲学とかでもいまだに議論の的になる「幸福とは何か」等の、単純かつ複雑な議題。やはり、ネタに困ったときには本当に鉄板なテーマだけれど、答えが出ることは“絶対”にない。断言しつつもう一回書くけど、絶対にない!

 そもそも、それが人の価値観に頼るものなのが大きな要因だ。十人十色、千差万別云々は前も言ったけれど、人それぞれなんだから、色んな人と議論したところで結論が出るはずもない。もし結論を出すとしたら、それは人それぞれ。答えはないと言ったけど、議論で材料としてそれらを得、己の中で咀嚼した上で自分なりの結論を出せば、それは一番の答えだと言えなくもない。もちろん、それが他の人に適用されないことを重々理解しておきたい。

 そして、それを他の人に材料として提供するならば、語ることも悪くないと思う。ただ、それで衝突するようならやめたほうがいい。価値観のレベルで議論しても結論は出ないから。つまり、結局のところ「人それぞれ」という、安直で凡夫だけれど、そういう結論になってしまう。もちろん、状況によって議論する議題や方法を変えればいい。要は“けーすばいけーす”って奴なのかな。それに気づけたなら、少なくとも今までのように価値観レベルの衝突はなくなると思う。

 あえて書くけど、己と他人は違う。どちらが間違っているのか、そもそもそれは価値観の相違からきているものなのかとかを考えよう。説くための論理はその後でも遅くないと思う。

 ちなみに……最近思ったこと。教えてgooに限ったことじゃないけど、突拍子もないことを議題にすれば、多くの人が集まって物申すことが多い。これは不毛な話のときに書き忘れたことだけど、あれは「釣り」に似た、気持ち悪いものを意図として感じる、と個人感想。実際どうかは分からないけど、他の議題にあるような、「答えを見出したい」とか、「結論を見つけ出す材料が欲しい」とかの意図が希薄に感じる。ダメってわけじゃないけど、少なくとも教えてgoo!で、それ以外の意図を持って質問するのはどうなんだろうね……さすがに、それまで「人それぞれ」なんて言えないし。