鮎毛バリ釣りと金沢サクラマス情報その2

金澤孔雀鮎毛バリ本舗 「けばりや中山」
加賀伝統工芸研究所 ・毛バリ部門

昭和11年に造られた自然にやさしい砂防堰堤

2009-05-15 08:20:00 | 「魚道」と「河川整備」の問題点と対策案
昭和11年に造られた
自然にやさしい砂防堰堤
 

2009年5月16日
水門が開いていました。
手取川の下流に、水がとうとうと流れています。
関係者の方に感謝いたします。

水門のある砂防堰堤

手取川白山堰堤
なんと、昭和11年に造られたものだそうです。
下流に水を流す仕組みが整っています。

☆水門の下から底水を流しているので、
 上流にヘドロが堆積しない。
☆堤防の上から水が流れている。
☆堰堤側は踊場のある2段式で、
 魚が遡上できる緩い角度。
 人間でも登れる。

見えないですが
☆右端には、魚道が二つ。
 1.サケ・マス用と
 2.鮎用の
  大きな魚道があります。



昭和11年の設計者は、自然にやさしい設計が できています。大先輩方の設計も参考にしていただきたい。
日本の川に適合した設計をお願いいたします。
水門などを造ると予算が多くかかります。

しかし、いいかげんな設計をすると子孫が困ります。
建設した構造物の名盤に設計者の名前を入れてください
設計者の名前を入れられるようなダムや堰堤を設計してください。


自然に優しい設計しても管理する規則が・・・

ソフト管理が

河川管理の不思議

河川の巡回監視は、
「月に1度だけ、人の見ている所を巡回監視すればよい」
KK省の河川管理規則に書いてあります。


民間にはありえない。

巡回監視していなから改善されない


手取川。支流の大日川の堰堤が5箇所あります。
魚道は全部壊れています。
20年以上放置されています。


ところが、

江戸時代生まれのダム設計者は偉かった

ダム建設の技術者の映画が作られています。


☆下記の八田興一(よいち)さんは、歴史に残るダムを
 設計されました。
日本統治時代の台湾で烏山頭(うざんとう)ダムを建設し、
用水網の整備に尽くした金沢出身の技師八田與一を
題材にした長編アニメーション映画が作られ、
全国の学校で、上映会が開催されています。


新聞記事から
八田技師の情熱描く アニメ映画「パッテンライ!!」
台湾で当時東洋一の灌漑(かんがい)ダムと水路網を
建設した八田與一(よいち)技師(金沢出身)のアニメ映画
「バッテンライ!!」(同製作委員会、北国新聞社、
虫プロダクション製作)。

ダムの底をコンクリートで固めていなくて、
水は透明だそうです。
 

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