鮎毛バリ釣りと金沢サクラマス情報その2

金澤孔雀鮎毛バリ本舗 「けばりや中山」
加賀伝統工芸研究所 ・毛バリ部門

2011年7月金沢犀川/手取川鮎釣果情報まとめ

2011-09-19 20:37:00 | 年月別鮎毛バリ名入り鮎釣果関連情報
 
金沢犀川・手取川 2011年7月の鮎釣果情報まとめ
月末まで追記します。

2011年7月1日(金)
金沢犀川 曇り 時々にわか雨
水温19度
気温30度

鮎10センチ前後
毛バリ釣り

毛バリ
赤熊、

写真は、「赤熊たて緑ラメ入り」
青ライオン

早朝から7時ごろまで釣れる。

10時よりダム放水で増水濁り

14時増水、水が澄む

18時頃から日没まで釣れる

2011年7月2日(土)
金沢犀川
水温18度
気温31度
山は雨で見えない
街は晴れています。
ダムから放水なし


透き水 水量が少ない
11時からの増水なしで、水すくない。

早朝、夕方、深い所で10センチ前後の鮎釣れる

山が雨なのに釣り場は、水が減水し過ぎで
川が干あがっている。

鮎は、どこへ行ったやら。



2011年7月3日(日)
水温18度

9時より金沢市の消防団放水訓練が河川敷で行われる。
鮎びっくり!

30センチ程の深さの見える15センチ程の鮎が釣れる。
浅場の見える鮎釣れないと、
固定観念がある人は、絶対に釣らない。


16時
少し釣れる

毛バリ釣り、毛バリの流し釣り
どちらも10センチ前後の鮎

毛バリ
白熊元孔雀・

写真は、「白熊」


白ライオン
急瀬で石を舐める見える鮎が釣れる毛バリ。
釣れる鮎が友釣りと同じサイズ。
水深は浅いほど釣れる。
水面に波があるとなお釣れる。
香りが良い鮎が釣れる。

17時雨になる
釣り人帰る

2011年7月4日(月)
梅雨前線が北陸にかかる。
雨と風が強い
増水と濁り

2011年7月5日(火)
金沢犀川
水温18度
午前中増水と濁り
ぽつぽつ小さい鮎が釣れたそうです。
午後
16時頃より濁りがおさまる。
小さい鮎が釣れる
日の入り前に、釣り人帰る。

藻が生えてきている。
少し大きい鮎17センチぐらいのが
瀬の急流でたまに釣れる。

鮎が遡上中。荒瀬で鮎が跳ねている。

用語説明
雨後の「のぼり鮎」
増水に合わせて、下流の鮎が上流に向かって
餌を食べないで、われ先に遡上する。
上流に先に着いた鮎だけが、
新しい藻を食べて大きくなれる。
群れないで遡上する天然鮎が1匹で
瀬の中心や瀬脇を左右川下上に向かい
45度のジグザグで遡上する。
友釣りで釣れる鮎。



「放流鮎」の特長
群れて放流地点からほとんど動かない。
単独行動を嫌い、1メートル程の塊(ナブラ)作って
プールや淵をぐるぐる回っている。遊び鮎。

☆竿先を揺らす短い竿で釣る(金沢犀川の)新しい釣り方
毛バリ釣りでよくないとされる竿先を揺らすと釣れる。
竿先を揺らして釣るのは、名人と病み上がりの釣り人。
だが、竿先を揺らしたほうが、数倍釣れる。
見える鮎を急瀬で釣る。
釣れる範囲は、岸から30センチの足元から竿の長さまで。
盛夏に子持ち鮎が岸の流れの緩い所に集まる。
竿は、定価価格コロガシの竿で十分。
既存の友釣り竿に毛バリ仕掛け錘3号~5号の軽めの竿
本流渓流竿
小中河川向き

☆竿先を揺らさない伝統的な正統な釣り方
たくさん釣れるのは、竿が11メートル以上の釣り人。
本流の瀬を通り越して、向こう岸の瀬脇で跳ねる鮎を釣る。
本格派の釣り方
大河川向き


2011年7月6日(木)
水温18度
ダム放水増水
「例年なら鮎が釣れてもいい濁り」
「?辰巳ダムの土砂濁り貯水池が決壊した時と
 同じ濁り方でないか」


増水うす濁り
釣れバリ
若宮(わかみや)けばりや中山オリジナル
 富樫陶器店だけで販売


5匹10センチで竿頭、釣れない!


増水うす濁り
20匹10センチ以下で竿頭
毛バリ
新玉椿(しんたまつばき)
金沢出身の鮎毛バリ研究家
村田歳久作(1964年制作)の実物毛バリを復刻テスト中
(誰も知らない作らない毛バリ)

鮎状況
土砂濁りで鮎が太らない。

濁り
上流の工事現場の泥を垂れ流しか?
河川工事は、鮎シーズン中止されています。
工事しているのは、辰巳ダムしか考えられない。
土砂沈殿池からの放水、噂であってほしい。
ユンボで川底を掘った時の濁りです。

鮎が跳ねない。

2011年7月7日(木)七夕
織姫と彦星
は、恋人でしょうか?夫婦でしょうか?

曇り
水温18度
水量少ない
10センチ底の川底が見えない濁り
?土木・ダム工事でコンクリートを継ぎたす為に
コンクリートを洗った時に流れる白い泡の濁り
みたいだそうです。
上流で護岸工事してる?

鮎釣果
10センチ前後の鮎が午前中釣れる

毛バリ
濁りでも釣れる
あじさい系

写真は、「あじさい銀底」中山オリジナル

えりこく系
元が橙色か黄の毛バリ
元かば色の毛バリ
10時頃から雨


☆手取川情報
聞き書き(TEL)
雨後、濁り

鮎毛バリ
100円橋下流。
7月より10センチ前後の鮎が釣れています。
0~80匹/1日

毛バリ
元黄系の毛バリ
イタリア中金(濁りバリ)釣れ続けています。

聞き書き終わり
濁りバリが本領を発揮しています。clap

2011年7月8日(土)
朝水温18度
釣れる

夕水温16度
釣れない

2011年7月15日(金)晴れ気温23度
水温19度

2011年7月14日(木)気温25度
水温23度高い

夕釣り
水深1メートル
竿4.5メートル
渓流竿
ORYMPIC 「清音450Ⅱ」
仕舞い寸法45センチ

川底みえないすき水
岸から足元狙い
(足元しか狙えない)
竿が短く柔らかい

毛バリ
暗がらす
赤熊(ラメ、中金全部なし)

釣果
10センチ前後~16センチ
10数匹

20人の10メートル竿の横で釣る
短い竿、足元で釣れ続ける

長竿の人が全員竿をたたんで、まねをする。

☆竿が長ければ川の中央でもっと大きい鮎が釣れるのに

竿を入れる場所がなくなったので帰る。


2011年7月15日(金)晴れ気温23度
水温19度
夕釣り
毛バリ
三社(さんじゃ)ラメまったくなし、
中山オリジナル

暗がらす


竿6メートル~8メートル鮎友竿
釣果
10センチ前後~15センチ太い
10数匹

「超浅場の鮎毛バリ流し釣り」
釣り方
水深10センチ~20センチ
川に錘を沈める。
錘を川底から浮かす。5センチ
そのまま上下させず、水中で錘を下流に流す。
アタリがあれば上げる。


仕掛け
錘2~4号

アワセ
注 回りだしたら、錘を水面に上げて待つ。
毛バリが食い込んだら、取り込む。

アワセの理由
鮎が川底にぶつかると釣りバリに返しがないので
すぐに外れる。
なるべく魚を浮かしたまま、
石の間に潜りこませないようにする。


30分入れ食いで、塩焼きサイズ人数分揃えて
さっさと帰る。

後半まとめ
2011年7月16日(土)
     ~7月27日(水)まで

水温18度~22度
毛バリ
黒髪 黒底黒緑の2重ラセンすかし巻き
清水 全体黒に緑帯2本

浮舟くずし 元茶黄緑2本帯同青

 2009年9月 手取川で28センチの鮎が
 釣れた毛ばり 「ナイロンはちじれても切れない」
 ので 釣り上がった。
 水深11メートルの淵の底
 で食いついた。
 巨鮎はナイロンで釣れやすい。
 巨鮎が釣れる毛ばりは、ナイロンテグスを使用中

朝風
セキショウ系 元群青ラメ底胴金底
釣果 0~20匹
   10センチ~15センチ太い
すき水-減水




暑い


水温18度~22度
鮎毛バリ
名称     釣れた所と時間
セキショウ系 日の入り前
暗がらす   日没後
中山三号   日没後
青ライオン  早朝
白ライオン  流れのある透き水
一力     かけ上がりの一番浅い所
白熊     岩盤の浅瀬
赤熊     川底見えない透き水
若宮(中山オリジナル)
     川底見えない透き水

釣果 0~71匹
   10センチ~15センチ太い
すき水ー減水

誰か1人は入れ食いとなる。

6時30分から7時30分で手早く取り込みができるかで
数が決まる。

1時間で71匹釣れたので、
入れると食う毛バリがある事になる。

同じ毛バリで隣どうし釣っても、
入れ食いになる人もいるし、全く釣れない場合もある。

ところが、同じ毛バリで同じ場所で
毎年、毎日2人で釣れ続けている人もいます。


犀川では、年配の方で毛バリ釣りを再開される方が
どんどん増えています。

若くて始める方もおいでます。

若い方は、先輩釣り師にどんどん質問して
何でも聞いています。

先輩方は、若い人に親切に教えています。

見物客が釣り人の数十倍います。


☆犀川、

夕方から夜中に、辰巳ダムの化粧コンクリート洗い水を
流すのを止めてください。

すぐに判ります。

民間業者が、夜中に工場廃液流したら大騒動。



☆手取川の水は、浄水場の沈殿剤が半端でない程多いです。


手取川の第3発電所排水路の下流数百メートルのところに

石川県企業局の水道課の浄水場の取水口があります。

手取川第3ダムの一番汚い白濁水を汲み上げて
水道水にしています。

高価な沈殿剤を大量に入れて浄水場で浄化しても、
不安が残ります。

沈殿物は、産業廃棄物として通常の田畑に入れられません。

そんな産業廃棄物の上澄み液が、単価の高い県水道水として
石川県市町村に販売されています。

石川県企業局から購入している水道水。

穴水-七尾-羽咋-津幡-金沢-白山-能美-小松-加賀

の人は、浄水器を使って飲んでください。

石灰のミネラル入りです。


☆犀川

辰巳ダムが7月30日に完成しました。

世界の主流、日本では殆んど作られてこなかった、

水を常時満水にしないダムです。

東京の墨田川とかにある、洪水が起きた時だけ水を溜めるダムです。

豪雨が降らない時は、水を溜めず、魚が魚道を行き来できるダムです。

自然破壊や、魚止めダムでないダムです。

画期的なダムを金沢漁協が県に提案し、実現しました。


これから作る日本中で作られるダムは、
水を常時満水にしなくていいダムにならないでしょうか。
世界標準のダムは、水を常時溜めません。
管理も運営費も安い。
掃除も楽。
長持ち。

要らなくなって壊しても自然に影響がない。


☆水を溜める巨大ダムの寿命は
100年で設計されています。
100年経過したダムの後処理は、子孫任せ。

7月の犀川釣果情報は、これでお終い。



8月の釣果は、記事を改めて書きます。


ご購読ありがとうございました。
 

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