鮎毛バリ釣りと金沢サクラマス情報その2

金澤孔雀鮎毛バリ本舗 「けばりや中山」
加賀伝統工芸研究所 ・毛バリ部門

釣れた2016.7.17金沢才川鮎釣り

2016-09-18 07:46:00 | 年月別鮎毛バリ名入り鮎釣果関連情報
釣れた2016.7.17


金沢犀川


久しぶりに鮎が40匹以上釣れた才川(江戸時代に才川と書いてある)


毛バリは、

金沢町名シリーズ

「紫錦台(しきんだい)」

「あじさい庭園」



「あじさい」

「金八」

全部

超胴短い 極小毛バリ

明治の文献によると

「ケシ針」

というそうだ。

釣り人が注文しても、巻くのが困難で

毛バリ巻き師が断るほど難しい鮎毛バリ

だそうだ。


注文で作っている。

2015年と2016年は、ずっと「ケシ針」しか作ってない。

従来品と比べると


軸の長さが、三分の一から四分の一

タナゴ針より小さい。


高級毛バリ

実際に毎日、朝晩、釣りして、作ってる。

試作→釣り実験→改良→釣り実験→改良→


循環してやってる。

数十人の釣り人が協力して改良につぐ改良

研究開発費は、膨大に膨れあがる。

鮎が見えたら、釣れるけどね。


竿操作もレベルに合わせて、数十、数百種類

個人の好みで、微調整指導。

場所や釣り場で、竿操作全部違う。


1つの竿操作しかできないし、伝統だというのは

釣れるはずがない。

伝統は、進化して、現在の最新の事に順応させていく。

伝統が最先端になる。

江戸、明治、昭和、平成

釣り針は、進化し続ける。

その時代のその日の最先端。

自然の河も毎日、変化している。

合わせないと、釣れない。

まだ、釣った鮎が黒くならない。


落ち鮎はまだみたい


巨大な雄鮎は、下流の産卵場近くに少しずつ待機

産卵場を整備している。

男はたいへんだね。


女子の鮎は、上流で待機中


順次

分散して産卵時期をずらし

下降する。

産卵時期をずらさないと、どの時期の産卵が来年まで生き残れるかわからない。



自然は、よくできている



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