鮎毛バリ釣りと金沢サクラマス情報その2

金澤孔雀鮎毛バリ本舗 「けばりや中山」
加賀伝統工芸研究所 ・毛バリ部門

田の代かきは粗い方が米がたくさん収穫できる

2010-04-10 17:53:00 | 「魚道」と「河川整備」の問題点と対策案
 
田の代かきは、粗く短時間の方が
米がたくさん収穫できる。


「現代農業」2010年5月号
耕耘・代かきもっと名人になる サトちゃんが来た 「新規ウィンドウで開く」のアイコン

参考文献
「自然栽培ひとすじに」木村秋則著
「全ては宇宙の采配」木村秋則
「奇跡のりんご」石川拓治著



2009.12.8
天然アユと農業の連携。代かきについて
「天然アユが育つ川」著高橋勇夫より問題提起

2009年12月8日

「天然アユが育つ川」に問題点として
田の代かきのことが出ていました。


問題点の定義
P.153
天然アユと農業の連携

田植の時期には、毎年のように川が濁る。
代かきした泥水が本流に大量に流れ込むためである。
アユにとっては踏んだり蹴ったりなのである。


対策案を調べてみました。
代かきで土がどろどろになるまで耕さないとどうなるか
実験
田植えの代かきで、
 1.田の土をどろどろにする場合
 2.田の土の塊が残る場合
との稲の生育実験をした文献はたくさんある。
実際の実験をした結果もある。

どちらが米の収穫量が多いか。

文献・実験結果
2.田の土の塊が残るぐらいで代かきをしても
  米の収穫量があまり変らない

考察
代かきは田の塊が残る程度にしても
米の収穫量が変わらない
トラクターの燃料代金が安くなる
代かきの時間が短くなる

・・・なんでどろどろになるまで代かきしたか?
みんながしているから

次から代かきする時は、あんまり田の土が
どろどろになるまで耕すのはやめましょう。

☆といって、耕さないと米の収穫量が減っては大変なので、
 少しづつ試してみましょう。

参考図書
「天然アユが育つ川」高橋勇夫著
「自然栽培ひとすじに」木村秋則著
「全ては宇宙の采配」木村秋則
「奇跡のりんご」石川拓治著

高橋勇夫
河川生物保全コンサルタント。
農学博士。
年間100日以上、川に入ってアユ調査・観察
2003年「たかはし河川生物調査事務所」設立
天然アユ資源保全に取組む。
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする