クリアファイルのその中は

何気ない毎日は、何気なく良い。

寂しい決断

2012-05-09 20:58:09 | 日記
母の高校時代の同級生は仲が良く、毎年大きな同窓会を開いていた。

趣向を凝らし、海外でやったこともある。

そして今年は京都であるとのことだった。


「今年が最後の同級会になるのよ。

同級生がどんどん亡くなっていくからねぇ・・・」



母は昭和11年生まれ。
御年76歳になる。

母自身も2年前に癌の手術をして以来、めっきり老け込んではいた。


私たちの年代では、同窓会をする度に参加する人が増えていくけれども、
ある程度の年齢になると、どんどん参加する人が減っていくのだな。

毎年集まって再会を喜び合い、
思い出話に花を咲かせ、
又の再会を約束する。

それが、毎年集まって逝去された人を確認し、
次に会えるかどうか心配する。


年々そんなことが増え、今年の幹事さん達が断腸の思いで決めたそうだ。

【今年で最後にしよう】と。



ステキな同窓会になるといいね、お母さん。






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2 コメント

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お久しぶりです (なごみまくり)
2012-05-12 21:41:04
私の父も昭和11年生まれで、糖尿病から来る緑内障で視力がだいぶ落ちてます。

が、本人が元気いっぱいなつもりで、同級会も半年ごとにやってるらしい。

むーさんのお母さんも気の合う人と小人数のお茶会でもいいから続けてみるというのはいかがでしょう。
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なごみさん (むーsakuragifr)
2012-05-12 22:53:09
お久しぶりです、コメントを頂いてありがとうございました。
(最近は日記はこちらに書いています)

自分の親が年老いていく姿を、(若い頃)思っていたより普通に受け止められるものですね。

母の家の近所に、一番の仲良しさんが暮らしているそうです。
小さなお茶会、ほぼ毎日やっているみたいです。(*^_^*)
私は離れて暮らしているので、そう言う話を聞くとホッとします。ありがたい話です。


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