日本に、政治・経済・宗教の競争があるか？

　かなり極端な考えかもしれないが、海外には存在している。
　有名なUSAに限っては、この政党を支持するかしないかは、宗教が絡む場合がある。
無論、単純に金持ちか否かで投票先を変更するかもしれない。　だが、基本はどちらかというとキリスト教が支持する政党と、どちらかというとユダヤ教徒が支持する政党が違ってくるらしい。
日曜日にキリスト教の教会に行く人か、金曜日の夜にユダヤ教会（シナゴーグ）に行く人かで全く生活習慣は違ってくる。　一応、説明しておくが、シナゴーグは、ユダヤ教会とも日本では言われている。
とても激しい競争が行われている様子は日本でもテレビ番組で放送されているので、有名なお話ですね。

　EUでは、社会主義や移民に対して穏健か否か等も争点になってくる。　EUと一言で言っても、複数の国々の集まりで政党も数多く、意見が分かれているのが現状です。　政党名が、キリスト教民主同盟といった政党も存在している。　国が多いのが、EUです。　それに、ロシアやUSAとどのような外交をするか否かで政党は地元の国民に問いかける。

　では、日本ではどうか？　ほとんどの国民が無宗教で戦後、ほぼ５０年間一党独裁状態であった。　景気が、最近では最悪だが、過去においては昨今と比較して悪くなかったから、政治家の汚職に興味を持つよりも商売に心血を注いできたから、投票率も低いか低めのまま。　ある一党を除外すると、宗教政党をうたっていないが、事実上そういった政党があっても、ほぼ無関心。　
　昨今の大きな変化を改めて考え直す必要がある。
　自民党以外でも民主主義社会を継続出来そうな政党があるか否かであるが、民主党がその役割をになっている。　日本には、無かったものが今は、選択肢が存在し代替に成りえる政党が存在している。
　宗教間の政争が、（大きい問題ではあるが）ある一点を除外するとほとんど無い日本だが、是非は問わない。　
　やはり、政経を大学入試の科目に採用される数が少ないから高校で教えていない悪影響が表面化しているのではなかろうか？　日本は、資本主義社会だから利益を求める考えがある。　五輪では全然ダメであっても、WBCは利益になりそうだと考えられ、最善を尽くしたから、成果を導き出した。　ドーピング問題は無関係であろう。　従って、入試科目で政経を採用する大学が増加すると、日本人の政治論理は改善される。　
　本当は、遠まわしに得をしている内容であって軽視すると損をするといった点を勘案していない人々が多い悪影響も存在している。　上手に情報を操作しているからかもしれない。
無関心が、無秩序を作り出しているようでは、ダメで必ず改善を行う人が出現するであろうなぁ。

　実は、キリスト教徒であるかないかに関わらず外国人と政経方面の話をしていて、何回もへこませたことがあったんだが、やはり、日本人で健全な考えを持っている人の実力を少しは理解していただいたというか、まぁ日本人の面目躍如といったところであろうなぁ。　日本のオタクが世界から注目されているのが、分かったような気がする。だから、そんなに悲観しなくても良いとは思う。
　アメリカンも、それなりであったが昨夏のロシア人の驚いた顔が面白かった。　内容は、過去にお伝えした。目的は愚か者連中の反省（悔い改め）を促す為です。　無論、違った結果が導きだされるかもしれない。　
　チャイニーズと話をしていたら、発音が面白くて笑ったら、ドンビキされたりというのは、本論から外れるが正論を述べて愕然とされた点においては、良かったとは思う。
　９０年代に私が日本の文句ばかり発言しているチャイニーズに伝えたのは以下の発言です。
「日本にも悪い人はいる。　だが、せっかく留学したならば、日本の善人に注目してほしい。文句ばかり発言していてどうなるんだ。　何かを学んで帰国するべきです。」
　その後、経済的に強い国を彼らは作り上げたようだが、開発力が無いがゆえに今後の苦難の道は考えられる。
　やはり、日本でも改善はしないといけない点はある。　それは、愛国心があるからです。
何しろ、日本人キリスト教徒の場合、結局、日本風にキリスト教を作り変えようとしますからね。
あるキリスト教徒みたいな人「ストライキ禁止。」を否定したのは、間違えている。　無論、将来的には変更されるかもしれない。　「間違えている、改善しろ。」と言われても逆上したりするのも日本人の問題かな？　子供が悪さをしても、羞恥心が無いがゆえに聞く耳が無い傲岸不遜な親御さんがいるから、無秩序な社会になっています。　

　現時点でほとんど無秩序になっている日本を支配しているのは、政治・経済・宗教ではなくて、非常識で短気なご都合主義かもしれない。