健全な制裁 /本村洋さんは立派です/

　この裁判は、加害者にとっては単なる延命措置であった。

　１９９９年４月に光市内で母子（妻弥生さん（当時２３歳）と長女夕夏（ゆうか）ちゃん（同１１か月））を殺害した元少年に、死刑判決を広島高裁は下しました。

　山口県光市の会社員本村洋さんは立派です。私は、彼を尊敬します。　加害者が死刑になるのを望んでいたのは、被害者の関係者だけではありませんでした。　恐らくは、弁護士とマスコミ対策のお勉強もされたし本音で語り合う時を持ったと思います。　以前とは、違う雰囲気でしたしね。

　世論においての死刑判決の是非については、この一件で方向性が決まりました。　継続はやむを得ないでしょう。誤解の無いように情報公開したいが、弁護士は死刑制度の是非に対しては一本化出来ずに大別されているのが現状だと考えられます。　言い換えると、肯定派と否定派に二分されているのです。
　/最後に…/
　本村洋さんにとっては、色々な意味で忍耐の日々がしばらくは継続するでしょうね。