両方の事柄に、目が離せない

　個人的な考えなんで、その辺はご勘案された上でお読み下さい。
　/クリントン/

　現在行われている、米国民主党の指名予備選挙を野球で例えれば、七回が終わった時点で三点程、クリントン候補が負けている状況になっている。　言い換えると、オバマ候補が三点程、勝ってはいる。　終盤に差し掛かった野球の試合であれば「誰が抑える（closer）か？」といった点に興味を持つが、今回の選挙に限っては『どこで選挙が終結(terminator)させられ、いつ頃、次の段階の選挙に進むか？』といった点に興味を持つ。　有権者が投票するのは確かであるが、『誰』から『どこ（エイフォ）』に切り替わっている。
　マスコミにとっては、おいしい内容です。だが、本流では選挙結果に対して真剣になっている有権者がおられるのは疑いようが無い。　実際の所、両者共に勝利をおさめる可能性は捨てきれない。　そして、この戦いに勝利をおさめた候補者が、次の段階の選挙である、大統領選挙においても、勝つ可能性はある。
　ー以下の事柄を理解しておかないといけないー
　今の所、一騎討ちの戦いが継続していて、後に一騎討ちが行われるのが確定している。実質的に、三者の内（＊1）、誰が勝つか（次期米国大統領就任）の予想は誰にも出来ない。
（＊1）マケイン・オバマ・ヒラリー
　/増税/
　暫定税率が無くなっていたのは実質的に３０日間だけだったようです。
　自民党は、公共投資の為に揮発油税を引き上げるという増税を行うといった発表を実質的に行いました。
　値上げしている商品（ガソリン等）に対してさらに増税させるがゆえに日本国民にとても高価な商品を購入させる方針です。　理由は、公共投資で潤っている企業の利益の為です。
　今回、明確になったのは、どっちかというと道路に対して問題が少ない都会と道路整備が不足している田舎との差異です。　地方分権が行われると、格差が広がりかねませんね。　ひょっとしたら、居住出来る街が限定されてくるかもしれません。　なぜ、ここまでの差異が広がってしまったのか？　過去の政治家の職務怠慢であったのでしょうか？　仮にゴーストタウンが出来てしまうというか飛び地状態が激増すると、どうなるのでしょうか？　案外、田舎でのんびり生活したいといった目的を持った人々や音楽家のように半ば構造的に田舎暮しを余儀無くされる人々が増加するかもしれません。後は、都会のヒートアイランド現象に嫌気がさしている人々かな？　皆さん、それらの点以外は、御想像に御任せします。　ヒントだけ、お伝えします。　余りにも大規模な住宅地に赴かれた事がございますか？　解決策の為に、広さはそのままだが、全く逆の状態も形成され、増加するかもしれない。
　有権者は、厳しい目を持って選挙で投票をしないといけない。すでに幾つかはの争点は明確だが、暫定を恒常に切り替えたがっている団体に投票するのか否かです。　実質的に油（揮発油税の増税）からの着火点であっても、何らかの分水嶺は近付いている。