桜 夕口ーの明るい森林ブログ

桜を紹介していきます。

この動きが・・・

2009-03-22 | Weblog
アニメ下請け、ヘルプ! 経産省が育成指針(産経新聞) - goo ニュース

 この動きが、もしも、平成20年代ではなくて昭和の時代に行われていたら人生が大きく変わっていた人も多かったんであろうなぁ。実際には、平成21年度ですけどもね。
 ~なぜ苦境が形成されたか?~
 海外製作に依存する度合いが高い日本アニメ。 なぜならば、制作費が安価すぎるからです。 一部の金持ちの物好きしかこのアニメ方面の仕事が出来ないと言われています。 有名なお話ですが、ある著名な漫画家さんがマンガで得た利益があったからアニメを安い値段にしてしまったそうです。 まぁそうでなければ俳優や女優が演じる実写にテレビで勝てなかったといった部分もあったそうです。 今だと、キャラクタービジネスで利益を計上することを目論む人も居られるでしょうが、なかなか経営は難しいと考えた方がよろしいです。実際に知り合いで大損した人もいます。 
 ~実写とアニメの競争~
動画上の実写とアニメの競争は、過去から存在し、日が経つたびに激しさを増すことはあっても和らぐことはありません。但し、実在の人物をアニメの中で出演させたりする時代になっているので、健全な共存共栄の時代も迎えている側面も軽視できません。 決して矛盾しているわけではなくて、混在が混沌を招いています。 音楽業界関連であれば、楽曲を提供する機会は両者共に存在しているでしょうね。
 ~多チャンネル時代の到来と、製作機会の平準化~
 平成10年代以降になって、多チャンネル時代が半ば当たり前になってきました。将来的にはさらに、チャンネル数が増加するとも言われています。 実際の所、動画サイトの内容が増加しているから閲覧出来る動画も増加傾向といっても過言ではありません。 ¥10000以下のデジカメでも短い時間であれば(実写の)録画が行える時代ですからね。
そればかりか、一部のソフトではアニメを簡単に製作が出来ますし、動画バナーを製作するソフトも存在しているくらいです。 
従ってプロはますます佳作の製作を社会から求められる時代になってきました。
 ~海外依存~
 良い意味で労働環境が改善されると、逆に海外依存が高まるかもしれません。 理由は過去のようにフィルムでなくとも、動画メールを送受信出来る時代ですから関税等の税金を課税しにくいし、そればかりか基礎を支えてきた企業の運営の継続問題にも関わってきます。 ただ、余りにも悪い労働条件を放置しすぎるとダメでしょうね。 改善しないよりかはした方が良いです。 日本のアニメは、外貨を稼ぐ力があるからです。 ソフトのダウンロード販売は海外にサーバーが存在している等の場合、その国の法律に則った上で価格が提示(請求)されますからね。 だから、日本企業はどのような経営判断をするかな? 
 ~どのような方法で視聴するか?~
 あなたは、映像を見る時にパソコンとテレビ、どっちを選択しますか? 今は、混沌の時代でコンテンツビジネスと一言で言っても多種多様であり、専門志向が高まっていますし、視聴方法自体が幾つも存在している時代です。動画サイトやDVD等がある意味、両者の競争を作り出したかもしれません。 私の知り合いで本当にパソコンがあるからといった理由で、テレビ無し生活を選択した人がいます。
 全く逆にパブリックビューイング(今回に限りPVと略す)も流行していますね。 一応、地元で、USAの素晴らしいキリスト教徒が色々な意見を述べられているのを見た経験があるから、実質的にPVを見たことになるのかな?
だが、一般的な映像作品を視聴するには、少なくとも5種類存在しています。第一に一般的なテレビ局。第二に動画サイト。第三に映画舘。第四にケーブルテレビなどの有料放送(VODも含む)。第五にDVD等のディスク。これらの競争は激しさを増すばかりでしょうね。 その中で何が記録されているのかといった部分もございますね。 一応、今のところは最新作に限っては映画館で上映されるといった暗黙の了解が存在していますが、それがいつ崩壊するかは誰にも分かりません。 そして、それら全てにアニメが関わってきます。 ビデオオンデマンドがVODといった略称なのは半ば有名なお話です。 チャンネル自体が増加したばかりか、視聴方法が増加しているので競争は激しさを増しています。 だから、映像作品が、非常に多くの細分化と専門志向が高まってきているかもしれません。 そして、佳作は複数の企業が利益を得る為に採用の決断が下されています。
一番影響力があるのは、視聴料をスポンサー企業に支払わせているがゆえに半ば無料で視聴出来る一般的なテレビ局ですが、日本企業の経営が悪い状態になるにつられて黒字を確保するのが年々難しくなってきていると言われています。 法務・財務・実務の観点から、一般的なテレビ局は、合法的な放送を行い、黒字化をした上で、視聴率等を上げ同業他社に対して勝利を求められるのが、民間放送企業である一般的なテレビ局の宿命です。 だが、それもDVDの販売ルートの確立で黒字を計上する方法が増えてきたような? 先述したように、革新的な時代を今迎えておりますので利益を計上する方法が複数化した結果、混在が混沌を招いています。
~内容~
番組制作会社も、奇抜とは言い難く、一般的な作品ばかりを制作する時代は終わってきているかもしれません。 何しろ、自動車の修理の番組も一部では存在しているそうです。 なぜならば、車の窃盗犯が犯罪による利益を得るのを防ぐ為に一部の業者だけに部品の為のコンピューターソフトを伝えているそうです。仮に部品を組み込み、表面的には部品の付け替えに成功しても車が機能しなくなるようにする仕組みがあるそうです。 その修理の仕方を映像にする会社も存在しているかもしれません。以前、ご存命であった、キリスト教徒のトップがそれとなく、この一件をPVにて話されました。 無論、正規の自動車修理工場の従事者に限ってはそういった番組を(業務上)視聴しなければいけません。だが、一般には公表されないでしょうね。だが、アニメ化はされる見込みは無いであろうなぁ。 仮に自動車レース関連のアニメであっても・・・昔、個人的には好きでしたね。 よろしく。
 
~改善の見込みは?~
アニメ業界の負の遺産を改善するのは難解でしょうね。 実写にも言えますが、製作してみないことには、当たりかはずれか分からないのがアニメです。 生活必需品の商品を販売している企業であれば、ある程度は答えが出ている商品を市場に投入したらそれなりの利益が計上出来ますが、必需品では無いから厳しい消費者の目にさらされるのです。
政府が労働環境を改善に乗り出すのも、もっともですが、佳作を作り続け消費者を納得させる行動がアニメ業界を改善し救う道では無いでしょうか?
 余談:アメリカアニメも同様に、労働基準法の内容が日米で違ってきますが、やはり、海外製作に依存しているそうです。 一部のアメリカアニメは脚本が良いから「汝の敵を愛せよ。」につながってきます。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« キリスト教と算数#5 | トップ | 明日、雌雄が決する »
最新の画像もっと見る

Weblog」カテゴリの最新記事