PRESSな時間

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2014-05-05 19:31:14 | 社会
5/5「重大な誤り」
今日は「こどもの日」。
繁華街を歩いて来ましたが
やはり、
家族連れが少ないですね。
バスに乗っていても私の左右は高齢者ばかりですし、柏餅も余り売れてはいないようです。
ご近所を見渡しても鯉のぼりがひらひらと泳いでいる風景もありません。
過去のブログに書いたと思いますが、
「5月3日はこどもの日」
であると教えている親子連れを見た時、
私は「日本の民主主義の風化」を感じました。
情けない。
そんな光景を観る度に今の親世代は民主主義になれ切っていて、
いや、
民主主義のぬるま湯につかり切っているとしか思えないのです。
ところで
先日米国オバマ大統領が来日した際、
日米共同宣言が出たのですがその際に「重大な誤訳がある」と琉球新報が伝えていました。
それは或る部分の単語に対して
大メディアは
「正しくない」
と記事に書かれていたのに対して
琉球新報が「重大な誤り」
と訳してその事が更に伝えられたと言う事です。
英語から日本語に訳される場合、
そのニュワンスの違いは決定的な違いとして
時の政府関係者に都合の良い言葉として使われる可能性があります。
例えば英語の「エンペラー」は日本語では「皇帝」と訳される場合が多いのですが、
日本ではそれを「天皇」と訳す場合があります。
この問題は大変重要なので一概には言えませんが、
英語の「エンペラー」を「天皇」と訳すのは私自身としては大変な「誤訳」と考えています。
何故なら「天皇は日本国憲法の中で「象徴」と規定されており、君主や皇帝ではない」からです。
(これを不満とされる方もいるでしょうが、、)
つまりこの「正しくない」と「重大な誤り」と言う意味を考えてみると
もちろん
「重大な誤り」
の方がより、重大に聞え、
さらに言葉を発したご本人(この場合はオバマ大統領)の意思が色濃く反映していると思います。
また、
日本国民に対する大統領の意志も
「重大な誤り」の方が痛烈に伝わる可能性が強いと思っています。
反対に「誤った」の方は「重大な、、」より軽い意志として聞えたように感じています。
もちろん安倍政権は政権全体が軽いので
「誤り」
を取りたいと思っているでしょうが、
マスコミは安倍政権に対して
「重大な誤り」
をきちんと伝える義務があるように感じてなりません。

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