PRESSな時間

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2013-12-24 22:21:37 | 社会
(写真:エネルギー基本政策抗議アピール@官邸前)
12/24「涙の川」
今日参院議員会館では「エネルギー基本政策パブコメに待った」
と言う政府交渉があった。
前衆院議員の三宅雪子さんも参加し、
また、福島から緑の党「人見やよい」さん、
福島市内から「佐々木慶子さん」も参加し、
政府の独断で決められようとしている「基本政策」のパブコメに関して、
もっと市民の意見を聞いて欲しいと言う事を政府に訴えた。
人見さんはツイキャスの事を余り知らなかったようで
「これなんですか」と私に問う場面もあったが
ツイキャスのコメント欄を観て「直接入るんですね、、、凄ーーい」と言って下さった。
交渉の中身は正に
「のれんに腕押し」の諺の通り、
市民側の質問に対して「若手永田町文学者」そのものの回答に終始した。
しかし、
佐々木慶子さんが「福島の事故をなんだと思ってるんですか?」と問いただした所、
さすがの若手官僚も押し黙ったまま沈黙の時間が過ぎていった。
後から考えてみるとその時間帯に
福島からの参加者の一人が涙を浮かべていた事に
何人の人が気が付いていただろうか?
と思うといたたまれなくなる。
きっとその時間帯には
官僚と参加者の間に「涙の川」が出来ていたのではないだろうかと想像してしまう。
昔「黒の舟歌」と言う歌があった。
「男と女の間には深くて暗い川がある。。。」という歌詞の最後に
「振り返るな、、」と言う言葉があった。
官僚と市民の間にも「深くて暗い川がある」のではいけないのだが、
実際には「深くて暗い川が」存在している。
その間に立って、この闇を照らすのがジャーナリストの役目だと思うと、
今回、「川」の存在を確認した私を始め、
メディアはこの闇をもっと照らす努力をし、
涙を喜びに変えていく努力をしなければならないと思っている。

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