あ～あ～川の流れのようにぃぃぃ！！！

ここは、ウーロンチャネルってポイントの写真です。
チャネルっていうのは、サンゴ礁のリーフが刳り貫かれていて、
水路のようになっていて、船が通れるようになっている水路です。
ここのポイントは、潮の干満の時間によって、スゴク流れが早くなるので有名。

私達も、お客さまのリクエストがあったので、行ってきました。
ガイド1名、アシスタント2名、ゲスト7名で行ってきました。
チャネルにさしかかると、案の定、川のように怒涛に流れがきました。
本当に、今まで、ダイビングしてきたなかで、1番長い距離を流されました。
こんなに、流れが速いと、チーム全員が離れ離れにならないようにするのが、
大変。(-_-;)体の大小や体勢などで、それぞれ微妙に流される速度が違うのです。

ちょっと、遅れたゲストさんを待っていると、すぐに先頭集団が見えなくなるのです。
先頭集団は、必死に何かにつかまって、遅れた私達を待ってくれているのですが、
何かに、つかまるのもとても大変な流れ。やっと追いついて、また、みんなまとまって、
流されていく・・・。さきは、心の中で、川の流れのようにだなって、思ってました。
ある程度の深度まで、ゆっくり上がってきて、いよいよダイビング終了。

浮上してボートを待つと、ボートがすっごい遠いところで、私達を探していました。
ベテランの船長は、いつも、流れを読んで、だいたいの流される距離のところで、
待つのですが、今回の流れは、船長の予想をはるかに超えた速さだったので、
予想以上に遠いところまで、流されていたのでした、私達。
ひさしぶりに、必死のダイビングでした。

【写真：ウーロンチャネル】
【写真：キッカサンゴというキャベツのようなサンゴがいっぱいあるのだ】