脳内機長のフライトログ

「脳内機長のフライトログ」の記事置き場です。

南国ビーチの怪

2010年06月19日 19時41分25秒 | Microsoft Flight Simulator
ど~も~。脳内機長の筆者でぇーす。
地球は広い。とてつもなく広い。なにも「面積」や「距離」の事ではないです。今皆さんの回りで起こっている「常識」が、
とある場所では「非常識」だったり、その逆もしかりであります。本日は、そんな話。

筆者:「脳内機長、世界で危険な空港ってあると思う?。」  ( ̄。 ̄)σ
脳内機長:「通常空港って、航空機が安全に離発着出来る所でしょ。」  (; ̄ー ̄)...ン?
筆者:「ん~。航空機にとってはね・・・。」  σ( ̄、 ̄=)
機長:「どーいう事?。」  ( ̄ヘ ̄)ウーン

あるんですよ。危険な空港って。

場所は、カリブ海にある「小アンティル諸島」の「リーワード諸島」にある島。名前を「セント・マーチン島」と言います。
ここは、南北アメリカ大陸の丁度真ん中の東側。ここにその「とんでもない空港」があります。


スクショの「赤四角」で囲った場所が、「とんでもない空港」です。


「とんでもない事」は、スクショの「赤丸」の部分、 RWY09 の先端部分で起こります。
ここまでの話で「おーっ!テレビ番組で見たぁー。」という方が多数おられるかと・・・。


これが、 Flight Simulator 的に見た「セント・マーチン島」の「マホ・ビーチ」。

機長:「なにやら危険な雰囲気が・・・・・ぷんぷんと・・・・。」  (* ̄ー ̄)
筆者:「分かるでしょ。この怪しい雰囲気。」  (* ̄∇ ̄)


近づくと、のんびりリゾート気分に浸っている民衆。

機長:「おぉー!!。ビキニのおねいちゃん・・・!!!。」  w( ̄¬ ̄;)wワオッ!!
筆者:「機長、よだれが・・・・。」  (o ̄∇ ̄)σ

出来たら鼻血にしてくださいよ・・・機長。


周囲は南国リゾート。

筆者:「一週間くらい、のんびりしてみたい・・・デス。」  ( ̄∇, ̄*)/


機長:「これはーぁー?。」  w( ̄△ ̄;)wおおっ!
筆者:「ねっ!すごいでしょ。」  ( ̄ー ̄)

なんで、滑走路にこんなに近いの?。


至る所に看板が!。

筆者:「機長、なんて書いてあるの?。」  ン? (o ̄△ ̄)σ
機長:「航空機のエンジンによる後方乱気流の注意喚起。早い話、飛ばされて死ぬで!。」  (ヘ;_ _)ヘ 


筆者:「機長~。一機離陸しますよ。」  ∑ヾ( ̄0 ̄;ノ オーット!
機長:「逃げた方が・・・良いんでないかい?。」  ・・・・・(((( ( ̄ ̄;)

B757-200RR が離陸します。 115 トンの機体を離陸させるんですから、そのパワーは尋常ではありませんよ。

筆者:「とっとと逃げましょう。」  マッテ!ヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3


着陸も迫力ありますよ。

機長:「空き缶投げたら届きそうだね。」  ~日ヘ(。 ̄▽ ̄)ノウリャ!!(。 ̄▽ ̄)_シュッ!! (((~日
筆者:「やめなさいって!。」  ヾ( ̄o ̄;)オイオイ

滑走路が 2433 m しかなく、ボーイング 747-400 やエアバス A340 クラスの4つのエンジンを持つ大型旅客機が離着陸
するのに必要なぎりぎりの長さしかないため、航空機が低空で飛ばざるを得ません。また、滑走路の端にマホ・ビーチが
あるため、計器着陸装置( ILS )は設置できません。

機長:「なんでこんな所に空港を作ったんだ?。」  ( ̄-  ̄ ) ンー


筆者:「実は、セント・マーチン島に空港は2つありますよ。」  σ( ̄∇ ̄o)σ
機長:「こんな小さな島に・・・?何で?。」  ( ̄ー ̄?)
筆者:「北部はフランス領で、南部はオランダ領だから。」  σ( ̄-  ̄o)σ
機長:「ここはオランダ領?。」  ( ̄o ̄o)σ
筆者:「そう、オランダ領のプリンセス・ジュリアナ国際空港。」  ( ̄  ̄) (_ _)うんうん


プリンセス・ジュリアナ国際空港は、 1943 年アメリカ軍の飛行場として建設されたのが始まりであります。
「プリンセス・ジュリアナ」の由来は、前オランダ女王であるユリアナ女王(当時は即位以前であったため王女)に由来
します。


筆者:「ほら、また一機離陸しますよ。」  -=≡ヘ(* - -)ノ
機長:「気を付けないと・・・・・飛ばされて死にまっせ!。」  ..・ヾ(。 ̄□ ̄)ツ ギャァ!!


ここでは、人間より航空機が優先・・・・・のようです。

脳内機長 (^_^) と 筆者 ( ̄∇ ̄*)ゞエヘ